園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

私の重大ニュース

2010-12-29 12:49:59 | 日記
園長です。
 年末になると「今年の10大ニュース」が話題に上がりますが、私個人の今年のベスト5を選びたいと思います。
  1 大学時代の友人が1月6日に亡くなったこと
  2 夫婦で箱根「冨士屋ホテル」に泊まったこと
  3 八戸ポータルミュージアムの「こどもハッチ」業務委託に失敗したこと
  4 八戸東ライオンズ杯で優勝を逃したこと
  5 「会報ぜんほきょう」12月号で長坂保育園の保育の取り組みが紹介されたこと
  番外 サッカーD級コーチライセンスを取得したこと(園長のつぶやき9.20参照)

というところでしょうか。家庭的にはもっといろんなことがありましたが、孫や子どもたちのことはとりあえず除きました。
 5大ニュースの中でも特に友人の死はショックでした。「ストレスは万病の素」、肝に銘じておきたいものです。兄貴の子どもが箱根で結婚式を挙げるついでに妻と「箱根冨士屋ホテル」に泊まった事も大事件でした。「一生に一度」「清水の舞台から飛び降りる覚悟」で泊まった日本でも有名な高級ホテル。戦後GHQや皇室の方々がお泊りになった由緒正しきホテルに田舎者代表として宿泊してきました。いつも正月の箱根駅伝でしか見ることがなかったホテルでしたが、たった1泊でもその素晴らしさを実感できたことはいい経験になりました。つい、「来年も来ようね」と言いましたが、来年は10年先くらいになりそうです。子どもハッチは仕事上のことなので多くは語りません。来年2月11日にはグランドオープンしますが楽しみに待ちたいと思います。保育園のサッカーは、とても悔しい気持ちでいっぱいです。特に秋の大会は、宿敵F保育園に予選リーグで勝っただけに、準決勝のM保育園にゴールを決められた時のショックは、今も心がざわつくくらい残念な気持ちです。本当に優勝できるくらいの力があったのでとても残念です。勝負はやはり勝ちたいものです。ここ数年では最高のチームだったような気がします。最後はやはり「見守る保育」です。見守る保育に取り組んでから7年が過ぎようとしています。子ども達が「自分で考え、自分で選び、自ら行動できる」子どもになるようにと取り組んだ保育です。公開保育、雑誌への掲載、教育新聞にも取り上げられました。無我夢中で取り組んできた見守る保育ですが、子ども達の成長もさることながら、保育士全体の力が付いてきたような気がしています。最初は模倣、パクリが多かった保育ですが、最近は長坂保育園のオリジナルが多くなってきたように思います。主任を中心に保育士の力量がレベルアップしていることを実感しています。保育の成果は一朝一夕には現れませんが、地道に確実に取り組んでいきたいものだと思います。年明け早々には「保育参加&給食試食会」が計画されています。今年初めて祖父母の協力で進めてきた食育の一環としての「野菜作り」も最後の「保存食」までいきました。干し柿はもちろん、「長坂たくあん」の出来もみんなで確認したいと思っています。今年は本当にいろんなことがありました。保護者の方にはたくさんの協力を頂き、心から感謝申し上げます。これからも地道に実直に保育に取り組んでいきます。来年もよろしくお願い申し上げます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の嵐

