花と緑を追いかけて

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いっぱいの主婦の日記です

妙高赤倉の秋・「まるごと妙高周遊」その1

2008年10月24日 | 旅日記

一週間以上続いた「爽やかな秋晴れ」も昨日の午後から崩れて、今日は大雨注意報が出るほどの雨となりました。

今回紹介している「妙高高原・赤倉温泉」の旅に出かけた日も、朝から雨の一日でした
お天気に恵まれた3日目の「笹ヶ峰」の紅葉のUPが先になりましたが・・・
1日目は、午後の2時半過ぎに宿に着いて、のんびり温泉に浸かっただけですが、2日目は雨も上がったので、観光協会が運営している「まるごと妙高・名所巡り」という観光バスに乗って見て廻りました。

申し込みは各宿のフロントでOK、値段は一人1800円・・・
出発は泊まっている宿の目の前にある「足湯公園」に9時でした。
公園の周辺にはシュウメイギクが咲き乱れ、マユミが色付き実が生っていました。
トップの画像は「足湯公園」前のマユミの実です



ガイド兼用の運転手さんが、最初に案内してくれたのが「赤倉シャンツェ」
この夏にも「ジャンプ大会」が行われたそうです。

現地ではもっともっと高く大きく感じましたが、写真では中々それが出ませんね。
山を登っている時の写真も、いつも同じように感じます
技術的な問題でしょうか・・・?

シャンツェを初めて見たのは、札幌五輪で日本の日の丸飛行隊が活躍した札幌の「宮の森シャンツェ」です。
そこで写した赤坊の息子を抱いている写真がありますから、今から35年以上も前のお話ですね。



次ぎに案内されたのは、岡倉天心の「六角堂」です。
この中には近代彫刻界の巨匠・平櫛田中(ひらくしでんちゅう)作の、天心像が入っているらしい・・・?



岡倉天心の「六角堂」と言えば、茨城県の五浦海岸の「六角堂」が有名で、私も訪ねた事がありますが・・・
あちらは天心が住まいとして自ら設計して使っていた所だそうです。

ここ赤倉は天心が晩年に過ごした場所で、この石碑には「天心終焉の地」と書かれていました。


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紅葉はまだ走りでしたが、それでも六角堂の周りには赤く染まったモミジなどが華やかでした。
マウスオンでご覧下さい
日がな一日、ここでユックリ絵を描くのも良さそうなポイントです



そして草むらの中には「ノコンギク」でしょうか?
詳しい名前が分かりませんが、一面に咲いていました



三番目に訪ねたのは「イモリ池」
お天気が良かったら正面に「妙高山」が見えるはず、10月7日のこの日は厚い雲に覆われていました。
残念

この日の池は泥を取り出す工事が行われていて、重機類が並んでいましたが・・・
一周10分程度で回れるので私たちは歩き出しました。

しばらく行くと「希少植物・タヌキモ採取中」と書かれた黒板の横で、作業着姿の若い女性が藻のような物をすくっていました。



こちらがその「タヌキモ」
多数の捕虫嚢があり,ミジンコなどを捕らえて消化・吸収する食虫植物だとか・・・
夏には黄色い花を咲かせるそうですが、近年ここのタヌキモはすっかり少なくなったと、採取中の係員は嘆いていました。



増えたのは「スイレン」でしょうか・・・?
葉っぱがビッシリと池を覆っていました。
咲いている時はさぞかし綺麗でしょうね~、見て見たいです。



木道の脇で主人は「赤い実」を見つけて、自信作を撮ったようです
私流にトリミングをして、このブログに使わせてもらいましたが・・・
一体これは何の実でしょうか?



その近くで私が写したのは「ガマの穂」
綿をほぐしたようにほころびて、綿毛のついた種が飛ぶのはもうすぐでしょう。
思わず「ガマの穂綿に包まれば♪、ウサギは元の白兎♪」という大黒様の歌が口からでてきました。

イモリ池にはレストラン、駐車場、そして「ビジターセンター」がありますので、色々と楽しめそうですね。

                                

マタマタ私の呟きです。お忙しい方は飛ばしてください。 

今日は、先週見つかった父の「胸膜皮厚斑」のCTスキャンの結果を聞きに行く日でした。
幸いまだ癌化は見られず合併症もないという診断でしたが、すでに胸膜や肺にアスベストが原因の石灰化が見られるそうです。
「今後は半年に一回くらい検査に来て下さい」
「ただたとえ初期の癌が見つかったとしても、手術となると大手術になりますから、高齢のお父さんには耐えられないでしょう」とのこと・・・
それではただただ見守るだけなの

ホッとする気持ちと、ハテ?ハテ?と思う気持ちが交差しながら会計を済ませたら、突然弟からTELが・・・
「親父が昨夜叉8度の熱を出したそうだから、どう対処すれば良いか聞いてきてくれ」
回れ右して再び先生に診断を仰ぎました。
先生曰く「先週は熱のないあの日のデーターを元に結論をお伝えしましたが、昨夜の熱が同じ原因かどうかは診もしないのに言えません。高いお金を払って施設に入っているのでしょうから、患者をずっと診てきたそこの担当医と相談するのがスジでしょう」とケンもほろろ

すぐに施設に行って、看護婦さんに結果報告と同時に今後の相談をしました。
「この施設は常駐の医者がいるわけではなく、2週間に一度契約医院から出張で来てもらっているだけです。Tさんのご家族様はとても熱心にお父様の病院のカバーしていただいているので、当方としても大変助かり、その先生には結果報告だけで済ませています」
エエッ~~

「今後の事はあくまでもご家族様の考えが大事で、トコトン原因を追究するか、叉は対処療法で済ませるか・・・尿道経路の炎症を調べるとなると内視鏡検査となり辛くて痛い思いをさせることも確かです。それをするかしないかはご家族様の考え方しだいです」
う~~ん、高齢者の家族は医療に関してはある種はっきりとした主張を持たないと前に進めないのでしょうか
それには知識がないと・・・
まずは勉強しなくてはいけないようで
少々パニック状態で帰ってきました。
それにしても最近の医療現場って少々「温かみ」に欠けますね


コメント (34)
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