「緯度0大作戦」 Latitude Zero コメンタリー
DVDのBOXセットの中の短縮版に、納谷悟朗さんのコメンタリーが入っていますので、簡単にまとめてご紹介します。
いつものお話も多いですが、初耳のお話もありました!!
DVDには、モチロン本編の映画(マッケンジー艦長役:ジョセフ・コットン)、オマケにソノシートからの音声も入っていました。(語り:納谷悟朗)
沢山楽しめるBOXです。ファンの方は、ぜひチェック下さい!!
<コメンタリーまとめ>
*「フランケンシュタイン対地底怪獣」や「怪獣大戦争」のニック・アダムスさんは少しご記憶の様でした。本多監督(本多猪四郎監督)には随分お世話になりました、とインタビューを通して何回も仰っていました。
*「緯度0」で共演(?)の宝田明さんとは、「怪獣大戦争」でも共演されています。
宝田さんのお話になった時に、ご一緒に舞台に出られた時の事を仰っていました。
「耳の中の蚤」(ジョルジュ・フェドー作)日生劇場
宝田明、納谷悟朗、平井道子、財津一郎
一応チェックしてみたのですが、残念ながら何時頃の事なのか分かりませんでした。
もしご存知の方がいらっしゃいましたら、ご連絡頂ければ幸いです。
*アフレコ
テスト、ラストテスト、本番 だいたい3回で収録出来るそうです。
慣れない方が演ると、自分の声を聞いてから声を出すので、一拍遅れたりするそうです。
*「ガンマー第3号」は覚えていらっしゃらないとの事です。
森谷四郎監督の「弾痕」(実写出演。加山雄三主演)に出演した事をお話になっていました。
*NHKの「事件記者」にご出演になっていたそうです。
(「事件記者」1958年~1966年放送。実写。DVDが出ていますが、悟朗さんが登場されたエピソードが分からないので、残念ながらチェック出来ません。ご存知の方がもしいらっしゃいましたら、何卒ご教示下さい。)
*吹き替えについて
(いつものギャラのお話をなさっていましたが、それは置いといて・・・笑)
なるべく向こうの演技に合わせる。
日本語と英語では、センテンスが違うので、力点がズレるので、むこうのアクションに合わせて声を出されたとの事です。
それを上手くやろうと努力されたそうです。
*好きな役者
皆、好きは好きだそうです。
日曜洋画の時に、骨格や声、しゃべりクセなどで持ち役を考案。
ゲーブルのフィックスとなる。
ゲーブル、ヘストン(随分演りました・・・と仰っていました!笑)、ジョン・ウェイン。
ジョン・ウェインは、小林昭二がさんトラブルがあって降りたので。
小林さんは低い声で演っていらっしゃったが、ジョン・ウェインは実際には、ちょっと鼻にかかった甘い(声)イメージがあったので、そう演ろうと思われたそうです。
ダメが出たりしたが、それで演ったそうです。
「小林君と違う事を演ってみたいじゃないですか・・・せっかく演るんだから。」と納谷版ジョン・ウェインの個性を強調されていました!!!(笑)
ヘストンは格調があるが、先の読める演技で、吹き替えは楽との事でした。
「十戒」「ベン・ハー」等。
特撮ファンの聞き手の方が「猿の惑星」の事を言うと、ヘストンの映画の中では「猿の惑星」や「黒い絨氈」がちょっと変わっていますねと仰っていました。
「黒い絨氈」なんて、スラスラ出て来たのが結構意外でした。(笑)
ヘストンが来日した時に会った話をしていらっしゃいました。
リー・ヴァン・クリーフ
クリーフは役者としてお好きだったそうです。
山田康雄、大塚周夫・・・と、「続・夕陽のガンマン」の声のキャストがスラスラ出ました。
「上手いんですよね、皆ね。」
クリーフのTV映画もアテられた事があったそうですが、何の事でしょう???
*円谷作品
ウルトラマンA
ウルトラマンを演った事があるんだけど、皆信用しなくて・・・と、ちょっと自信がなさそうなご様子?
