園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

さらばプリウス、ありがとうプリウス

2022-01-24 14:49:16 | 日記

園長です。

 我が愛車プリウス。2011年3月11日の東日本大震災の時に購入しました。3月11日には津波を免れた唯一の船便で陸揚げされたいわくつきの愛車です。一日違っていたら何か月も遅れていたということでした。震災時、我が家の娘たち3人が仙台にいました。長女は第三子を妊娠中、三女は仙台の大学を卒業して仙台の保育園に就職が決まっていて引っ越しの準備、四女は仙台の専門学校を卒業予定で白石市に就職の面接に行く途中であの大地震に会いました。卒園式が3月17日だったので、それまでは電話で情報確認を取り、卒園式が終わり次第仙台へ向かうことになりました。新車プリウスは3月16日に届き、保育園に出入りしている燃料屋さんとプリウスの販売店に泣きつき、ガソリン満タンと予備のガソリン20リッターを用意してもらい、卒園式が終わると同時に仙台へ出発しました。(当時の詳しい事情は「救助隊出発」を参考にしてください)あれから11年が過ぎました。当時妊娠中だった孫も来年小学5年生になります。「1000年に一度」と言われた大地震の爪痕は大きく、今も完全には復興に至っていません。あの時、高速道路は閉鎖、ガソリンは不足、電気も停電という中で、よく国道4号線で仙台まで行ったものだと感心します。当時は心配で心配で居ても立っても居られないくらい心がざわついていました。出発前夜、届いたばかりのプリウスに米や菓子類をたくさん詰め込み、祈るような気持ちで夜を明かしたことを思い出します。午後12時半くらいに出発して仙台の娘たちのアパートに着いたのは夜の8時くらいでした。震災の後始末、引越しの手伝いなどで2泊3日はすぐに過ぎてしまいました。その後、長女と子供2人を乗せて、八戸まで帰りました。まるでテレビドラマを見ているような感じでした。大学の卒業式はありませんでした。専門学校の方は何とか行いましたが、震災で亡くなった学生もいたようで、涙涙の式でしたた。今考えてみるとあの大震災の後は全体的に「かすみ」がかかっていたような気がします。私たちの人生の中でも特筆すべき災難だったと思います。

 そのお世話になったプリウスも最近調子が悪く(正確には調子を良くできない私の老化現象が原因)アチコチぶつけたり、こすったり。この冬は我が家の坂道を2回も登れず、保育園まで歩いてしまいました。丁度10年をめどに新車と思っていたのですが、いろいろ事情があり、今回に伸びてしまいました。今回は私の事情を考慮し、少し小さめの車体にしました。八戸の駐車場は狭いので、四苦八苦していた事情もあり、回転しやすいものにしました。実はほしい車があったのですが、中国から部品が届かないといわれ、プリウスの車検が切れる3月16日までに購入できる車が少なかったのです。欲しい車は6月でないとできないといわれました。9月の初めのころだったのですが、今年中にできる車ということで購入しました。12月には大丈夫ということでしたが、結局、年を越して1月17日の納車となりました。

 乗り心地はとても良いのですが、「うるさい」。老人仕様なので「あれをしてください、これは大丈夫ですか?」というアナウンスと危険が近づくとしつこいくらいアラームが鳴ります。また、とにかく30センチくらいに障害物があれば、老人に聞こえるくらいはっきりとした音で注意してくれます。少し恥ずかしくなるくらいですが、もう5年もたつとそれくらいでは動じないくらい聞こえなくなっているかもしれません。装備はなるべく必要なものをそろえたつもりですが、操作が大変、まだまだ不慣れではありますが、早く慣れたいと思います。プリウスには本当に助けられました。今度の新車も頼りにしたいと思います。」

 

1月22日(土) 今朝は雪がチラついていましたが、日中はとてもいい天気で、園庭で雪遊びするお友だちが多くいました。だんだんと防寒着の着脱にも慣れ、2歳児クラスの子も”自分でやろう”と頑張る姿が見られます。 さて今日の給食は、メンチカツサンド。子どもたちは大きく口をあけ、かぶりついていましたよ。0・1歳児にはサンドは食べにくいので、パンとメンチカツは別々に盛り付けられました。0歳児クラスのお友だちは、一口サイズにカットされたメンチカツとパンを上手につまみ、口にはこんでいました。それぞれの年齢に合わせて、分けたり刻んだりと調理員が工夫して給食を提供してくれています。トマトとチーズのサラダも食べやすく味付けされ、今日のおかわりはあっという間になくなっていましたよ。(若江)

