自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

ロスト・ワールド その2

2006-12-16 | オーディオ・ドラマ
続きです。その1よりご覧下さい。

***

<第10話>(最終回)

折角の気球が無くなっていた。
インディオの仕業のようだ。彼らは教授らを帰したくないのだ。
もはや、この世界から抜け出す事は不可能なのか?
が、そんな時、インディオの酋長が、木の皮の巻物を持ってきた。
そして、上の方に並んだ洞穴を指さして去った。
巻物は洞穴の地図だったのだ。洞穴の一つに印がある。
下へ通り抜けられる穴があるのだ。
酋長は、猿人から助けてもらったお礼に、そっと秘密を教えてくれたのだった。

ついに帰れる事になり、ロックストン卿は、荷物は置いて身軽に脱出しようと提案するが、チャレンジャー教授は「嫌だ!これだけは持って帰る!」と断固言い張った。
サマリー教授もしかり。
マローンが二人の教授は、最後まで我が儘だったと言っていましたが、まさにそのもの。
ちょっと駄々っ子みたいな感じ、悟朗さん良いですネェ!!(笑)

ついにロンドンに戻って来た彼らは、報告会でサマリー教授がロスト・ワールドについて説明するが、証拠を出せと、暴動寸前になる。
そこで、ここぞとばかり(?)最後の切り札、翼手竜の子供を出して見せる、チャレンジャー教授。(どうやって連れてきたんでしょう???笑)
が、翼手竜は逃げ出してしまう。(逃げちゃったなんて・・・文明の世界では生存できないと思うし。可哀想。)

マローンはマローンで、恋人が結婚しており、意気消沈してしまう。

皆がガックリしていると、ロックストン卿が、青い粘土の詰まった噴火口を覚えているか?と問う。翼手竜が生息していた所だ。
実はあそこは、ダイヤの宝庫だったのだ。ダイヤの原石を持ち帰ったロックストン卿は、原石を磨いて価値を評価してもらった所、良質のダイヤだと分かったのだ。
莫大な資産を手に入れた彼ら。
チャレンジャー教授は、長年の夢だった私立博物館を建てると言う。
サマリー教授は、白亜化石の分類に人生を捧げたいと言う。
そしてロックストン卿とマローンは、また探検に出かける事になった。

「メープルホワイトランドに!」と、チャレンジャー教授の音頭に、祝杯を上げる彼らだった。

***

とても良く出来ていました。悟朗さんのセリフも多かったし!(笑)
最後に財宝(?)を手に入れるなんて、なかなか楽しい展開でした。
音楽も良かったです。
ぜひ全話拝聴する機会があればと思っています。
(有名な作品ながら、原作は読んだ事がありません。土下座)

参考資料:「NHKオーディオドラマ」様(公式)、「オーディオドラマの世界」様

***

Special Thanks:松村様。本当に有難う御座いました。
お礼:捨吉様。



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ロスト・ワールド その1

2006-12-16 | オーディオ・ドラマ
NHK 青春アドベンチャー 「ロスト・ワールド」
(初回放送 1998年12月7日~12月18日)全10回
役名:チャレンジャー教授

キャスト
エドワード・マローン:古川登志夫
チャレンジャー教授:納谷悟朗
サマリー教授:西村淳二
ロックストン卿:井上倫宏
加藤治、大友龍三郎、三井善忠、篠原仲子

アーサー・コナンドイル作「失われた世界」のラジオドラマ化です。
2005年に再放送されました。
残念ながら気づくのが遅く、8~10話のみ拝聴しました。

ジュラ紀の恐竜が今だに生息するアマゾンの奥地にある高原「ロスト・ワールド」へ踏み込んだ、マローンやチャレンジャー教授達の冒険です。

***

<第8話>

教授達が猿人にさらわれた。
マローン達は、チャレンジャー教授とサマリー教授を助けに向かう。
崖に続く大きな広場には何百と言う猿人が居た。
インディオ達を突き落とす儀式が行われているのだ。