聞き手の方は特撮ファンで、ファンには悟朗さんの声が凄く印象的と、悟朗さんにエースの事を話すと「じゃ、ウソじゃないんだ。」と笑っていらっしゃいました。
*アニメ
原音がないので、どんな声を出してもいい。
銭形警部
最初は結構カッコ良かったが、次元や五エ門の様に、周りにカッコイイのがいっぱい居るから三枚目になった。エコーは喜劇が専門だし。
沖田艦長
松本先生が「これは僕の親父ですから」と仰っていたそうです。
先生のお父様がイメージのキャラだそうです。
(実は、今の今まで知りませんでした。土下座)
現役の艦長だから「あんなに老けている訳ないんですよね」と仰っていました。
私も沖田は70才ぐらいだとずっと思っていたんですが、悟朗さんも70才~80才ぐらいの想定で演じられたそうです。
でも、現役なんだから、本当は50か60でしょう?と仰っていましたが、劇場版パンフのキャラ設定に52才と書いてあります。
私はそれを読んだ時に、本当に驚きました。(苦笑)
徳川機関長が57才。徳川さんの方が年上だったんですね。
二人は同期生ぐらいかと思っていました。(笑)
*マッケンジー艦長(緯度0)
本多監督は、何も仰らなかったそうです。好きな様に演って下さいと言う感じだったそうです。
マッケンジー艦長は結構、高い声で演っていらっしゃいます。
ジョセフ・コットンの艦長なので、ちょっとカッコ良くなったのかも・・・との事です。
*御自分で吹き替えた作品は、あまりご覧になっていないとの事です。
御自分の声を聞くのは恥ずかしいそうです。
アテレコは、外国人なので、日本人にはない洒落た感じで、吹き替えを演っていて、外国人ぽくなるのに慣れている所もあるそうです。
キノトール氏に、エコーの役者はすぐ外人になれるから楽でいいと言われた話をしていらっしゃいました。
***
その2に続く
DVDのBOXセットの中の短縮版に、納谷悟朗さんのコメンタリーが入っていますので、簡単にまとめてご紹介します。
いつものお話も多いですが、初耳のお話もありました!!
DVDには、モチロン本編の映画(マッケンジー艦長役:ジョセフ・コットン)、オマケにソノシートからの音声も入っていました。(語り:納谷悟朗)
沢山楽しめるBOXです。ファンの方は、ぜひチェック下さい!!
<コメンタリーまとめ>
*「フランケンシュタイン対地底怪獣」や「怪獣大戦争」のニック・アダムスさんは少しご記憶の様でした。本多監督(本多猪四郎監督)には随分お世話になりました、とインタビューを通して何回も仰っていました。
*「緯度0」で共演(?)の宝田明さんとは、「怪獣大戦争」でも共演されています。
宝田さんのお話になった時に、ご一緒に舞台に出られた時の事を仰っていました。
「耳の中の蚤」(ジョルジュ・フェドー作)日生劇場
宝田明、納谷悟朗、平井道子、財津一郎
一応チェックしてみたのですが、残念ながら何時頃の事なのか分かりませんでした。
もしご存知の方がいらっしゃいましたら、ご連絡頂ければ幸いです。
*アフレコ
テスト、ラストテスト、本番 だいたい3回で収録出来るそうです。
慣れない方が演ると、自分の声を聞いてから声を出すので、一拍遅れたりするそうです。
*「ガンマー第3号」は覚えていらっしゃらないとの事です。
森谷四郎監督の「弾痕」(実写出演。加山雄三主演)に出演した事をお話になっていました。
*NHKの「事件記者」にご出演になっていたそうです。
(「事件記者」1958年~1966年放送。実写。DVDが出ていますが、悟朗さんが登場されたエピソードが分からないので、残念ながらチェック出来ません。ご存知の方がもしいらっしゃいましたら、何卒ご教示下さい。)
*吹き替えについて
