園長です。
今年もあと4日で終わりです。保育園では明日、「もちつき会」があります。毎年の仕事納めの行事になっていて、1年の締めくくりには欠かせない行事です。ここ数年、もちつきをした3日後くらいからあちこちが痛くなります。若いころは、すぐに痛くなり、次の日には回復したものですが、寄る年波には勝てません。最近は、ひとうす搗くうちに何回か休憩を入れます。腰がパンパンに張り、自分でも顔が歪んでいるのがわかります・・・・そんな日が明日なのです。体を壊さないように頑張りたいと思います。
毎年12月は、「師走」と言われ、日本中がせわしく動き出します。私もこの12月だけはいろんな思いが交差し、あまり良いイメージは持っていません。特に12月19日は、両親の命日でもあり、心が落ち着きません。今年は久しぶりに菩提寺へ拝みに行ってきました。仕事が終わってからだったので、本堂も位牌堂も真っ暗で、手探りで電気のスイッチを入れながら我が家の場所を探しました。夜のお寺はとにかく寒く、暗い。住職と途中で合い、近況報告しましたが、しんしんと冷えた位牌堂でした。父が亡くなって11年、母が同じ日になくなって8年がたちました。光陰矢のごとしと言いますが、月日が経つのは本当に早いものだと思います。
今年は、園舎の改築で思うように子供たちと遊べませんでした。12月8日の発表会で、毎年恒例の年長組の発表「不習岳(ならわずだけ)登山」で子供たちの発表の中で「天気が良くてよかったね。」「それは雨男の園長先生が建て替えの入札で行かなかったからだよ。」という会話があり、会場は爆笑でしたが、子供たちには本当にすまない気持ちでいっぱいでした。9月に入札が終わり、10月の半ばまで機械が無くて1か月遅れの園舎改築ですが、工事の方が日曜、休日も返上で頑張ってくれています。おかげで1週間ほど挽回したようですが、すべて完成には来年の5月連休くらいまでかかるようです。園舎は3月中ごろには完成予定ですから、入園式は新園舎でできそうです。
今、つくばから孫たちが帰省しています。今年の大みそかは賑やかになりそうです。昨年は、娘2人と私たち夫婦の4人で、静かな大晦日でした。29日には孫たちの母親も帰省し、総勢8人の大家族になります。きっと紅白歌合戦も聞こえないくらい騒がしいと思います。でも、それが幸せなのかもしれませんね。お正月のお年玉も用意しなければなりません・・・妻のため息が聞こえるようです。
今年1年、本当にお世話になりました。来年もひとつ、よろしくお願いいたします。それでは皆さん、少し早いですが、「よいお年を・・・」。