「やめろ~!やめるんだ~!」悟朗さん登場です!!
木の上には、チャレンジャー教授、そして教授に瓜二つの猿人が居た。
ロックストン卿が言った通り、二人は良く似ていた。
マローンが二人を見つめていると、ロックストン卿の銃が火を噴き、猿人の首領は血を流していた。激しい戦いになった。
猿人達は森の中に逃げ込み始めた。
迫ってくる猿人を倒しながら、彼らはチャレンジャー要塞に戻って来た。
戦いの部分など、スゴイ迫力です。

助かったチャレンジャー教授がお礼を言っていると、外で物音がする。
逃げ延びた4人のインディオ達だった。助けて欲しいらしい。
が、インディオ達は、チャレンジャー教授を見て恐れている。
それと言うのも、教授が猿人の王様に似ているからだと言う。
この話に、憤る部分など、サスガ悟朗さんです。(笑)
(猿人の王に似ているなんて、やっぱり「猿の惑星」の王様だから???ヘストンみたいな風貌の猿とか???スミマセン、何の関連性もないのは重々承知デス。爆)

インディオ達はグラディス湖の向こうの洞穴に住んでいると言う。
彼らをそこまで送って行く相談がまとまった。
その後彼らは、茨の隠れ家に場所を移して休んだ。
皆が寝静まると、チャレンジャー教授は、マローンを捕まえ、自分が猿人の王に似ている等と言う話はひどく迷惑なのだと、得々と説いていました。(笑)

近くの小川に猿人達が出現した。
マローンは殺されかけるが、ロックストン卿らに助けられた。
猿人達も、ライフルが恐ろしいのだ。

インディオの酋長が道案内となって一行は移動した。
と、湖の左の方からカヌーの一団がやって来た。インディオ達だった。
酋長を助けに行く所だったのだ。
彼らは酋長を見つけると、彼の前にひざまずいた。
そして話を聞いた彼らは、マローンや教授達の前にひれ伏した。

彼らは猿人達と戦う事に決めたらしい。
マローン達も協力する事になった。
ついに猿人達との最終決戦の時を迎える。

悟朗さん、セリフが多くて良かったです。お得意の、いかにも頑固そうな人だし。(笑)
ドラマ全体に迫力があって、臨場感がありました。

<第9話>

インディオの軍隊と前進するマローン達。
これは生きるか死ぬかの本能の戦いなのだ。
平地では有利なインディオ達だったが、森の中では戦況が一変した。
が、ライフルに勇気付けられたインディオ達は、猿人達を追いつめて行った。
戦いの後の悲惨な光景に、文明世界へ帰ると言う約束を守って欲しいとチャレンジャー教授に懇願するサマリー教授だった。

戦いが終わって2日目、彼らはインディオ達の村へ戻って来た。
インディオ達は、自分達の洞穴を使って欲しい様子だったが、ロックストン卿は注意深かった。
インディオ達の人間に対する気持ちは、半分は尊敬だが、半分はライフルに対する恐れだと言うのだ。そして、崖の下にキャンプを張る事になった。

一方マローンは、高原から下へ降りる道をインディオ達に尋ねるが、彼らは協力してくれなかった。マローン達は、ライフルを持った彼らの守護神であり、彼らが居る限り身を守れると信じているのだ。
インディオ達に頼らず、自分達で下へ降りる方法を探さなくてはならない様だ。

突如、プレジオザウルスが泳いで来た。そして陸に上がってくる。
ここには、いろいろな恐竜、動物、花、昆虫が居たのだ。
教授らは狂喜し、特にサマリー教授は、昆虫採集に熱中していた。
また、ロックストン卿は、悪魔の子供(翼手竜)の子供を捕まえるのだと言う。

が、チャレンジャー教授はちゃんと脱出の方法を考えていた。
間欠噴泉からガスが噴出しているのを見つけた教授は、この大気より軽いガスを使って、気球を作る事を思いついたのだ。
オオトカゲの胃袋で作った袋にガスを入れて、気球にするのだと言う。
一人ずつパラシュートの様にして、下降する計画だった。
やっぱりチャレンジャー教授、ちゃんと、とても頭が良いんですネ!!(笑)

が、その気球が無くなってしまった。

***

その2へ続く

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