1月21日(金) 今日は、朝から良い天気です。久しぶりにまぶしい太陽が顔を出しています。昨日、我が家で事件が起こりました。夜9時過ぎ、電気製品の使い過ぎでブレーカーが落ちてしまいました。普通の家庭より少し大きめのアンペアを入れていましたが、何しろ使う電気器具の数が多くなり、ついにヒューズが飛んだのでした。直接の原因は、「ヘアードレッサー」でした。これまでもホットプレーヤ炊飯器、電子レンジなどを複合的に使用した時にブレーカーが飛ぶことがありました。昨日は寒かったので電気ヒーターを使っていたのも要因の一つだと思います。文明の利器はありがたいのですが、使い過ぎには要注意のようです。  さて、本日のメニューは「肉じゃが」です。献立としてはメジャーですが、日本人の舌に合う料理だと思います。子ども達にも人気があります。肉じゃがなのですが、人気が高いのが「にんじん」と「糸こんにゃく」です。こんにゃくも「こんにゃく芋」という野菜なので健康にはとても良い食品です。保育園の味と各家庭の味、どちらに軍配が上がるかな・・というのは愚問でした。子ども達にはおふくろの味が一番でした。

1月20日(木) 今日は大寒です。その名の通り寒い一日になっています。午前中は吹雪模様になり、本日開催の「ふれあい広場」の雪遊びは風雪が強いので中止になったよもうです。我が園の元気な子たちもさすがに園庭に出る様子はありませんでした。立春までまだまだ厳しい寒さになるようです。試練の時期が続きます。 さて、我が園の調理員の家で雪の被害が発生したようです。屋根からの雪が内側に落ちてきてガラスが割れたようです。大雪ばかりではなく雪に付随する事故も発生していますのでにな様も十分注意してください。また、昨日青森県では284名の新型コロナの感染者がありました。八戸ではまた一けた台ですが、危険水域がひたひたと近づいている感じです。 さて、今日は、豚バラと豆苗の中華炒めときんぴらごぼうがメニューでした。豆苗だけを食べるとなかなか食が進まないのですが、いろんな具材に紛れ込ませ、中華味にすることで食べやすくなったようです。味噌汁は、今が旬の「ふのり」です。寒に獲れるフノリは最高級品です。昨日のBS日テレで「魚が食べたい」とい番組で下北のアンコウが取材されていましたが、そこで出された味噌汁に「ふのり」が入っていました。旬のものを食べると3年寿命が延びるといわれます。寒い海岸で震えながら収穫した漁師さんに感謝しながらおいしくいただきたいと思います。

1月19日(水) 明日はいよいよ「大寒」です。一年で一番寒い季節の終了を告げる日ですが、今日も寒かった。二日連続で我が愛車は、自宅前の坂を登れず、6回挑戦しましたが、氷の壁に阻まれ、無残にも登坂できませんでした。仕方なく久しぶりに歩いて出勤しました。途中、井上陽水の「氷の世界」という懐かしい歌を思い浮かべました。氷の世界の歌詞は心の葛藤を歌っていますが、今朝の私の心はまさしく本物の「氷の世界」でした。プリウスが悪いのか、スタッドレスが減っているのか、腕が悪いのか・・・。我が家の氷の世界へは四輪駆動車でなければ行きつかないことが分かりました。早く春が来ないかなあ。節分が待ち遠しいです。 さて、今日のメニューは「豆腐つくねバーグ」です。ハンバーグのようですが、豆腐と鶏肉、ひじきなどをつくねのようにこねて、ハンバーグの形に整えたものです。豆腐なので醤油味の餡がかけてありました。健康でヘルシー、そしておいしく仕上がっていました。寒締めのほうれん草となめたけ和えも薄味の豆腐つくねバーグにはぴったりでした。今日のパインは酸味と甘みのバランスが良く、南国の香りが口の中に広がりました。