2010-12-23 22:03:24 | 日記
園長です。
 昨日は、大荒れの天気でした。一日中雨が降っていましたが、風が強く、まるで台風のようでした。私はそんな中、地元の町内会の忘年会で6時から飲んでいました。町内会の役員約30人が集まり、今年1年の反省と思い出に花を咲かせました。特に今年は連合町内会の運動会で第3位に入賞し、その話題で持ちきりでした。私は総務部長として写真係を務めたので競技には出ませんでしたが、その後の「広報特別版」かわら版はとても好評だったとのことで、少しは貢献できたのかなと思っています。9時にごろにはお開きになったのですが、帰りが大雨と暴風。おまけに春雷ならず冬雷が鳴り響き、ものすごいことになっていました。その雨は、夜の寒さに「雪」に変わり、朝はびしょびしょの雪が3センチくらい積もっていました。どうやら明日からは寒さが続くようで、やっと例年の寒さが戻ってきそうです。
 今日、妻が仙台の娘達のところへ出掛けました。東北新幹線が青森まで開通し初めて八戸駅まで行きました。ターミナル駅だったころと比べるとやはり少し活気がなくなったように思います。第一、始発ではなくなったことで、事前に待っている電車に乗って待っているということがなくなり、ただの停車駅の悲哀を強く感じた次第です。仙台で就職が決まった娘の部屋さがしに行った妻ですが、実は長女の孫達と会うのが楽しみだったようです。上の孫は12月20日生まれで、めでたく4歳になりました。誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントをバックに詰め込みいそいそと出かけました。2番目の孫は女の子なのですが、来年の5月で2歳になりますが、もはやお兄ちゃんに負けないくらいたくましくなっているようです。今年は旦那の生まれの兵庫県に行くそうで、八戸はさみしい正月になりそうです。でも来ると毎日が嵐のような日々になりそうなので、さみしいようで嬉しいようで複雑な気持ちです。我が家はみんな娘だけなのであと10年もすれば恐ろしい風景が見られそうです。そうなるようにみんな頑張ってくれよ・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9度目の12月19日

2010-12-19 16:29:17 | 日記
園長です。
 今年も12月19日がやってきました。私にとってこの日は特別な日になっています。9年前の12月19日。父親が亡くなりました。そして6年前の12月19日は母親が亡くなりました。12月は忙しかったり、慌ただしかったりで落ち着かない月ですが、この日ばかりは、気分が落ち込んでしまい、元気がなくなります。もっとどうにかしてあげられたんじゃないかという反省の気持ちと、もっと親孝行らしきものをしておけばよかったという後悔の気持が複雑に絡み合い、何年経っても心が晴れません。
 今日は、命日がちょうど日曜日に当たったので、お墓参りの後、お寺に寄ってきました。人のいないお寺というのは暗く、さみしく、とても寒い空間です。位牌が立ち並ぶ位牌堂は、火の気がなく特に寒く感じました。ところどころ扉が開いている位牌は、この日が命日になっているところです。川口家の位牌堂も開いており、供物が並んでいました。これまでの迷惑を何回詫びたことか数えられませんが、今回もお詫びをしながら冥福を祈り、そしてここまで育ててくれたことに感謝しました。12月19日は私が生きている限り特別な日であり続けるのだと思います。
 今日は、両親の命日だったこともあり(関係ないか)、妻とレストランにランチを食べに行きました。八戸駅の近くにあるイタリアレストランでしたが、完全予約制の店でした。たった10人しか座る場所がありませんが、八戸では本格的なイタリアレストランとして有名なところです。水もイタリアから直輸入ということで炭酸水のミネラルウオーターは400円でした。前菜からパスタ、デザート、コーヒーまで全て自家製と直輸入で、とてもおいしかったです。特にパスタは「アルデンテ」にゆでられ、少し硬い感触でしたが、「これが本場のイタリアン」という感じがしました。落ち込んでばかりいられないのでおいしい食事をして、元気を取り戻そうと思います。
 また、遅れていた妻の誕生日プレゼントもしました。ずいぶん高いプレゼントになりましたが、これからかけるであろう迷惑料も含んでいるので仕方ありません。何を買ったかって?それは秘密です。ひとつだけヒント、宝石、貴金属の類ではありません。どちらかというと生活品の類です。さらにヒント、輸入品です。さて、何だ。あたった人には、豪華景品・・・はありません。そうそう、選んでいるときに保育園の1歳児の女の子に会いました。家族で買い物に来ていたようです。私たちの顔を見ると大喜びをしていました。その子と家族にはしっかり見られました。さて、私が妻にプレゼントしたものは何でしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

