自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

アウターリミッツ ガラスの手を持つ男 その2

2006-11-20 | TV吹き替え
続きです。その1よりご覧下さい。

***

ダーンがタイムミラーを通った。
ダーン(六朗さん)はトレントを倒しトレントは気を失った。
コンスエロは、とどめをさそうとするダーンのペンダントを引きちぎった。
ダーンは消え、彼の持っていたガラスの指を手に入れる事が出来た。
(六朗さんの出番は、これだけでした。但し、六朗さんは「アウターリミッツ」の番組レギュラーに近かった様で、他のエピソードにも沢山登場されています。)

隠れるトレントとコンスエロ。
そこでトレントは、もう1本の指をガラスの手にはめ込んだ。(現在ガラスの指は4本)
人間はどこへ行ったんだ?と、トレント。
ガラスの手は言う。人間はカイバンに敵わない事を知っていたが、反撃の恐ろしい武器を持っていた。99年間に渡って持続する殺人放射能だ。
この放射能でカイバンを倒せるが、それは人間にとっても有害だった。彼らは放射能を避ける方法を考えた。放射能の効果が完全に消えて綺麗な地球に戻るまで、全ての人間を電気的エネルギーに変えたのだ。
人類は全員電気的な信号に変えられて、金と銅の合金テープに記録されていると言う。
生物の命をテープに保存出来るのだ。
そしてそのテープはトレントに預けられた。
テープは何処にあるのかを問うトレント。
それに答えるには指がもう1本いる、との答えだった。
「君は人類の最後の望みなのだ、トレント。失敗しないように。」(声:納谷悟朗)

コンスエロはトレントに好意を持ち始めていた。
が、自分と居ては危険だと、トレントは彼女の気持ちに答える事はなかった。

アーチを捕らえ、タイムミラーの場所を聞き出したトレントは、アーチのメダルを引きちぎった。(この部分は英語です。)

トレントは、タイムミラーのある部屋へ行く。
まずバッジ(カイバン人の名前)が、未来からやって来た。
ガラスの指の引継ぎに間違えが無い様、確かめに来たのだ。
未来では放射能によって仲間達が死に始めていると言う。
トレントが未来を抜け出すとすぐ始まったのだ。

ボーンが最後のガラスの指を持って、タイムミラーから出てきた。
トレントは、タイムミラーを破壊し、ついに最後のガラスの指を手に入れる。

指が5本揃ったガラスの手に質問するトレント。

家弓:未来の7億人の人達が保存されているテープは何処にあるんだ?
納谷:君の胸の中央にあるソレノイド内(注2)の絶縁コイルを巻きつけてあるのがそうだ。磁気を除いて、君の回路の影響を受けない様にしてある。

トレントが、私の回路?何の事だ?と不思議がると、ガラスの手は中央の指3本を後ろへ曲がる所まで曲げる様に指示した。
トレントが指を曲げると、彼の胸が透き通り、中の回路が見えた。
彼はロボットなのだ。人間はテープに移り、彼の体内に隠れたのだ。
トレントは自分の真実の姿を知り、うめくように、コンスエロに手を差し伸べようとするが、彼が人間ではない事を知った彼女は去っていた。

ロボットだと知って、彼女が即すげなくなったを見て、家弓さん可哀想!とつい思ってしました。(苦笑)

最後に「バビロニアの伝説が生んだ永遠の人、ギルガメッシュと同じ様にトレントは待つ。千年の歳月を、愛も知らず、友もなく、ただ一人待つ。人間にあらず、機械にあらず、ただ神の使いの様に、人類を守り、解放する時が来るまで、トレントは待つ。」と若山さんのナレーションです。

***

「38世紀から来た兵士」(第33話 Soldier)と共に「ターミネーター」の元ネタになったと言う作品です。

最後に、これからトレントが千年を一人孤独に過ごす、悲哀感に満ちていました。
でも私は、悟朗さんの手と話していれば孤独じゃない・・・悟朗さんの手があるなんてウラヤマシイ!と、作者の意図とは多分全く逆の反応を、つい示してしまいました。(爆)
永遠に近い時間を、悟朗さんと家弓さんが延々と対話している所を想像したら、素敵すぎて妄想が止まらない状態。(爆)
最終的に、二人(?)で世界を征服しちゃったりしたら、また別の意味で「アウターリミッツ」的なストーリーになるかもしれません。二人が神になっちゃうとか・・・。
(勝手に話作ってスミマセン。爆)

***

(注1)見えない幕:Force Field(フォース・フィールド)とかShield(シールド←TNGの「Shields Up! 」からの発想。笑)とかを使っているのかと思って聞いてみたら、Force Bubble と言っていました。
(注2)ソレノイド:Solenoid  円筒状コイル
何の事か良く分からなかったので、英語で聴いてみたら、単語をそのまま使っていました。技術関係の事は全く分かりません。スミマセン。(苦笑)



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2 コメント

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Unknown (アウターリミッツのファンだった元小学生)
2006-11-28 13:10:00
今から40年くらい前、私がまだ小学生だった頃、夜中に独りでTVのアウターリミッツを見るのが好きでした。布団の中でぶるぶる震えながら興味しんしんで見た記憶があります。まだ、真空管の白黒TVだった頃です。ガラスの指を持つ男は、特にショッキングで今だに良く覚えています。今回こちらのブログを発見し、私の知らなかった、うろ覚えのところが大分鮮明になりました。どうもありがとう。いつか、DVD見てみたいものです。
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Unknown (自称納谷悟朗後援会長)
2006-11-30 09:33:49
アウターリミッツのファンさん、

アウターリミッツの記事をご覧下さりありがとう御座いました。
今回、DVDを拝見してとても面白かったです。
私の場合は、どうしても吹き替えが中心になってしまう感想ですが、参考にして頂けた様で嬉しいです。有難う御座いました。
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