1月18日(火) 今日の朝、事件が起こりました。いつもの通り、我が家の坂道を登ろうとしたら、アイスバーンになっている坂を上がれず、バックしたら横滑りして道路をふさいで止まってしまいました。我が愛車はその後、氷との格闘にうんともすんとも反応しなくなりました。あと1メートル進めば平らなところに出られたのですが、私の根性と一緒で今一歩足りませんでした。2年ぶりのリタイヤでした。近所の方と娘たちの応援があり、何とか脱出しましたが、園には15分ほど遅刻してしまいました。我が愛車プリウスも今年で11年目、そろそろお役御免の年頃なのでしょうか。今度購入する時は絶対「四輪駆動」にするつもりです。それより家を引っ越した方が良いのかなあ。冬になると悩みが尽きない園長です。 さて、今日は、子ども達が大好きな「カレーライス」でした。カレーの種類はポークカレーでしたが、今日のカレーには「コク」がありました。「3回もお代わりした」という子や「6個全部お代わりした」という子が続出でした。年長の子は「大盛りで2回、3回目は少しにしてねと言われた」という猛者もいて、調理員には嬉しい悲鳴だったようです。胡瓜と沢庵のマヨサラダには蒲鉾も入っていて、食感も味わいも優れていました。我が園での給食試食会には必ず登場する一品で、保護者からも大絶賛のメニューになっています。

 

1月17日(月) 昨日はトンガでの海底火山爆発で津波が発生し、びっくりしました。遠い太平洋の反対側なのに被害が発生しました。地球のメカニズムには改めて驚かされました。また、地震でなくても津波が発生することを初めて知りました。報道する気象庁もさぞかし困惑したことでしょう。   さて、今日は「アジフライ」と「煮こもり」の給食でした。我が園では魚のフライは「かれい」と「ししゃも」くらいのものですが、たまにはアジフライもいいものです。ふっくらふわふわ・・とまではいかなくても鯵の味がしっかりしていた一品でした。フライにかけるソースはいつも論争になりますが、私としてはアジフライに関してはトンカツよりウスターをお勧めします。また、煮こもりがサツマイモが入って甘く仕上がっていたので、ウスターの方がパンチがきいていると思います。みそ汁の具は小松菜と厚揚げでした。アジフライのお代わりはあっという間になくなりました。子ども達には昨日のトンガでの大噴火より、今日のアジフライの方が関心があったようです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地球が怒っている

2022-01-17 13:04:54 | 日記

園長です。

 昨日の朝は「津波警報」で起こされました。遠く南半球の太平洋に浮かぶ「トンガ王国」で海底火山が大爆発を起こし、津波が発生したようです。津波警報のニュースでは「原因不明の潮位上昇」という説明でしたが、原因が今一つはっきりしなかったようです。津波と言えば地震が原因のように思っていましたが、今回は違うようです。専門家の方々も不思議な現象だと話していました。大被害にはなりませんでしたが、3.11を思い出し、とても不安になりました。久慈港では110センチの津波が来たようです。テレビでは川をさかのぼるさざ波をしきりと放映していました。昔、テレビでアマゾンのポロロッカを見ましたが、まさしくそのものでした。最近、地球上でいろんなことが起きています。新型コロナもその一つです。一説には中国で作られたという説もありますが、地球温暖化で太古の昔、永久凍土で閉じ込められたウイルスが温暖化のために地表に出現し、復活したとの見方もあるようです。コロナは私たち人類のはるか前から出現し、生き延びてきています。「生き延びる」ことに関しては地球上最強の生き物だと思います。コロナは地球上で大感染中ですが、火山の爆発、大寒波、大干ばつ、大洪水など地球上ではたくさんの事件が起こっています。日本でも南から北まで毎日のように「地震」が発生しています。トンガの地震もこの一環だと考えると(一応環太平洋火山帯に属している)地球は怒っていると思ってしまいます。何百年に一度・・・とか言われる大災害も頻繁に起きるようになりました。まだまだ地球には元気で活躍してもらわないと困るので、我々人類はもう少し地球に謙虚でなければならないと思います。

 最近、殺人事件が多いのも気になります。特に気なるのが理由です。「他人を殺して死刑になりたかった」「生きる価値を見出せない」「殺すのは誰でもよかった・・」。コロナの影響で人とのコミュニケーションが少なくなったことと関係があるのでしょうか。あまりにも自分勝手な理由に唖然としてしまいます。そういうことも含めて地球は怒っているのではないでしょうか。

