園長です。
今月も残すところあと1週間。大型連休までもう少しです。保育園の園庭にある木々が春の装いを濃くしています。園のシンボルツリー「ハナミズキ」がピンク色の花を咲かせています。非常階段の入り口にある「あけび」の花は濃い紫色を一面に咲かせています。白い花を満開に咲かせているのは「プルーン」です。昨年から一丁前に実をつけている姫リンゴも濃いピンクの花を咲かせています。その周りを取り囲んでいるブナ、モミジ、マロニエ、どんぐりの新緑が映えます。今、保育園の園庭は春の旬を迎えています。太陽の光の中を駆け回る園児たちはとてもうれしそうです。新年度が始まり、保育園の給食も一新です。中身は変わらないけれど、三色の栄養素の表が変わりました。より見やすくなるようにホワイトボードに貼り付けました。子ども達には大きくなってよく見えるようになったことと思います。赤・黄色・緑が一段と輝いています。
これからの給食が一段と楽しみになったようです。今日は春の野菜のメニューがありました。この辺では「うるい」と呼ばれるオオバギボウシは少しぬめりもあり春の息吹を感じます。成長すると紫の花をつけます。蕾の時に指でつぶして遊んだことを思い出します。我が家の畑にもありますが、なかなか口にすることはありません。これから本番を迎えるのが「ウド」「わらび」「こごみ」です。アケビの蔓もおいしいそうです。水辺にはオランダシシガシラ(クレソン)やセリが姿を見せています。春の定番「タラの芽」は里ではほぼ終了しました。これからは「フキ」が美味しくなります。早く取りすぎると柔らくてフキの良いところが消えてしまうので5月末から6月中が採集の適期だと思います。
話は戻ります。春の陽光を浴びて、ハナミズキの下で戯れている子ども達。まさに「春うらら」です。高い空で泳いでいる「こいのぼり」も気持ちよさそうです。いよいよ活動の季節です。
4月23日(土) 天気晴朗なれど風強し。やっと咲いた桜も強風のため、あっという間に花弁が散ってしまいました。少し遅く咲いた「枝垂れ桜」は今が満開。強風に吹かれながらも必死に咲き誇っています。一雨降ると緑が濃くなります。園庭の樹木は新緑の季節を迎えています。ブナと金縷梅(まんさく)の緑、ハナミズキのピンクと色彩が濃くなりました。これからヤマボウシが咲きだすといよいよ初夏の香りが漂います。しかし、このヤマボウシの花には「スズメバチ」が寄ってくるので要注意です。園長室には昨年生け捕りにして「剥製」にしたスズメバチが飾ってあります。少し小さくなったような気がしますが、子ども達には絶大な集中力効果があります。今年の保育園のテーマは「虫」です。どんな虫が子ども達に関わってくるのか楽しみです。 さて、今日の献立は久しぶりに「パン」でした。ロールパンにマカロニグラタン。そしてトマトのマリネ。汁物には「春雨スープ」。まごうことなく「洋食」の給食でした。トマトマリネは少し酸味がありましたが、年長組の子は大盛りにしてもらっていました。アウ”ニオンさんのパンはおいしく、パンそのものの甘みがあり、私も子供たちも大好きです。デザートはキウイ。しかも黄金に輝くゴールデンキウイでした。酸味と甘みが強く、「おいしい」との声が上がっていました。我が園は和食が中心ですが、たまには洋食もいいもんだと思いました。
4月22日(金) 今日は4月生まれの誕生会でした。18名の子がみんなからお祝いされました。私を含めて職員も2名めでたく誕生日を迎えました。18名の園児たちは係の子からインタビューを受け、記念写真を撮り楽しそうでした。係の子たちのパフォーマンスは、今年にテーマ「虫」にちなんだものが多く、みんなノリノリでした。 さて、本日のメニューは「そぼろご飯」(チャーハンに似ていた)と鱈にフライ。鱈は薄いカレー味でカリカリに揚げられていて食感も味付けも最高でした。鱈というと鍋物や焼き物と素材を生かした料理が多いのですが、我が園の調理員はいろいろ工夫して調理をしてくれます。そぼろご飯も食材がたくさん入っていて、見た目も楽しませてくれます。すまし汁には素麺が入り、喉超しさわやかな一品になっていました。誕生会くらいしか出てこない「フルーツポンチ」も大人気。我が園では大きな行事には欠かせない「噴水フルーチポンチ」なるものがありますが、それに次ぐ子ども達が大好きなデザートになっています。おやつはもちろん「ケーキ」です。4月生まれの子ども達、誕生日おめでとう。しっかり食べて、よく眠り、大いに体を動かし、元気に育て!
