自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

ベン・ハー 7

2011-11-20 | ヘストン
今年の悟朗さんのお誕生日特集に「ベン・ハー」をご紹介しています。
いよいよ大詰めです。(笑)

「ベン・ハー」(Ben-Hur 1959年・米)
1974年4月5日、12日(フジテレビ)
1981年5月10日、17日(テレビ朝日)

<キャスト> フジ、テレビ朝日
ベン・ハー(チャールトン・ヘストン):納谷悟朗、納谷悟朗
エスター(ハイヤ・ハヤリート):鈴木弘子、武藤礼子

***

ピラトの所から戻ったベン・ハーは、ローマへの恨みを忘れる事が出来ません。


ベン・ハーとエスター

<フジ>

鈴木:昔のあなたは優しかった。とても思いやりがあって。
それが今は思いやりどころか、人を憎む事しか出来ないなんて。
人間じゃなくて鬼みたい。
あの時のメッサラとおんなじだわ。

<テレ朝>

武藤:私の愛した昔のベン・ハーはどこへ行ってしまったの。
あなたはどうしても古い恨みを晴らしたいのでしょう。
でもそれが何になるというの。
あなたの心には憎しみが漲っているわ。
それじゃあまるでメッサラと同じよ。

***

死の谷へやって来たベン・ハーは、妹の命が危ないと聞かされます。


死の谷のエスターとベン・ハー

<フジ>

鈴木:ねぇ、二人をイエス様の所へお連れして。
お話を伺うだけでも心が休まるわ。
私一人でも行く。

<テレ朝>

武藤:お二人をイエス様の所へお連れしましょう。
命は永遠で死ぬ事は怖くないと、あの方はいつもみんなにそう仰っているわ。
きっと救われると思うの。

***

ベン・ハーとエスターは、ベン・ハーの母と妹をイエスの所へ連れて行きます。
そこで4人は、十字架を背負って歩いて行くイエスを見ます。


イエスを見るベン・ハー

<フジ>

納谷:ああ、いつかのお方だ。

<テレ朝>

納谷:水をくれた人だ。




***


十字架上のイエスを見るベン・ハーとバルサザール

<フジ>

納谷:あの方だったんですね。あなたが捜していたのは。
命の恩人だ。水と勇気を授かった。

<テレ朝>

納谷:バルサザールは、あのお方を捜していたんだな。
水を下さった。生きる勇気を。


イエスの最期を見届けるベン・ハー

***

イエスの処刑後、家に戻ったベン・ハーです。


ベン・ハーとエスター

<フジ>

納谷:あの方は亡くなる瞬間にこう仰ったんだ。
主よ許し給え。彼らは罪を知らないのです。
鈴木:そんな時に。
納谷:そうなんだ。喜んでくれ。私もこれで恨みを忘れる事が出来そうだ。

<テレ朝>

納谷:あの方は息を引き取る前に、こう仰った。
父よ彼らを許し給え。そのなす所を知らざればなり。
武藤:そんな時に。
納谷:そうだよ。そのお声を聞いた時、恨みの気持ちも消えてしまった。


ベン・ハー、エスターと、奇跡が起こった母と妹

The End

***

今回の「ベン・ハー」の特集、かなり長くなってしまいました。(笑)
悟朗さんのお誕生日を気合を入れてお祝いしたいと思ったのですが、考えていたよりずっと大掛かりになりました。(笑)
ご覧下さりどうも有難う御座いました。

個人的には、テレ朝版の方が好きです。
どちらもDVDに入らなかったのが本当に残念です!!!
悟朗さんと羽佐間さんの迫力ある演技をDVDに残して欲しかったです。



コメント (6)
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