就職

2010-12-15 13:19:12 | 日記
園長です。
 昨日の夜、なかなか鳴ることのない私の携帯電話が鳴った。私の携帯電話は急用で私からかける以外はほとんど用をなさない。たまにかかってくるのは、妻か若しくは保育園からの用事がほとんどだ。毎月の電話料は、きっと基本料金でもお釣りがくるくらいだと思う。電話が鳴った。妻は隣にいるし、保育園だってもう閉まっているし、一体誰からだろうと携帯を覗くと「○○○」・・なんと3番目の娘からだった。風邪もひいたのかと思いながら出てみると、「合格した。」と弾んだ声。実は娘は仙台の大学で、今4年。就活の真っ最中だった。12月はじめに採用試験を受け、面接も試験もだめだったといっていたところから合格通知が来たとのこと・・。自分ではてっきり落ちたと思っていたらしい。娘が自分で調べて、一番仕事をしたい職場だったらしく、思いが通じた分だけ喜びも大きかったようだ。10月の学園祭では、ベースを抱えて、ロックシンガー気取りでわけのわからない歌を歌っていた娘だが、リクルートスーツに身を包み、少し気取った格好が目に浮かぶようだ。とにかく「おめでとう」。競争率が高かったと聞いていたので、少しだけ心配していたが、人数の問題ではないことがわかったと思う。大勢の中から選ばれて合格したのだから、自信を持って欲しい。少しシャイなところもあり、大変なところもあると思うが、これからが人生経験だ。自分の道は自分で切り開いて欲しい。私が言うのも変だが、同僚から好かれる人になってほしい。それが自分を最大限に生かせる秘訣だと思う。まだまだ子どもだと思っていたら、いつの間にか大人になっていたんだなあ。自分で考えて、自分で決めた道なので、楽しんで歩んで欲しい。長女、次女、三女と自分の道を進み始めた。後は四女がどのような道を進むのか、楽しみな反面、心配でもある。これだもの、髪が薄くなり、白くなるのも仕方ないか。もうすぐお正月。家族全員が集合することはなさそうだが、子ども達のそれぞれの成長を祈りたいと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

忙中閑あり

2010-12-07 10:36:17 | 日記
園長です。
 怒涛のような1週間が過ぎました。今週も老人施設との交流会が予定されており、まだまだ気が休まることはありません。しかも、今月は「年末調整」という1年の給料のまとめの作業も控えています。それでも保育園の行事とは違い、自分のペースで仕事が出来るので少しは気が楽です。
 4日に行なった「発表会」は、東北新幹線全線開通と爆弾低気圧の襲来が一緒になり、気分はあっちへ行ったり、こっちへ来たりで大変でした。3日夜からの強風は、うなりをあげるくらい強いもので、少しだけ残り、木にしがみついていた枯葉をことごく吹き飛ばしました。おまけに道路わきの木もなぎ倒し、停電になった地区もあったようです。私が毎日犬につれられて散歩する山道のアカシアの木も倒されていました。そのような日に行なわれた「発表会」は、天気とは裏腹に素晴らしいものでした。昨日、保護者からの感想を読みましたが、我が子のことばかりではなく、保育園全体の取り組みや異年齢の取り組みにも関心が高まっている様子が伺えました。始まる前の私が言った「レンズを通さないで子ども達の姿を見てほしい。」という言葉には多くの賛同を得られたようでした。中には、「年長になって初めて、ビデオカメラを持たないで発表会を見たが、子ども達の生の姿を見て感動した。もっと前からこうすれば良かった。」という保護者もいました。子どもの成長を記録するために一生懸命ビデオカメラを撮るのでしょうが、レンズを通してみた姿と実際に見た姿では感動が違います。同じ記録、記憶に残すのなら、いつでも引き出せる心の中で残しておきたいものです。実際、ビデオカメラは、撮っただけで、しまいこむ人が多いそうです。せっかくの感動の場面を逃し、後は結婚式のときくらいにしか使わないビデオでは、少し寂しいような気がします。
 今日は、少しだけ「暇」です。暇といっても何もしないということではありません。することをひとまずおいておいて、何もしない・・と言うことで、仕事がなくなったわけではありません。最近は、なるべく「優先順位」を付けて、仕事を片付けていますが、重要な仕事が急に入ることもあり、苦労しています。年齢と共に仕事量は増えましたが、その処理能力は反比例して減っています。おまけに「髪の毛」も・・。最近、散発に行くと悔しいことがあります。髪の毛が少なくなっているのに、料金が高くなっていくと言う現実です。20代、30代の頃は、散髪の後の髪の毛が山のように散らかっていたのに、最近は髪が白くなったせいもありますが、床に落ちている髪も目立たないくらい少なくなりました。なんか寂しい気持ちになります。
 そういうことで、これから年末にかけて「師走」の本領を発揮したいと思います。逃げ足は速いのですが、前向きに走ることがとても大変になった今日この頃です。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする