自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

スパイ大作戦 シーズン1 「大量殺戮者」 その2

2007-04-20 | スパイ大作戦
続きです。その1よりご覧下さい。

***

悟朗さんの追録があって嬉しかったです。
「裁判長!」と言う様なセリフばかりでしたが、良かったです。
演って下さって本当に嬉しかったです。有難う御座いました。

ストーリーとしては、スパイ大作戦お得意の大掛かりなトリックですが、ロガッシュの祖国は多分独裁政権みたいな所なのでは???
その国に、ちゃんと裁判があって、しかも被告人(それも反逆罪の被告人)に弁護士が付いている訳ないんじゃないかなぁ??なんて、ちょっと思いました。(笑)
多分彼の地では(何処だか分かりませんが)問答無用で有罪なのではないでしょうか?

あとは「ロガッシュ作戦」と言う原題が、なかなか洒落ていると思いました。

***

悟朗さんのセリフをご紹介!今回は出番が多かったですが、また短い会話をご紹介します。(笑)

検察官に扮したローランに向かって、
若山「悪くないよ。」
納谷「シェークスピア役者に向かって、何だね、その挨拶は?」

*こうして見ると、ダンはいつもローランの芝居を褒めていますね!(笑)

ローランは実際には「Wait till you see me play my Falstaff.」と言っていました。
「私のフォルスタッフを見せたいねぇ。」と言う感じ?

フォルスタッフはシェークスピアの3作品に登場する人物だそうです。
(ヘンリー4世パート1、パート2、ウィンザーの陽気な女房たち)
正確にはジョン・フォルスタッフ卿。大酒飲みの太ったオッサンだそうです。(笑)

あまり馴染みのあるキャラクターとは思えないので、「シェークスピア役者」と訳したのは正解ですね!

***

追録チェックご協力:荒野の流れ者様。
資料:スパイドラマ倶楽部様。
有難う御座いました。

***

「スパイ大作戦」のご紹介は今回はここまでです。
以後、単発でご紹介を続けたいと思っています。



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スパイ大作戦 シーズン1 「大量殺戮者」 その1

2007-04-20 | スパイ大作戦
第3話「大量殺戮者」 Operation Rogosh
ロガッシュ:大木民夫/追録:大木民夫
先生<IMF>:浮田左武郎(スパイドラマ倶楽部様)
女性裁判官<IMF>:野沢雅子?(追録もご本人だと思ったのですが、お分かりになる方は、ご教示お願いします。)

1966年、世界中で大量殺人を犯しているロガッシュが、一週間ロスに滞在し、もうすぐ帰国すると言う。
彼の立ち去った後には、沢山の犠牲者が出ると言う。
ロガッシュの計画を突き止め、それを粉砕するのが今回のミッション。

チームはロガッシュを車で軽く轢き、拉致する事に成功した。
軽い脳震盪を起こした彼が目覚めた場所は牢獄だった。
「今」はあれから3年後の1969年。
ロガッシュに自分は、祖国の牢獄に反逆罪で投獄されていると信じさせ、自分の潔白を証明する為、ロスでの工作の全貌を喋らせようと言う計画。

ミッション参加:ダン、ローラン、シナモン、バーニー、ウィリー。
その他、ロガッシュの入っている牢獄に居た全員がIMF関係者と言う、大掛かりな作戦です。

<追録メモ>
追録出演:若山弦蔵、納谷悟朗、弥永和子、大木民夫、野沢雅子?

1.牢獄で目覚めたロガッシュが、外に居る人に向かって・・・(9分59秒頃)
DVD、大木追録「おい、ここはどこなんだ?」
長尺版でもここは、カットシーンだそうです。
LD版、字幕「ここは一体何処なんだ?教えてくれ。」

2.ロガッシュとダンの会話(25分30秒頃)
最初は盗聴器から聞こえてくる声です。
大木「全く何一つとして思い出せないんだ」・・・から大木さん、若山さん二人の会話。
大木さんの「覚えてない」まで全て。
次の若山さんの「するとご自身が無罪かどうかも分からない訳で・・・」から昔の音源。
TVオリジナル放送版にはこの部分の音源が全てあるそうです。
LD版:字幕。

3.裁判でのシーン(39分45秒頃)
DVD版:
大木さんが耳打ちした後、若山追録「被告はアメリカから帰国した後・・・」から、
女性裁判官のセリフ、弥永「工作?何の事だか覚えがありません。」
女性裁判長官のセリフ、悟朗さんの「証人は下がって。」までが追録。
オリジナル長尺版:この部分の音源が全て存在するそうです。
LD版:字幕

4.引き続き裁判のシーン(43分頃)
DVD大木追録:「ボツリヌス菌と言う細菌を使いました・・・四つの丸い小さなプラスチック製のフラスコに入れて用意しました。」
(悟朗さんの追録「裁判官!」のセリフも入ります。)
オリジナル長尺版:「ボツリン菌を用いました。」
英語:「I used a botulin culture.」

*英語の「botulin」から、オリジナル放送版ではそのまま「ボツリン菌」と訳した様ですが、「ボツリヌス菌」が日本での正確な名称のようです。その為わざわざ新録した模様です。

DVD版、大木追録:「あの貯水池はサンフェルナンド・バレー一帯を賄っており二百万人以上の人間が住んでいます。」
納谷追録:「裁判長!」
大木さんの「結果は」からオリジナル音源。

オリジナル長尺版:「あの貯水池は・・・二万人以上の人間が住んでいます。」
英語:「over 2 million people」

*英語版で「二百万人以上の人」と言っています。数字の違いを新録。

DVD版:
二番目のフラスコは・・・ストーンキャニオンポンプ操作場に仕掛けましたが(オリジナル音源)
大木追録「あそこは三百万人を賄っているんです。」
それから三番目のフラスコは東ロサンゼルスのメイン水道管のろ過装置の下に・・・(オリジナル音源)

オリジナル長尺版:「あそこは三万人以上を賄っているんです。」
英語:「over 3 million people」

*ここでも、英語では三百万人と言っています。数字の違いを追録。

三番目のフラスコに関しての証言には、追録はありません。

***

四番目のフラスコに関する証言の最中、地図を書いて見せると言ったロガッシュは、誤って椅子を倒す。
その椅子には「サウスランド貸し家具店。ロサンゼルス」のシールが・・・。
それを見て事の全貌を理解したロガッシュは、敵ながら天晴れと、ダン達を皮肉に褒めるが、ダンが彼を殴り倒し、ロガッシュが再び目覚めた場所は牢獄だった。
そこには回収した3つのフラスコが置かれていた。
フラスコと運命を共にするか、それとも四番目の場所と引き換えに助かるか・・・ダンのチームは見事に四番目のフラスコのありかを吐かせるのだった。

***

その2に続く


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