園長です。
寒い、寒い。今年の冬は、本当に寒い。今日は1度まで気温が上がりましたが、ここ1週間はほとんど最高気温が氷点下の「真冬日」でした。えんぶりが来ると寒さも和らぐと言われてきましたが、今年は例外。冬を呼び戻すえんぶりになってしまいました。それでもあと数日で3月です。3月3日は「お雛様」です。保育園でもやっとお雛様が飾られました。園舎が改築工事の真っ最中なので、どこへ何をしまったのか探し出すのに一苦労です。特にこのお雛様は年に1回しか飾らないので普段は奥の邪魔にならないところにしまってあるので、とりだすのに一苦労のようでした。飾るのは遅くなりましたが、しまうのは早そうです。
保育園では、年長組の卒園式で歌う歌が聞こえています。この曲が聞こえてくると何となく寂しい気持ちになります。年長組は2歳児の移行に伴い、空いている部屋へ移動し、練習をしています。最近は事務室に近い近い部屋で唄や式歌の練習をしていて、私の耳にも自然と入ってきます。歌を聴きながら、あんなことも、こんなこともあったなあと感慨にふけっています。ここ数年、歳をとったせいか子どもたちの何でもないしぐさやたわいもない行動に、感激したり、感心したりするようになりました。特に最近は子どもたちの一生懸命な姿に感動することが多いです。一心不乱に何かに打ち込んでいる姿を見ると心が自然と揺れ動きます。涙腺が緩くなったのか、涙もろくなってきました。卒園式まであと1カ月弱。じっくり子どもたちと関わりたいと思います。
新園舎のほうは、遅ればせながらも順調に進んでいます。昨日はエレベーターが搬入され、今日はすっかり定位置に収まっていました。断熱サッシもほとんどが入り、一応外側は見るに値する状況になっています。内部は盛んに職人が出入りし、活気がある状況です。1週間ごとに現場打合せを行い、現場確認をしていますが、1日の進み具合は今が一番変化があります。今日は階段の使い方で設計師と現場監督と私で議論しましたが、「施主」の強みで当初の計画にはない設備を施してもらうことになりました。図面ではわからない現場の見学はとても参考になります。机上の空論より現場の一見です。最近、お客さんから「大丈夫?これで間に合うの?」とよく言われます。私も少し不安なのですが、現場監督が「大丈夫!」と言うので信じることにしています。信じる者は救われる。スクワレル・・・足元をすくわれる・・・まさか。現場監督のお尻には火が付いているそうですから何とかしてくれると信じています。でも最近すごく体調が悪そうです。ただの風邪だといいのですが・・・・。がんばれ現場監督。