園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

大晦日

2012-12-27 16:19:53 | 日記

園長です。

 今年もあと4日で終わりです。保育園では明日、「もちつき会」があります。毎年の仕事納めの行事になっていて、1年の締めくくりには欠かせない行事です。ここ数年、もちつきをした3日後くらいからあちこちが痛くなります。若いころは、すぐに痛くなり、次の日には回復したものですが、寄る年波には勝てません。最近は、ひとうす搗くうちに何回か休憩を入れます。腰がパンパンに張り、自分でも顔が歪んでいるのがわかります・・・・そんな日が明日なのです。体を壊さないように頑張りたいと思います。

 毎年12月は、「師走」と言われ、日本中がせわしく動き出します。私もこの12月だけはいろんな思いが交差し、あまり良いイメージは持っていません。特に12月19日は、両親の命日でもあり、心が落ち着きません。今年は久しぶりに菩提寺へ拝みに行ってきました。仕事が終わってからだったので、本堂も位牌堂も真っ暗で、手探りで電気のスイッチを入れながら我が家の場所を探しました。夜のお寺はとにかく寒く、暗い。住職と途中で合い、近況報告しましたが、しんしんと冷えた位牌堂でした。父が亡くなって11年、母が同じ日になくなって8年がたちました。光陰矢のごとしと言いますが、月日が経つのは本当に早いものだと思います。

 今年は、園舎の改築で思うように子供たちと遊べませんでした。12月8日の発表会で、毎年恒例の年長組の発表「不習岳(ならわずだけ)登山」で子供たちの発表の中で「天気が良くてよかったね。」「それは雨男の園長先生が建て替えの入札で行かなかったからだよ。」という会話があり、会場は爆笑でしたが、子供たちには本当にすまない気持ちでいっぱいでした。9月に入札が終わり、10月の半ばまで機械が無くて1か月遅れの園舎改築ですが、工事の方が日曜、休日も返上で頑張ってくれています。おかげで1週間ほど挽回したようですが、すべて完成には来年の5月連休くらいまでかかるようです。園舎は3月中ごろには完成予定ですから、入園式は新園舎でできそうです。

 今、つくばから孫たちが帰省しています。今年の大みそかは賑やかになりそうです。昨年は、娘2人と私たち夫婦の4人で、静かな大晦日でした。29日には孫たちの母親も帰省し、総勢8人の大家族になります。きっと紅白歌合戦も聞こえないくらい騒がしいと思います。でも、それが幸せなのかもしれませんね。お正月のお年玉も用意しなければなりません・・・妻のため息が聞こえるようです。

 今年1年、本当にお世話になりました。来年もひとつ、よろしくお願いいたします。それでは皆さん、少し早いですが、「よいお年を・・・」。

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酒場放浪記

2012-12-09 17:17:03 | 日記

園長です。

 毎週月曜日、BS-TBS夜9:00から放映される「酒場放浪記」。毎週欠かさず見ています。吉田類が全国各地の「居酒屋」を巡り、飲み歩く飲兵衛の大好きいな番組です。たいていは東京近辺の居酒屋が多いのですが、私も東京生活が6年もあったので、結構楽しみに毎回見ています。私は渋谷、世田谷近辺が生活領域だったので、たまに三軒茶屋辺りが出てくるとわくわくドキドキしてきます。

 ここ2週ほど八戸が放映されました。最初は「ばんや」。ここは「稗飯とイワシ」が定番の店だったような気がしますが、もう20年前に行ったきりなので最近の様子はわかりません。番組では、最近の料理が出されていましたが、イカの塩辛と馬刺しは最高でしょう。八戸は五戸に近いので「馬肉料理」は普通に食べられますが、本当においしい馬刺しはそんじょそこらでは食べられないので、私たちは海の幸、山の幸に恵まれた素晴らしい環境に住んでいることを誇りに思うべきです。熊本では、馬刺しが高級料理になっていて、「大間のマグロ」くらいの価値があります。初めて食べた「タテガミ」は、今でもその感触、味がよみがえってきそうなくらいインパクトがありました。こちらでも多分あるのでしょうが、五戸の「オガタ精肉店」でも見たことがありません。八戸でも食べてみたい馬刺しの一品です。

 番屋は、裏通りの角に位置しているので、なかなか私には入りにくい店ですが、今度、入って見ようと思います。先週は、長横町にある「あきちゃん」という店が出ていました。私はまだ、入ったことがないので何ともコメントしようがありませんが、「八戸を食べよう」という看板を見て、吉田類さんが決めたようですが、店に入る前から呂律が回っていませんでした。きっと収録前によそで飲んでいたに違いありません。本当はそっちの店を紹介して欲しかったと思います。「せんべい汁」を作ってもらっていましたが、八戸ではわざわざ「せんべい汁」を作るというよりも、せんべいを入れると「せんべい汁」になってしまうので、これほど「せんべい汁」がB級グルメで脚光を浴びるとは思ってもいませんでした。味噌汁の具にしたり、よせ鍋、すき焼きにも我が家ではせんべいを入れます。我が家ではせんべいを焼く、「テンポ」という道具があり、自家製のせんべいを作り、せんべい汁を食べていました。今でこそ、高級食材がふんだんに入って「B級グルメの王様」みたいになっていますが、もともとは貧乏人のためのせんべい汁だったのです。