12月15日(土) 新型コロナ、オミクロン株がひたひたと近づいている感じがします。東北六県でも青森県はダントツの感染数です。特に弘前市。ここは大学がある学園都市なので年末年始の出入りが感染者を増やしたような気がします。一方、八戸市は昨日4人の感染者が出ましたが、そんなに多くはありませんが、第五派の時は青森・弘前が収束に向かったころ、大感染を引き起こしました。それを考えると、今回も・・・。保育士と看護師はソーシャルワーカーだそうですので感染、濃厚接触者になっても6日間で復帰(2日連続の陰性が条件)できるようですが、保育士以外、調理員や園長などはどうなるのでしょうか。対応もコロコロ変わっているのでなかなか感染後の対応が難しいです。対応策が周知するころには感染が収束したということにならないようお願いしたいと思います。園の周りがざわついているのを感じます。何事もなければいいのですが・・。 さて、今日はみんなが大好きな麺類、ミートソースのスパゲテイでした。アルデンテより少し柔らかく、ミートソースと粉チーズがたっぷり乗ったスパゲテイをほおばる姿には、感動を覚えます。ミートソースの横にはチキンナゲットが並びます。色彩的には「茶色」が多い感じですが、白菜のコールスローが野菜色をカバーしています。土曜日なので登園する子は多くないのですが、ランチルームはにぎやかな声であふれていました。万全を期して今日からテーブルに飛沫シートが復帰しました。いつまで続く新型コロナ。いい加減退散してほしい思いです。

12月14日(金) 今日の朝も路面凍結で幹線道路は大渋滞。下手に抜け道を選ぶととんでもない事態に陥ります。道路は轍になっていて鉄道のように敷かれた部分しか動けません。まだしばらく寒い日が続くようですので十分気を付けたいと思います。今日は食育のクッキング保育でした。3歳から5歳までの子が1グループ6人ぐらいで3グループの編成で、青森県の郷土料理「けの汁」を作りました。南部ではあまり聞かない「けの汁」ですが、津軽地方では正月料理には欠かせない一品のようです。本来けの汁は、汁といいながらも野菜の水分だけで煮込んだものだそうです。我が園で作った「けの汁」は「けの味噌汁」で大根、牛蒡、人参、椎茸などたくさんの野菜を細かく刻んだ具の味噌汁でした。メインは「豚肉の生姜焼き」だったのでご飯を掻き込みながら食べるにはちょうどよかったのかもしれません。青森県にはけの汁のほかに「じゃっぱじる」などもありますが、八戸の冬の食べ物は「鱈汁」と「クジラ汁」でしょう。小さい頃は「クジラ汁」が大嫌いでした。煮込んだ後のクジラ(脂身)はゴムのように固く、味は何とも言えない油のにおいがして、なかなか喉を通らなかったことを思い出します。我が家では大根おろしを鍋いっぱい入れて、クジラの脂身を細かく刻んで、塩味で食べた記憶があります。大根おろしというと、いわし(カタクチイワシ、八戸ではセグロイワシと呼ぶ)と大根おろしを一緒に煮たものも食べました。我が家では「だいなべ」と言って父がおいしそうに食べていたものでした。私はその「だいなべ」も嫌いでした。私が好きなのは「鱈鍋」(我が家ではじゃっぱじると呼んだ)。鱈の肝から頭、内臓まですべて入れ、豆腐と大根だけが入っていました。特に鱈の白子(鱈きく」は大好きで兄弟で奪い合いが始まるほどでした。寒い冬には鍋物が最高です。今夜は久しぶりに「たら鍋」を注文してみようかな。

1月13日(木) 我が家の前の坂道は積雪と雨、そして一昨日の寒波で一面氷に覆われました。昨日は一時間かけてつるはしで氷割をして出勤しました。今日はその坂を出て大きな道路に出たとたん大渋滞でした。路面が凍結していてスリップ事故があちらこちらで発生したようです。登坂では「停車」、下り坂では「追突」、今までの見たこともないような渋滞でした。スタッドレスタイヤでは十分な制御が困難なようです。環境には悪いですが、期間限定で「スパイクタイヤ」の使用も認めてほしいと思いました。白山台からきている職員も、渋滞に巻き込まれいつもは10分の距離が、今日は1時間かかったそうです。今、まさに「寒」の真っ最中、もうしばらくこの寒さが続きそうです。皆さんも車の運転、雪道(氷道)の走行、歩行には十分気を付けてください。 さて、本日の給食は「赤魚の煮付け」でした。甘辛く煮付けた赤魚は保育園の人気メニューの一つです。魚離れが叫ばれている昨今ですが、我が園では「サバ・さんま・ホッケ・いか」等の食材が頻繁に登場するため、魚介類にはあまり抵抗がなく食べられているようです。そして「野菜炒め」はキャベツの甘みともやしのシャキシャキ感が何とも言えず食欲を掻き立てます。我が家では今日の朝、「キャベツ炒め」が出ました。今の時期のキャベツは甘く、油とも相性が良くいくらでも食べられます。キャベツをかじるとかぐや姫が歌う「神田川」を思い出します。学生時代、キャベツばかりを食べていたわけではありませんが、何もない時のキャベツは格別においしく感じたものです。そうだ来年度の食育は「キャベツ作り」にしよう・・かな。