(いつものギャラのお話をなさっていましたが、それは置いといて・・・笑)
なるべく向こうの演技に合わせる。
日本語と英語では、センテンスが違うので、力点がズレるので、むこうのアクションに合わせて声を出されたとの事です。
それを上手くやろうと努力されたそうです。
*好きな役者
皆、好きは好きだそうです。
日曜洋画の時に、骨格や声、しゃべりクセなどで持ち役を考案。
ゲーブルのフィックスとなる。
ゲーブル、ヘストン(随分演りました・・・と仰っていました!笑)、ジョン・ウェイン。
ジョン・ウェインは、小林昭二がさんトラブルがあって降りたので。
小林さんは低い声で演っていらっしゃったが、ジョン・ウェインは実際には、ちょっと鼻にかかった甘い(声)イメージがあったので、そう演ろうと思われたそうです。
ダメが出たりしたが、それで演ったそうです。
「小林君と違う事を演ってみたいじゃないですか・・・せっかく演るんだから。」と納谷版ジョン・ウェインの個性を強調されていました!!!(笑)
ヘストンは格調があるが、先の読める演技で、吹き替えは楽との事でした。
「十戒」「ベン・ハー」等。
特撮ファンの聞き手の方が「猿の惑星」の事を言うと、ヘストンの映画の中では「猿の惑星」や「黒い絨氈」がちょっと変わっていますねと仰っていました。
「黒い絨氈」なんて、スラスラ出て来たのが結構意外でした。(笑)
ヘストンが来日した時に会った話をしていらっしゃいました。
リー・ヴァン・クリーフ
クリーフは役者としてお好きだったそうです。
山田康雄、大塚周夫・・・と、「続・夕陽のガンマン」の声のキャストがスラスラ出ました。
「上手いんですよね、皆ね。」
クリーフのTV映画もアテられた事があったそうですが、何の事でしょう???
*円谷作品
ウルトラマンA
ウルトラマンを演った事があるんだけど、皆信用しなくて・・・と、ちょっと自信がなさそうなご様子?
聞き手の方は特撮ファンで、ファンには悟朗さんの声が凄く印象的と、悟朗さんにエースの事を話すと「じゃ、ウソじゃないんだ。」と笑っていらっしゃいました。
*アニメ
原音がないので、どんな声を出してもいい。
銭形警部
最初は結構カッコ良かったが、次元や五エ門の様に、周りにカッコイイのがいっぱい居るから三枚目になった。エコーは喜劇が専門だし。
沖田艦長
松本先生が「これは僕の親父ですから」と仰っていたそうです。
先生のお父様がイメージのキャラだそうです。
(実は、今の今まで知りませんでした。土下座)
現役の艦長だから「あんなに老けている訳ないんですよね」と仰っていました。
私も沖田は70才ぐらいだとずっと思っていたんですが、悟朗さんも70才~80才ぐらいの想定で演じられたそうです。
でも、現役なんだから、本当は50か60でしょう?と仰っていましたが、劇場版パンフのキャラ設定に52才と書いてあります。
私はそれを読んだ時に、本当に驚きました。(苦笑)
徳川機関長が57才。徳川さんの方が年上だったんですね。
二人は同期生ぐらいかと思っていました。(笑)
*マッケンジー艦長(緯度0)
本多監督は、何も仰らなかったそうです。好きな様に演って下さいと言う感じだったそうです。
マッケンジー艦長は結構、高い声で演っていらっしゃいます。
ジョセフ・コットンの艦長なので、ちょっとカッコ良くなったのかも・・・との事です。
*御自分で吹き替えた作品は、あまりご覧になっていないとの事です。
御自分の声を聞くのは恥ずかしいそうです。
アテレコは、外国人なので、日本人にはない洒落た感じで、吹き替えを演っていて、外国人ぽくなるのに慣れている所もあるそうです。
キノトール氏に、エコーの役者はすぐ外人になれるから楽でいいと言われた話をしていらっしゃいました。
***
その2に続く