園長です。
今日は、朝から湿った重い雪が降っています。まだ季節的には少し早いと思いますが、春を呼ぶ「彼岸じゃらく」のような雪です。それよりももっと始末が悪い「みぞれ」のような感じです。そういえば今日は24節季のひとつ「啓蟄」です。この時期を境に虫が地上に這い出てくるということだそうです。雪の中からどうやって出てくるんだろうと思いますが、それでも季節は巡ってくるのです。「三寒四温」にはまだまだ程遠い感じがしますが、春は確実に近づいています。今日の新聞に青森市で「マンサク」の花が咲いたところがあると記事にでていました。私が毎朝犬と散歩するコースにも「マンサク」の木がありますが、黄色の花どころか、花芽も出ていませんでした。いつもだと「フクジュソウ」が芽を出す日当たりのよい場所にもまだ氷のような雪が残っています。
今年は、園舎の建て替えも計画されていて、忙しい年になりそうです。3月は「弥生」と言いますが、私は3月こそが「師走」なのではないかと思います。今日は青森県の公立高校の入試がありました。中学3年生にとっては、人生で最初のふるいにかけられるわけですが、運・不運はあると思いますが全力を出し切ってほしいと思います。私の園の職員の子どもも受験生だったようで、親としては気が気でない一日だったと思います。本物の桜はまだまだ先ですが、「桜咲く」の知らせはあと1週間できます。「果報は寝て待て」。いい知らせがみんなに届くといいですね。