1月12日(水) 朝から風がビュービューふき、寒い一日でしたね。今週は全国的にも気温が下がり、さむ~い週になるようです。昨日の雨が寒さで氷になり、道路はツルツル…「ころんじゃった。でも、泣かなかったよ!」という子ども達(何人かいたのです)は、なんだか少し誇らしげな表情でした。 さて、今日はおにぎりの日!子ども達は「みてみて~」と、アンパンマンやポケモン、ねこちゃんおにぎりを見せてくれました。お母さんやお父さん特製の、自慢のおにぎりです。美味しそうにほおばっていましたよ。今日のおかずは油淋鶏とキャベツの胡麻和え。油淋鶏はペロッと完食したのに対し、キャベツの胡麻和えはしばらく残ってにらめっこしている子が何人かいました。「苦手なんだよな~」と言いながら、職員に量を少しにしてもらい、食べていましたよ。子ども達曰く「苦いから」だそうですが、私は苦みを感じませんでした。胡麻の香ばしさがそう感じさせたのかもしれません。 午後。風だけだったのに雪も降ってきました。ツルツルの道路の上にうっすら雪が積もるのが1番怖いです。事故や転倒などの怪我には十分ご注意下さい!(松田)

1月11日(火) 昨日は青森山田と熊本大津高校の高校サッカーの決勝戦がありましたね。長坂の園児も試合をテレビで観たようで、「ぼくも青森山田に入る!」と張り切っている子が何人かいました。子ども達の将来が楽しみです! さて、今日は保育園で作った切り干し大根がでました。市販の切り干しと混ざって、どれが保育園で作ったのか分からなくなってしまいましたが、噛めば噛むほど味が出て美味しかったです。作った切り干しが入ったお皿を私が持っていると、「ぼく、それ食べたかったんだよなあ」という年少の男の子がいました。「カミカミサラダに入っていたんだよ」と教えると、「え?どれに?」と。給食室前のメニュー(どのおかずに何が入っているかが分かるボード)を自分で確認し、「これね!」と納得した様子でした。なんだかその様子が面白くてかわいくて、周りの職員も笑顔になっていましたよ。(松田)

1月8日(土)  今日は青空が広がり、前日に降り積もったフワフワの雪の感触を楽しみながら、園庭で雪遊びをするお友だちが多くいました。大きいクラスの子が1歳児や2歳児のお友だちをソリに乗せてひいてあげている姿は、とても微笑ましいです。 さて、今日の給食はもやしラーメンでした。ラーメンは子どもたちに人気なので、雪遊びから玄関に入って来たお友だちの会話から「今日ラーメンだよ。」「私、みそラーメンが一番好き!」と聞こえてきました。献立には”もやしラーメン”となっていたので、匂いで”みそ味”だと分かったのでしょうか?「おいしいー!」とあっという間に食べ、空になったお椀を自慢げに見せてくれたお友だちもいました。いかフライを食べようとしていた4歳児の男の子たちは、「お肉かな?」「おもちみたいなのだよ?」と言いながら食べ「いかだ!」と話し、目で見て味や食感で答えを導き出していました。デザートのフルーツポンチも色鮮やかで、五感で感じながら給食を楽しんでいる様子が伝わってきましたよ。(若江)

1月7日(金)  今日は「七草粥」でした。お正月で暴飲暴食のおかげで胃を癒すためにあるそうです。冬の時期なので野外で調達するのは大変です。まして寒の最中では緑の葉を見つけるのも大変です。今日の七草は、子ども達に見せるための「実物」もありました。すずしろ(大根)は超ミニ、セリもほどほどの大きさ、はこべら(はこべ)は小鳥のえさにもなりますが、結構立派なものが展示されていました。現代は「促成栽培」や「温室栽培」で「旬」が分かりにくくなっていますが、この七草粥は旬を度外視して体のために食べているようです。「おかゆ」も時期的にタイムリーだと思います。お茶漬けやおじやとは少し違う春の趣を感じました。緑の葉っぱを見ると「春遠からじ」と感じます。おかゆは歯応えがないため、ホッケの塩焼きや筍とふきの煮物はバランスがとれています。おかゆには希望者ですが「梅干し」(春に根城の広場で収穫した梅で作ったもの)が付いていました。優しいおかゆにピリッとした梅干しは食材の妙を感じさせてくれます。味噌汁ではなく、すまし汁というのも一層五臓六腑を労わってくれたようです。ご家庭でもバランスの取れた食生活をお願いいたします。

1月6日(木)  朝から晴天。気温も+2度まで上がり、ここ数日では一番過ごしやすくなっています。園庭は子ども達で大賑わい。斜面を使ってのそり遊びに一段と熱が入っているようでした。今日のランチルームで席取りのトラブルがありました。6人掛けのテーブルにはコロナ感染防止の一環として4人が座ることにしています。我が園での給食は「早いもの順で自由」に席を決めることができますが、本日、そ一つの席をめぐってトラブルが発生しました。それまで遊んでいた仲良しグループの4人が、同じテーブルに着きたかったのですが、一人が遅くなり、別な子が座ってしまったのです。普段だと「仕方がない」で済んでしまうのですが、4人組の一人がどうしても4人一緒に座りたいと駄々をこね、ついに泣き出したのです。私はその一部始終見ていたのでどうやって解決するのかじっと観察していました。そうするとすぐ保育士が介入してきました。双方から事情を聴き、解決策を探ろうとしていましたが、私が「待った」をかけました。年長の子たちだったので自分で解決してほしかったのです。最終的には遅く来た一人が別のテーブルに行くことになりましたが、子ども達で解決することの重要性を再確認しました。大人はすぐに仲介に入りたがり、どちらかに軍配を上げ、悪い方に謝らせて一件落着を図りますが、子ども達の世界では通用しないことも多々あります。子供たちの中に入りすぎると見えることも見えなくなることがあります。大人もじっと我慢し、子ども達だけで解決できるよう見守ることが大事です。そんなトラブルがあっても同じ席に着き、最後は絹厚揚げの中華煮をおいしそうに笑顔で食べていました。小松菜と蒲鉾の醤油炒めはだいぶ子ども達から敬遠されていましたが、食べてみておいしかったのかお代わりをする子が目立ちました。今日はいろんな意味で勉強になったランチルームでした。

1月5日(水)  今日は「おにぎりの日」。3歳以上の子は、各家庭から手作りのおにぎりを持参します。写真のようにとても手の込んだものやドカッとご飯を丸めて海苔で巻いたものなど多種多様なおにぎりを見ることができます。どのおにぎりにも子ども達への「愛情」がたっぷり込められています。今日は新年早々ということもあり、お母さん方の「力作」が目立ちました。ありがとうございました。 今日も寒い一日でしたが、昨日ほどではなく、太陽も顔を出し、子ども達は元気に園庭で雪遊びをしていました。 今日の献立は「親子煮」。親子なので鶏肉と卵です。これが豚肉や牛肉になると「他人煮」になります。ご飯の上に載せると「親子丼」「他人丼」です。そして、冬のビタミン補給には欠かせない南瓜煮です。かぼちゃは「冬至」の食べ物という認識がありますが、ビタミンがたっぷり含まれているのでいつ食べてもおいしいし、体にも良いのです。問題は「ほくほく」か「べっちゃら」かということですが、今日はホクホクに近い出来でした。昨日、育休から成美先生が復帰しました。帰り際「疲れた」と言っていましたが、今日は元気に仕事をしています。育休はあと3人・・・。首を長くして復帰を子ども達が待っています。2月からは結衣先生が復帰します。

