園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

大丈夫?大丈夫!

2013-02-26 21:42:25 | 日記

園長です。

 寒い、寒い。今年の冬は、本当に寒い。今日は1度まで気温が上がりましたが、ここ1週間はほとんど最高気温が氷点下の「真冬日」でした。えんぶりが来ると寒さも和らぐと言われてきましたが、今年は例外。冬を呼び戻すえんぶりになってしまいました。それでもあと数日で3月です。3月3日は「お雛様」です。保育園でもやっとお雛様が飾られました。園舎が改築工事の真っ最中なので、どこへ何をしまったのか探し出すのに一苦労です。特にこのお雛様は年に1回しか飾らないので普段は奥の邪魔にならないところにしまってあるので、とりだすのに一苦労のようでした。飾るのは遅くなりましたが、しまうのは早そうです。

 保育園では、年長組の卒園式で歌う歌が聞こえています。この曲が聞こえてくると何となく寂しい気持ちになります。年長組は2歳児の移行に伴い、空いている部屋へ移動し、練習をしています。最近は事務室に近い近い部屋で唄や式歌の練習をしていて、私の耳にも自然と入ってきます。歌を聴きながら、あんなことも、こんなこともあったなあと感慨にふけっています。ここ数年、歳をとったせいか子どもたちの何でもないしぐさやたわいもない行動に、感激したり、感心したりするようになりました。特に最近は子どもたちの一生懸命な姿に感動することが多いです。一心不乱に何かに打ち込んでいる姿を見ると心が自然と揺れ動きます。涙腺が緩くなったのか、涙もろくなってきました。卒園式まであと1カ月弱。じっくり子どもたちと関わりたいと思います。

 新園舎のほうは、遅ればせながらも順調に進んでいます。昨日はエレベーターが搬入され、今日はすっかり定位置に収まっていました。断熱サッシもほとんどが入り、一応外側は見るに値する状況になっています。内部は盛んに職人が出入りし、活気がある状況です。1週間ごとに現場打合せを行い、現場確認をしていますが、1日の進み具合は今が一番変化があります。今日は階段の使い方で設計師と現場監督と私で議論しましたが、「施主」の強みで当初の計画にはない設備を施してもらうことになりました。図面ではわからない現場の見学はとても参考になります。机上の空論より現場の一見です。最近、お客さんから「大丈夫?これで間に合うの?」とよく言われます。私も少し不安なのですが、現場監督が「大丈夫!」と言うので信じることにしています。信じる者は救われる。スクワレル・・・足元をすくわれる・・・まさか。現場監督のお尻には火が付いているそうですから何とかしてくれると信じています。でも最近すごく体調が悪そうです。ただの風邪だといいのですが・・・・。がんばれ現場監督。

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レッグマジックⅩ

2013-02-17 21:15:49 | 日記

園長です。

 今日から「えんぶり」です。春を呼ぶと言われるえんぶりの到来ですが、昨日からの雪で、今朝は30センチくらい積もっていました。これでは「冬に舞い戻るえんぶり」です。でもえんぶりには雪がに似会います。私が小さいころのえんぶりは雪の思い出がいっぱいです。今日は、一斉摺りが街中で行われました。20数組のえんぶり組みが目抜き通りで一斉に舞いを踊ります。私は小学生のころ見た記憶はありますが、最近はテレビでしか見ていません。保育園には毎年来てくれるので全ての舞いを見せてもらっていますが、えんぶりには「どうさいえんぶり」と「ながえんぶり」があり、微妙に動作が異なり、趣があります。19日に来てくれる新組のえんぶりは「どうさいえんぶり」といわれ、動きが早く、勇ましい動きをします。「ながえんぶり」は、優雅な動きで烏帽子にタテガミがありません。このえんぶりは800年の歴史があると言われ、国指定の重要無形文化財に指定されています。

 えんぶりの一斉摺りを見ようと妻と相談していたのですが、朝、目が覚めると一面の銀世界になっており、7時過ぎから雪かきを行いました。我が家は少し山のほうにあるので、平野部とは雪の降り方が違います。保育園の辺りは20センチくらいだったのですが、我が家のあたりは吹き溜まりでは膝上くらいあり、40センチのありました。また、我が家のあたりは老人世帯が多いので、雪かきは「若い家族」の我が家が主体になります。我が家の分と、坂道と、近くの老人世帯の家の前2軒分を雪かきしました。おかげて腕と腰と首が痛くなり、日頃の運動不足を痛感した次第です。

 そんなわけで、えんぶりの一斉摺りに間に合わなくなり、妻と相談して運動不足の解消に草笛光子が宣伝している「レッグ・マジックⅩ」を買いに行くことになりました。スポーツ店にあったレッグ・マジックⅩはを買い、早速自宅で試してみましたが、これが意外と「きく~」代物で、少しやっただけで腹筋がヒクヒク、腰はピクピク、効き目がすぐに表れた気がしました。最近は、ほとんどスポーツをしていないので少し続けて見たいと思います。私には十分効果がありそうですが、私以上に津のほうに効き目がありそうです。見ているだけで・・・・効きそうな感じがします。それだけ・・・・・。これ以上言うと問題が起りそうなので止めにします。明日からが楽しみです。

