園長です。
1月の「牡鹿半島」旅行記を書こうと思っていたら、思わぬ事態が発生し、思考がストップしてしまいました。2月4日に妻の母親が突然旅立ったのです。前日の節分の夜は孫やひ孫たちが集まり、にぎやかで楽しい夜を過ごしたようなので本当に残念でなりません。妻の実家は7年前に妹が亡くなり、10日後に父が亡くなり、失意のどん底を味わいました。妻の実家は女系で3人姉妹です。妻は長女だったので妹たちに実家を任せる予定でしたが、すぐ下の妹は埼玉県で仕事中。一番下の妹は7年前に亡くなり、今回は妻が喪主を務めました。そんな事情があり2月8日の葬式まであれやこれやでてんてこ舞いでした。今日も市役所でいろんな手続きをしてきました。まだまだやることがありそうで春ころまで何かと気ぜわしい思いがしそうです。まあ3月には四十九日を済ませ、喪が明けるのでもう少し大人しくしていようと思います。
さて、それでも季節は廻ります。いくら悲しいことがあっても仕事は待ってくれません。2月17日には八戸えんぶりとともに八戸市の指導監査がありました。昼頃には終わりましたが、早めの準備をしておいたので何とか無事に終わることができました。それにしても作成する書類の種類が増え、その上複雑になり、事務量が増えた感じです。実際の仕事量はあまり変化がないようでも、精神的には大きな負担になっています。歳をとったせいでしょうか。最近はあきらめの境地が先に立ち、あまり文句を言わないようになりました。長いものには巻かれろ・・・ということでしょうか。
本日、2月18日。毎年恒例の「新組えんぶり組」が保育園に来てくれました。保育園の元保護者や卒園児がたくさんいるので張り切って舞ってくれます。今回も9時45分から10時30分まで八戸えんぶりのすべてを子どもたちに見せてくれました。子どもたちは目をらんらんと輝かせ興味を示していました。毎年、我が園から新しいメンバーがえんぶり組に参加します。最初は小学生グループで。その後数は減りますが中・高校生が大黒舞や戎舞に抜擢され、やがて藤九郎(大夫)として烏帽子をかぶり大地で舞を踊ることになります。八戸市ではえんぶりの初日2月17日を小・中学校を休みにして伝統を守っています。でも中学3年生、高校3年生は受験のため、さすがに姿を見せなくなります。やがて大学に入り、この時期に帰省しえんぶりに参加している強者もいます。このえんぶりが過ぎれば、北国八戸の気候も一気に春めきます。ここ数年、真冬に雪ならぬ雨が降ったり、雪のないえんぶりもありますが、季節は確実に春へ向けて動き出します。
いろいろあった2月ですが、少し落ち着いて残りの冬を過ごしたいと思います。3月4月は卒園、入園、予算、決算、理事会、評議員会とすることが山のようにありますが、ひとつづつ片付けていきたいと思います。中国の新型ウイルスも心配ですが、私の認知症も心配です。最近本屋で同じ本を買うことがありました。こともあろうか3冊です。私は本を買うときは最後のあらすじみたいなところを読んで買うのですが、若いころと違っていつみても新鮮。絶対まだ読んでいないと確信して買うのに、家の書棚にはすでに並んでいる・・・。単なる健忘症なのか、重篤な認知症なのか判断に迷っています。春になったら私も「わくわく教室」に参加し、シナプソロジーを体験しようと思います。太陽先生、私も混ぜてください。お願いします。