4月21日(木) 本年度「初」の避難訓練を行いました。地震が発生したという想定で、外へは出ず、周囲に注意しながら地震が収まるのを待ちました。今年度初だったので副園長が「お・は・し・も」の話をして避難のコツを伝えていました。ちなみに「押さない・走らない・しゃべらない・戻らない」の略だそうです。ご家庭でも確認してみてください。 さて、本日の献立は、十和田市で有名な「バラ焼き」でした。牛肉と玉葱がたっぷり入ったB級グルメです。味は説明しなくても予想がつくと思います。納豆にはもやし、法蓮草、人参などが入り栄養面でも満点でした。ところで、コロナ感染のために2歳児は3歳以上児が行う「セミバイキング」の練習ができませんでした。例年だと、年明けから徐々にセミバイキングの練習に入り、3月中には「移行」を終え、4月からは何の違和感もなくセミバイキングに入るのですが、今年はいきなり4月から見よう見まねで始まりました。でも食べることに関しての吸収力は素晴らしく、今では何の遜色もなくセミバイキングを楽しんでいます。「食べることは生きること」を実感しています。
4月20日(水) 今日は良い天気。初夏を思わせる陽気です。近くの長坂公園の桜は満開です。園の枝垂れ桜は五分咲くらいでしょうか。今週いっぱいが見頃です。 さて、今日の献立は千草焼きでした。卵焼きのような姿ですが、中身はふわふわのハンバーグのようでもあります。白菜の煮浸しには人参も入り色合いは最高でした。水曜日はおにぎりの日で3歳以上の子は家庭から手作りのおにぎりを持参しています。いろんなおにぎりがあり、子どもたちの会話も絶えません。新型コロナも少し落ち着いたのか、感染情報の量も少なくなりました。新聞報道ではまだまだ高止まりのようですが、我が園では収束間近のような気配です。あくまでも私個人の感想です。
4月19日(火) 申し訳ありません。今日は午前中外回りをして保育園に戻ったら、子ども達の給食はほぼ終わっていて、給食の様子を撮ることが出来ませんでした…。楽しみにしていた方、ごめんなさい。 今日は良いお天気で、子ども達は元気にお散歩に出かけたり、園庭で砂遊びをしたりしていました。まだまだ朝晩は冷え、1日の中でも寒暖差がある時期です。体調管理には十分気を付けていきましょう。 今日はカレーうどんでした。ツルツルとうどんについた汁がはね、お洗濯の前に手洗いが必要かもしれません。子ども達の好きなカレーとうどんが合体したメニューなので、よく食べていたようで、残食がほぼありませんでした。味は皆さんも良く知っている味です。美味しかったですよ♪(松田)
4月18日(月) 土曜・日曜・月曜日ととても良い日でした。今日も朝から晴天、桜(そめいよしの)も一気の満開状態となりました。当園の吉野桜も満開です。玄関わきの「枝垂れ桜」は1分咲というところでしょうか。今週末あたりが見ごろだと思います。午前中に役所に行きました。途中、長根公園の前を通りましたが「満開」の一歩手前、今が見ごろになっていました。昔とはずいぶん風景が変わりましたが、今でも「八戸で一番最初に桜の花が開花する場所」として有名です。桜ばかりではなく、木々の緑も鮮やかな「萌黄色」になっています。ブナやマロニエも葉っぱがはっきりしてきました。空を泳ぐこいのぼりもコロナに負けず頑張っています。待ち望んでいた春がやってきました。春は子ども達の歓声が良く似合います。 さて、今日は「生姜焼き」がメインでした。外でいっぱい遊んだ子ども達はおなかをすかせて、ランチルームへ。本来はにぎやかなランチルームですが、コロナ対策のためにクラスごとに食べており、黙食とは言いませんが、あまり活気があるとは言えませんが、楽しんで食べている様子はうかがえます。今日はご飯のほかに「わかめおにぎり」がお代わりに用意されていました。山のようにあったおにぎりはあっという間に子ども達のおなかに収まってしまいました。コロナでいつもの生活が出来なくても季節と子ども達の食欲は正直です。この調子で「コロナ退散」となれば最高なのですが・・・