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えんぶり

2013-02-15 20:30:39 | 日記

園長です。

 いやはや、この忙しさは一体何に喩えればよいのでしょう。立春が来たと思ったら、仕事も負けず劣らずやってきました。1月の半ばから始まった「保育参加日&給食試食会」は2月9日に無事全クラスが終了することができました。たくさんの参加ありがとうございました。

 2月9日は八戸市保育連合会主催の「保育の集い」があり、式典の部で当園の保育士が勤続16年で表彰されました。久しぶりの表彰なので私のほうが少し緊張してしまいました。この保育の集いは、八戸市長を初め、県会議員、市会議員、八戸市役所の職員など、日頃お世話になっている皆さんと、連合会の会員約700名、総勢約800名が集い、保育の重要性をアピールする場になっています。保育士が700名も集う会は他にはないようで、お客様のほとんどはびっくりしながらも若い保育士の集団に目じりを下げていました。

 さて、2月17日から青森県南地方の代表的な伝統文化「えんぶり」がはじまります。このえんぶりが来ないと北国に春は訪れません。このえんぶりを境にめっきり春の日差しが強くなります。しかし、この辺りから湿った雪が大量に降ることがあります。「彼岸じゃらく」と呼ばれる季節外れの雪は、時には30センチ以上も積もる厄介者になります。雪は軽くて冷たいものと思っている南国の皆さん・・・この彼岸じゃらくは重く、雪かきに体力を使うので、汗びっしょりになって雪かきをすることになるのです。まさに「重く、暑い雪」なのです。保育園には2月19日(火)に新組えんぶり組がやってきます。園児や卒園児、卒園児の父兄、地域の関係者がたくさん保育園にやってきます。主役の太夫もほとんどが卒園児です。保育園が盛り上がる一瞬です。地域の伝統文化を保育園が引き継いでいることを実感します。

 園舎の改築工事もいよいよ尻に火が付いてきたようで、夜遅くまで急ピッチで行っています。時々進行状況を確認するため、現場へ足を運びますが、日一日と工事は進んでいます。ここ1週間くらいに大きく状況が変わり、外壁、1階、2階の間仕切り電気の配線など目に見えて完成に近づいています。完成を目指し工事の人たちも一生懸命です。ありがたいことです。えんぶりがめでたいことを後押ししてくれそうです。借入、火災保険など書類が大変ですが、日ごとに進んでいる工事を見ていると、楽しみのほうが多く感じます。最近、園見学の方が多く見られますが、説明に困ってしまいます。あと1月半で壊してしまう園舎を見ても、4月には違う園舎になっているからです。新園舎はまだ見るに堪えないので、口ばかりの説明になってしまい、思い入れのほうが強くなっているような気がします。来月の25日ころには引越しができそうです。もうしばらくの辛抱です。みんな頑張ろうね。

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冬の終わり

2013-02-03 21:50:13 | 日記

園長です。

 あっという間に1月が去って行きました。今日は、節分、冬と春の分かれ目の日です。保育園では1日の土曜日に豆まきを行いました。旧園舎での豆まきはこれが最後になるので、いつもより丁寧に、そして気持ちを込めて豆をまきました。また節分に日には「恵方巻き」を食べると運勢が開け、病気にもかからないと言われ、何年か前からコンビニで大流行しました。知り合いにコンビニの経営者がいて、毎年ボジョレーヌーボとこの恵方巻きを強制的に買わされていましたが、今年は景気がいいのか、忘れていたのか、声がかかりませんでした。おかげで近くのスーパーで買う羽目になりました。私は基本的に「のり」が好きなのでどこの恵方巻きでもおいしく食べられるのですが、妻は舌が肥えていてコンビニの恵方巻きは味が合わないのだそうです。

 明日は24節季のひとつ「立春」です。いよいよ春の訪れです。とはいっても北国八戸ではまだまだ気温が低く、寒い毎日が続きます。春を呼ぶ「えんぶり」が来るまでもうしばらく我慢です。これから「ひがんじゃらく」という湿った重い雪が降るようになり、本格的な雪との戦いが始まります。春を迎える儀式でもあります。

 改築中の新園舎は順調に建設が進み、内部の間仕切りが行われています。明日は、サッシが入り、屋根に6個のトップライトがとりつけられます。外壁が張られ、建物の内部がだんだん目に見えてくるようになり、職員も交替でヘルメットをかぶり現場をのぞきに行っています。子どもたちに一番いい環境を作るためイメージを膨らませています。あと2か月で引越しの予定ですが、子どもたちの様子を見ながら、新園舎の完成を楽しみにしています。

 先月から「保育参加日&試食会」が各クラスごとに始まりました。今週の9日で終わりになりますがインフルエンザの流行にも関わらずたくさんの保護者に参加していただき感謝しています。特に試食会にはほとんどの保護者が参加してくれ「おいしい」「参考になる」などと良好な評価をいただきました。長坂の食育が各家庭に浸透して良い影響を与えているようです。9日は0歳と2歳児の試食会があります。2歳児はこれを機に、以上児への移行を完了させます。いよいよ長坂の目指す「自分で考え、自分で選び、自分から行動できる子」を実践することになります。環境が変わり子どもたちが不安にならないよう、しっかり一人一人を見守っていきたいと思います。

 4月からの新園舎移行に関し、職員間でのこれまでの確認、これからの取り組みの相談など話し合いに余念がありません。楽しみでもあり不安でもあるこの2月、3月です。

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