1月4日(火)  新年あけましておめでとうございます。新年早々チョンボをしてしまいました。メニューのアップを撮るのを忘れていました。正月ボケがまだ続いている園長です。さて、令和4年はどんな年になるやら楽しみです。なぜ楽しみと言えるのか・・・それは、1月1日に元朝参りをした時のおみくじが「大吉」だったからです。我が家では毎年の恒例行事として近くの神社にお参りに行きます。今年1年の家内安全と孫の一人に高校受験生がいるので「合格祈念」も合わせてお願いしました。私が行く神社は、昔私が若かった頃に朝野球チームでバッテリー(私が捕手、神主が投手)を組んでいた先輩の神社(尻内橋を渡ってすぐ右側にある神社)です。この先輩には我が園の建て替えの時や増築の時、そして我が家に何かあるとき(結婚、出産、七五三等)にいつもお世話になっています。今年も早い時間にお祓いをしてもらい、その帰りに恒例のおみくじを引きました。いつもはよくて「小吉」、たまには「凶」を引くこともあります。でも我が家の家族は私を除いてほとんどが「大吉」か「中吉」です。そんなことで今年もあんまり期待していなかったのですが、今年はなんと「大吉」。内容もほとんど希望通りに叶いそうです。今年は何かいいことがたくさんありそうな気がします。一番は「コロナ収束」です。ちなみに一緒にくじを引いた妻は「大大吉」(大吉の中でも一番の大吉)でした。      さて、今日は新年早々チョンボをしたので献立のアップの写真はありませんが、新年恒例の縁起物の献立になっています。野菜がたっぷり入ったハンバーグもどきの「松風焼き」。とてもふっくらしていて味もおいしく仕上がっていました。キントンには栗も載っていました。そして、お祝い事には欠かせない「紅白なます」。昔一番嫌いな献立でしたが、今は何とも思わず食べられるようになりました。私は「酢の物」と「辛い物」が苦手なのですが、酢の物はだいぶ克服できているようです。子どものときの「好き嫌い」はあまり心配しなくてもいいようです。替わりの食べ物がたくさんありますから・・・。というわけで今年も長坂の給食をおいしくいただく子ども達の様子をたくさん紹介しますので、どうぞご期待ください。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

徒然なるがままに

2022-01-05 10:20:18 | 日記

謹賀新年 令和4年が明けました。今年の年末年始は寒い日が続きました。我が家では年末恒例の窓ふきが私の担当になっているのですが、今回は「先見の明あり」でした。12月の前半、小春日和の休日に頑張って磨いたのです。例年ですと年末年始休暇に入ってからボチボチとやっていましたが、天気予報の「今年は寒く、雪が深い」という言葉に反応してしまいました。本当は「地球温暖化」を信じ、穏やかな年末年始を期待していたのですが、「数年に一度の大寒波襲来」ということで、全く予想外れになってしまいました。今日は5日ですが、まだ寒波は居座っており、昨日も見事に「真冬日」でした。今日はお日様が出て、子ども達は元気で園庭に出て雪遊び、そり遊びで歓声を上げていますが、気温は低く、まるで冷凍庫の中で呼吸しているような感じです。「子どもは喜び、庭駆け回り、大人はこたつで丸くなる」、まさにそんな状態の保育園です。

 私の正月は、「箱根駅伝」で始まり、高校サッカー選手権で幕が閉じます。今年の箱根駅伝は、青学の圧勝でした。わが母校の駒澤は、応援もむなしく3位に沈みました。それでも往路2区の八戸出身の「田澤選手」が区間賞を取り、一矢報いた感じです。3区以降好調と不調が交互に訪れ、一時は6位まで順位を落としましたが、9区、10区で盛り返し3位まで順位を上げて終了しました。実際は素晴らしい成績なのですが、優勝候補と言われた駒澤と青学では大きな違いが出てしまいました。来年に期待したいと思います。この箱根駅伝で感じるのは、「練習」と「我慢」の大切さですす。最近の子ども達は「我慢や辛抱」が嫌いです。楽しいこと、楽なこと、結果が早く出ることを重要視するきらいがあります。そして大事なことは「自分だけではなく仲間がいる」ということです。大学は4年生までいますが、4年生だから本戦に出られるとは限りません。その日の調子次第で「当日変更」が認められます。そして一度も走ることなく箱根を去る4年生がたくさんいます。それでも「母校のために」一生懸命自分の役割を果たします。今年は初出場の駿河台大学の31歳の大学生に感動しました。教師を2年間休職して挑んだ箱根路。その時の教え子との襷の受け渡し。最後までつないだ襷には汗と涙がしみ込んでいました。たかが一枚の布切れですが、母校と仲間と自分の思いが込められた襷なのです。