 それにしても、番組では北の海の幸、海産物、山の幸がたくさん出ていました。また八戸の観光大使「蕪島」も登場して、久しぶりに八戸に光が当たったようで、楽しく見ることができました。昨日は保育園の発表会があり、夜から反省と慰労を兼ねた「忘年会」を行いました。場所は、表通りに面したある店で「ふくろう」が店の看板イメージになっているところです。とても人気のある店で、だいぶ前から予約しないと入れない(団体は)店になっています。八戸にはおいしい店がたくさんあるので、飲み会の時はとても場所を決めるのに苦労します。これから年末にかけてお酒を飲む機会が増えますが、吉田類さんのようにへべれけになるまで酔わないように気をつけたいと思います。・・・でもたまには、はめをはずしたいときもありますよね。酒場放浪記を見ながら八戸の素晴らしさ再確認した園長でした。どこかいい店があったら、こそっとあとで教えてください。さあ、今週はとりあえず3回飲み会が計画されています。くれぐれも酒は飲んでも、酒に飲まれないようにしたいと思います。

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閑話休題

2012-12-02 20:27:45 | 日記

園長です。

 だいぶ寒くなりました。積雪はまだ記録されていませんが、いよいよ北国の試練がはじまるようです。

 さて、今日は日曜日にも関わらず、保育園へ用事を足しに行ってきました。当然、シーンとした園風景だろうと思っていたら、工事の人たちが元気に働いていました。大型バンプが土を運び、基礎コンクリートの上に埋め戻していました。現場監督さんは「保育園が休みのほうが仕事がしやすい。」と言っていました。やはり子ども達、保護者の方々には気を使っているようです。出だしからから遅れた工事ですが、これからは保育園が休みの日も工事は続けるそうです。年度内完成をめざして本気で頑張ってくれているようです。

 ところで明日は、クリスマス発表会の総練習が行われます。これまで2度のアドバイスチェックを行い、内容をチェックしてきましたが、いよいよ本番を前に全体の仕上がりを調整する時期になりました。私は、今まで務めて練習を見てきませんでした。なるべく保護者と同じ気持ちで見たいからです。職員会議では出し物の演目や進捗状況を報告しているので大体わかりますが、本番直前の状況はだいぶ感じが違います。長坂保育園では、行事のために特別な練習をすることはあまりないのですが、この発表会は、こども達の成長を見てもらうための貴重な時間なので、個人差、年齢差、保育園の取り組みがわかるように職員も工夫をしています。長坂の特徴と言えば「異年齢児保育」です。0歳から2歳児。3歳から5歳児と年齢の垣根を越えた取り組みを行っています。とはいえ、当然同年齢の発表もします。第1部は同年齢の取り組みの発表、第2部では異年齢児の特徴のある「発表」を行っています。3歳以上児の取り組みは3チームに分かれており、今回は「劇」「オリンピック」「発表」になっています。各年齢ごとの特徴が良く出ていて保護者も「見ごたえがあります。」と評価をしてくれています。今年は園舎の改築もありドタバタしているようですが子どもたちもここにきて、だいぶ自信がついてきたようです。・・・見ていないのにどうしてわかるのかって・・・ホールでの練習の声(合奏、唄、発表の声)が一番端っこの事務室にも聞こえてくるからです。明日を過ぎれば、あとは精神面の調整に入ります。ここは保育士の腕の見せ所となります。本番は12月8日。とても楽しみです。

 最近、「見たわよ。銀座に何しに言ったの?」と聴かれます。実は先日東京にある保育教材社の展示会と研修会に行った帰りに銀座に寄ったのですが、その時、あるテレビ局のインタビューを受けたのです。「モーニングバード」の何とかと言っていましたが、「余命一月と言われたら奥さんに何と言いますか?」などと言う考えてもいないインタビューでした。いきなり聴かれたのですっかり気が動転してしまい、「俺が死ぬ時、涙のしずく2つ以上こぼせ、お前のおかげでいい人生だったと俺が言うから、必ず言うから・・・。」と答えようとしたら、隣で妻が「ありがとうといって欲しい。」とのたまわっていました。なんだかんだで10分くらいインタビューを受けたのですが、今を生きることに精いっぱいの私たちには「死の準備」はできていなかったという結果が出ました。てっきりインタビューは没になったものと確信し、その夜は銀座の焼鳥屋で一杯飲んだのでした。

 ところが、次の日の朝、羽鳥アナウンサーの番組に私たち夫婦のドアップがテレビに映ったようで、妻のメールには「びっくりしました。銀座で何やっているの?」というメールが入っていたそうです。その後、何人かの保護者や園長先生から「見たわよ。」という脅しともとれる意味深な言葉をいただきました。今年は「火野正平」さんの日本心旅をはじめ、テレビや新聞に出る機会が何回かあり、非日常的な経験を何回しましたが、最後にテレビドアップとは思いもよりませんでした。今年はついている・・・かもしれません。運だめしに「宝くじ」を買うことにします。6億円・・・当たるかもしれません。だって、あの人ゴミの銀座でインタビューされる確率を考えると・・・もしや・・・と思いませんか。

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