ロバート・テイラー、バーバラ・スタンウィック(テイラーの最初の奥様)、クラーク・ゲーブル
記事の本編とは直接関係ありませんが(笑)、悟朗さんの持ち役のゲーブルとテイラーが一緒に写っているので載せました。(笑)
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悟朗さんの1971年頃の東京12でのお仕事に関して少し書きます。
以下は、前回ご紹介したテイラーの吹き替え履歴からです。
東京12チャンネルでは、1971年から1972年にかけて、悟朗さん以外のキャスティングになっているおり、良く分かりませんが、何だか悟朗さんが干されている様な気がした(笑)ので、他の持ち役に関しても、もう一度調べてみました。
ロバート・テイラー 1970年から1972年まで
「決断」以前にも、悟朗さんの吹き替えが続いています。
「決断」 1970年10月20日(火) (東京12) 納谷悟朗
「西部の旅がらす」 1971年1月13日(水) (東京12) 小林昭二
「悪徳警官」 1971年1月21日(木) (東京12) 羽佐間道夫
「ガンファイターが帰って来た」 1971年4月22日(木) (東京12) 小林昭二
「荒野のアパッチ」 1972年6月21日(水) (東京12) 木村幌
「哀愁」 1972年10月5日(木) (東京12) 納谷悟朗
これ以降、また悟朗さんが担当されていました。
*テイラーに関しては、途中がポンと抜けています。
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チャールトン・ヘストン 1970年、1971年
「地上最大のショウ」 1970年4月2日(東京12) 納谷悟朗
「インカ王国の秘密」 1970年5月14日(東京12) 大塚周夫
「黒い罠」 1970年5月16日(東京12) 納谷悟朗
「黒い絨毯」 1970年6月4日(東京12) 納谷悟朗
「アローヘッド」 1970年9月10日(東京12) 納谷悟朗
「ミズーリ平原」 1970年12月13日(東京12) 城達也
「虐殺の街」 1971年8月10日(東京12) 広川太一郎
*1970年は、基本的には、悟朗さんの吹き替えで始まっています。
何故か途中に大塚さんが入りますが、これの理由は分かりません。
1970年最後の作品と1971年の作品は別キャストになっていました。
なお東京12のヘストン吹き替え作品はこれ以降は長年なく、2004年の「ボウリング・フォー・コロンバイン」で、再び悟朗さんが吹き替えられていました。
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ゲーブル 1970年以降
1969年に「南部の反逆者」、「ミズーリ横断」と2本悟朗さん担当のゲーブルを放送しました。
それ以降は東京12オリジナル?と言う感じで、木村幌さんが一応メインの様です。
「南部の反逆者」 1969年4月3日(木) (東京12) 納谷悟朗
「ミズーリ横断」 1969年5月7日(水) (東京12) 納谷悟朗
「叛逆者」 1970年8月27日(木) (東京12) 加藤和夫
「先生のお気に入り」 1972年3月15日 (水) (東京12) 木村幌
「僕は御免だ」 1973年5月16日(水) (東京12) 木村幌
「ナポリ湾」 1973年9月12日(水) (東京12) 木村幌
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ジョン・ウェイン
ジョン・ウェインに関しては、悟朗さんは、全てNETの吹き替えです。
番外編として、1978年に東京12で放送した「スターこきおろし大会」と言う番組で、悟朗さんがジョン・ウェインを吹き替えていらっしゃいました。
恐らくNET以外での、唯一の悟朗さんのジョン・ウェインです。
詳細はこちらに載せています。
http://sun.ap.teacup.com/nayagorofan/73.html
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ロバート・ライアン
1972年以降の吹き替えです。
「史上最大の作戦」(NET版)が最初のロバート・ライアンの吹き替えです。
NETが多く、他はフジ、TBSです。
いずれにしても、東京12の吹き替えはありません。
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リー・ヴァン・クリーフ
1973年以降の吹き替えです。
NETが多いですが、1975年に東京12での唯一の吹き替え「地獄のアパッチ」を演っていらっしゃいました。
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1971年に東京12で放送された悟朗さんの吹き替えは、私の分かる限り、以下3作のみです。(但し、テレビシリーズ、アニメ等を担当されていらっしゃるかもしれませんが、そこまでは調べていません。)
1971年1月10日 「幻の惑星」 ディーン・フレデリックス
1971年4月25日 「ゼンダ城の虜」 スチュワート・グレンジャー
1971年12月16日 「テキサス街道」 フォレスト・タッカー
キャスト詳細はこちらに載せています。
「幻の惑星」
http://sun.ap.teacup.com/nayagorofan/553.html
「ゼンダ城の虜」
http://sun.ap.teacup.com/nayagorofan/545.html
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東京12チャンネルと言うのは元々不思議な局なので(笑)何とも言えませんが、1971年頃に、何故か悟朗さんはあまりお仕事をされなかった様です。
結局何の結論も出ませんでしたが、折角調べたので載せておきます。(笑)
*自称吹替評論家様
*IMDb、ウィキ他