自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

ベン・ハー

2014-10-10 | ヘストン
家弓家正さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

悟朗さんの次に好きだった方です。
お二人が共演されるといつも本当に嬉しく拝見していました。(笑)
今一番拝見したいのはデビッド・ジャンセンのTVシリーズ「追跡者」です。
お二人の演技が素晴らしく、また息の合った所が伝わってくる吹き替えでした。
「追跡者」に関しては何回か書いています。興味のある方は日誌内でご検索下さい。
また、別館に写真を載せた事があります。興味のある方はご覧下さい。

http://blogs.yahoo.co.jp/nayagorofan/25949318.html

追悼に、何故か最初に思い浮かんだ「ベン・ハー」(テレビ朝日版)から悟朗さんと家弓さんのシーンをご紹介します。
戦車レースでメッサラを破って勝利した後、ベン・ハーがピラトを訪ねるシーンです。
以前、悟朗さんのお誕生日企画で「ベン・ハー」をご紹介した時に、このシーンの後半の部分を載せました。
今回はこのお二人のシーンを全部ご紹介します。

悟朗さんと家弓さんの吹き替えは残念ながらこのシーンを全部カバーしていません。
途中が大きくカットされていますが、私はとても印象に残っています。(お二人のご共演だから。笑)
フジ版ではこのシーンは完全にカットされていました。

こちらはお誕生日企画で載せた物です。(一番下にあります。)

http://sun.ap.teacup.com/nayagorofan/632.html


ピラト総督(家弓家正)
戦車レース開始の合図をするピラト

***

「ベン・ハー」(Ben-Hur 1959年・米)
1981年5月10日、17日(テレビ朝日)
ベン・ハー(チャールトン・ヘストン):納谷悟朗
ピラト(フランク・スリング):家弓家正

画面が暗いですがピラトの邸宅でのシーンから。

家弓家正、納谷悟朗

もう一枚(笑)

家弓家正、納谷悟朗

納谷:ご用と言うのは?
家弓:あの勝利で君にも運が開けたよ。君の父上の執政官から、ことづてがある。
納谷:アリアスから?
家弓:名誉な事だぞ。君はローマ市民になった。
(ベン・ハー無言)
家弓:嬉しくないのか?
納谷:私は今、死の谷からここへ来ました。母と妹は死ぬまであそこで暮らさなければなりません。ローマのお陰で、重い病気にかかり、もう何の望みもないのです。
家弓:聞いたよ。気の毒だった。

この後の部分はカットされており、最後の方に繋がっています。

(ベン・ハー、アリアス家の指輪を外して)
納谷:アリアスに返して下さい。
とてもこれをはめている気にはなれません。
(ピラト、指輪を受け取る。ベン・ハー、去りかける)
家弓:アリアスの口添えがあっても、君がここで面倒でも起こしたら、もうかばえないぞ。
もう一度考え直せ。

(ピラト、壇上へ上がる)

家弓:ユダヤから立ち去った方がいい。
これは忠告だ。

***

悟朗さんも家弓さんも、もうお二人ともいらっしゃらないんだと思うと本当に淋しいです。
お二人の追悼にご共演作のご紹介を何回か続けたいと思っています。



コメント
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