 振り返って、我が園にも、サッカーという園全体で取り組んでいることがあります。春と秋に大きな大会があるので、それに向けて毎日少しづつ練習をします。サッカーは駅伝と違い、個人の力よりも全体のチームワークが重要です。点を取るためにどうしたらよいのか、点をとられないためにはどうしたらいいのか、子ども達なりに考え練習をします。たまに練習試合をして自分たちの力を確認し、本番に備えます。もちろん作戦はありますが、思い通りにはいきません。勝つことも負けることもあります。私は勝って喜ぶ子供たちの姿も好きですが、負けて大泣きをする子ども達の涙にも感動します。悔し涙を流す子にはそれなりの理由があります。一緒に戦った仲間と勝ちたかった・・・と。この思いがこどもたちの成長には欠かせないことだと思います。一人一人持っている性格、力、考え方は違います。それでも、仲間と一つの目標に向かって一緒に戦うことには大きな意義があります。試合に出れなくても仲間を応援し、点を入れると自分のように喜び、負けると一緒に涙を流します。この経験はとても大事なことだと思います。私も中学、高校と「甲子園」を目指し野球を頑張ったことがありました。高校3年の時、私たち3年生は4人。前年の秋の新人戦は、助っ人を頼んで試合をしました。あの時の仲間とは今もたまにあって酒を飲んでいます。私の人生の時間の中で高校野球に没頭していた期間は、とても輝いていた時間だったと思います。苦しいことは山ほどありました。楽しいことは・・・ほとんどありませんでした。それでも今思い出すと懐かしく感じます。かれこれ50年近くも前の話です。

 子ども達には楽しいことをたくさん経験してもらいたいと思いますが、「辛いこと」「うまくいかなかったこと」も経験してほしいと思います。自由と平等が跋扈する世の中ですが、悔しい気持ち、負けないぞという気持ちも持ってほしいと思います。新年早々、少し熱く語ってしまいました。さて、コロナ禍の中で「新しい生活様式」なるものが出てきましたが、子ども達にはソーシャルディスタンスは不要です。心も体も目いっぱいかかわりあって、お互いの心にたすきをかけてほしいと思います。今年も子ども達としっかり関り、保護者・保育士との襷を確認しながら保育にまい進したいと思います。心に余裕を持ち、徒然なるがままに・・・。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

12月28日(火)  今日は御用納め、明日から1月3日まで保育園はお休みとなります。子どもたちは、雪遊びをしたりお正月飾りを作ったり、好きな遊びを楽しんでいました。雪遊びのお友だちは寒さに負けず時間いっぱい遊び、先生に「給食の準備が出来たよ」と誘われても「もっと遊びたい!」と、残念そうに室内に入って来ていました。 さて今日の給食は、子どもたちに人気の”カレー”の上にチーズをトッピングした、チーズカレーライス。「カレーおいしいー!」と言う声が多く聞こえてきました。2歳児のお友だちはサラダを食べながら「このドレッシングおいしい」と話していたり(いつもと同じゴマドレッシングでした)、3歳児の男の子は友だちのみかんと並べ「僕の方が大きいよ」と大きさ比べをしたり、それぞれの発見を楽しみながら食べていましたよ。新年は1月4日から保育園が始まります。今年も一年お世話になりました。よいお年をお迎えください。(若江)

12月27日(月)  今日は最高気温がマイナス2度の予報で、寒い一日でした。午前中にフワフワの雪が園庭に積もり、それを見た子ども達が、「雪のプールみたいだね!早く遊びた~い!」と言っていました。午後は大きいクラスの子ども達が少しだけ雪遊び。寒さなんてなんのその!で、元気いっぱい遊んでいました。 さて、今日はほっけの塩焼き、筑前煮でした。ほっけは皮まで食べる子もいました。皮も確かに栄養がありますが、大人は残してしまいますよね。筑前煮は、子ども達の食べる姿を見ていると面白い発見がありました。筑前煮には鶏肉やゴボウなど色々な具材が入っているのですが、きのこが苦手な子はシイタケが、緑の野菜が苦手な子はインゲンが最後まできれいに皿に残っていました。それぞれ苦手だと思われる食材が一目瞭然で面白かったです。  今年も残りわずかとなりました。クリスマスが終わるとあっという間ですよね。保育園は明日まで。新年は4日からとなります。年末年始は美味しいものをたくさん食べると思いますので、手洗いうがいをしっかりして、胃腸炎や風邪には十分注意しましょう!(松田)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする