自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

哀愁

2012-10-05 | 持ち役吹き替え
「哀愁」 Waterloo Bridge 1940年・米
1972年10月5日(木) 東京12チャンネル/テレビ東京
役名:ロイ・クローニン大尉(ロバート・テイラー)

テレビ初回放送から40年です。
40周年記念に少し書きます。


マイラ(武藤礼子)、ロイ(納谷悟朗)
空襲の中、地下鉄の駅での二人です。

あとでロイが、マイラが美人だったか、不美人だったか思い出せなかった。
それを確かめたくて彼女のバレーを見に行ったと言っていましたが、こんな綺麗な人じゃなかったら、わざわざ見に行かないですよねぇ。(笑)

***

「哀愁」 Waterloo Bridge 1940年・米
1972年10月5日(木) 東京12チャンネル/テレビ東京

ロイ・クローニン大尉(ロバート・テイラー):納谷悟朗
マイラ(ヴィヴィアン・リー):武藤礼子
キティ(バージニア・フィールド):富永美沙子
マーガレット(ルシール・ワトソン):鈴木光枝
オルガ・キーロワ(マリア・オーペンスカヤ):関弘子
公爵(C.・オーブリー・スミス):高塔正康

吉沢久嘉、飯塚昭三、八代駿
塚田恵美子、白石冬美、山本嘉子

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ロイの母の邸宅で踊る二人です。
この舞踏会で流れる曲の一つに「Let Me Call You Sweetheart」があります。
ビング・クロスビーの歌にもあるのですが、この作品中ではワルツになっていました。
ロイが最後の方で、この曲の鼻歌を歌うのですが、その部分も悟朗さんの吹き替えになっていて素敵でした。(笑)

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40周年記念に昔のインタビュー等から少しご紹介します。

★武藤礼子さん

一番印象に残った吹き替えは?と言う質問に対して

「やっぱりヴィヴィアン・リーの『哀愁』ですね。
作品的にも素晴らしかったし、彼女の持っているすべてが、ここに表現されているんですよね。
たいへんだったけど、やり甲斐がありました。」
(恐らく「ロードショー」のインタビューだったと思います。日付不明。1980年頃?)

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★悟朗さん

好きな作品は?と言う質問に対して

「ロバート・テイラーの『哀愁』はとても面白い作品」と仰っていました。
(とり・みきの映画吹き替え王 2004年9月16日発行)

*昔の「スクリーン」誌のインタビューで、「哀愁」のテイラーは演りにくかったと仰っていた事もあります。(笑)

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昔、悟朗さんが「ごちそうさま」に出演された事があります。
高島さんが「哀愁」の事を仰って下さって、私はその場で高島さんが大好きになりました。(笑)

悟朗さんはお料理は全くダメだそうで、番組では困りきっていらっしゃいました。
お作りになったのは、確かステーキ。
高島さんは美味しい、と言って下さっていました。
焼くだけだから、悟朗さんも何とかクリアされたのでしょう。(笑)
それにお肉自体、きっと特上だったのでしょうね???(笑)

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★ヴィヴィアン・リー
★ロバート・テイラー

実際のインタビュー記事からの抜粋を見つける事は出来ませんでしたが、あちこちで二人共一番好きな映画として「哀愁」を上げていた、とありました。

特にヴィヴィアン・リーは、「風と共に去りぬ」や「欲望と言う名の電車」と言う名作をあえて外して、「哀愁」を上げていた様です。(笑)

*資料:ウィキ(米国)、アマゾン(米国)、Old Movie Nostalgia様
*ヴィヴィアンありき様

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悟朗さんも武藤さんも素敵でしたが、マイラの親友のキティ役の富永さんも本当に素晴らしくて、忘れられません。
私にとって一番忘れらない吹き替えです。

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以前書いた記事です。
興味のある方はご覧下さい。

http://sun.ap.teacup.com/nayagorofan/46.html


コメント
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