悟朗さんと家弓さんの御共演作の中からもう1作御紹介します。
この「殺しの分け前/ポイント・ブランク」は評価が高いらしいのですが、私は例によって最初拝見した時にあまり良く分かりませんでした。(苦笑)
折角なのでまた拝見しました。
「ポイント・ブランク」のポスター
主人公のウォーカー(リー・マービン)は、とにかく自分の分け前の9万3000ドルを取り戻す事に執着しています。
悟朗さんの役はリー・マービンの元相棒で彼を裏切ったリース。
家弓さんはマフィアの中ボスで、悟朗さんの上司(?)にあたります。
カメラがとても凝っていて(スローモーションや鏡など)面白いと言えば面白いのですが、それが多すぎて私にはやりすぎな気もしました。
回想シーンも多く、今回もやはり難しかったです。(笑)
全体的にとても不思議なテンポの作品でした。
(この映画は92分の作品だそうですが、私が拝見した吹き替えは70分程なので理解するのが更に難しかったのかもしれません???)
ラストシーンですが、私は単にウォーカーが金を取りに出て行ったら殺し屋に撃たれると思って、隠れて様子を伺っていたのだろうと思っていたのですが、どうなんでしょう??(笑)
(カーターとの取引の時もそうしていましたね?)
ウォーカー(小林清志)と元妻のリン(吉田理保子)
上記写真のシーンの後で寝室へ入り、(リースがいると思って)撃ちまくるウォーカー
クリス(平井道子)、リース(納谷悟朗)
カーター(家弓家正)、ウォーカー(小林清志)
***
悟朗さんと家弓さんの直接対話シーンがありますのでご紹介します。
(写真なしですがご了承下さい。)
家弓: だいぶ忙しいようだが、どうした?
納谷: カーターさん、ぜひあんたの力を貸して欲しいんだ。それだけの義理は・・・
家弓: 義理だ?そんなものはないさ。
納谷: 助けてもらえば必ず恩は返しますよ。
家弓: 困った男だ。またトラブルか。これだから君を仲間にしたくなかったんだ。君の行くところ、トラブルがついてまわる。
納谷: 助けて下さいって頼んでるんだ。断るんじゃないでしょうね。
家弓: 名前は?
納谷: ウォーカー
家弓: そりゃ苗字だろ
納谷: 誰もウォーカーとしか知らないんだ。おれだけじゃく、女房もそうだ。
家弓: 女房の事も原因になっているのか。
納谷: まあね。
家弓: だろうな。去年、15万ドルの金を払えずに問題を起こしたが、そいつに関係があるんだろう?あれは奴の金か?
納谷: 奴の分は9万3000ドルですよ。
家弓: ただの9万3000ドルか。話してみろ。
納谷: ひと仕事したんです。アルカトラズの仕事ですよ。今はシンジケートがやってるけど。
家弓: ウォーカーは向こうの人間か?
納谷: いや。仲間だった。
家弓: 金と女房を頂いて、逃げたのか?その女?
納谷: 死んだ。
家弓: 君の居場所を、知られてるのか?
納谷: 捜してるところです。
家弓: ようし。それならいい手がある。あ~、どこにいるか教えてやるから、殺しに行くんだ。
***
「殺しの分け前 ポイント・ブランク」
Point Blank 1967年 米
1972年4月1日(土) NET
ウォーカー(リー・マービン):小林清志
リース(ジョン・バーノン):納谷悟朗
ヨスト(キーナン・ウィン):北山年夫
クリス(アンジー・ディキンソン):平井道子
リン(シャロン・アッカー):上田みゆき
カーター(ロイド・ボシュナー):家弓家正
ブルースター(キャロル・オコナー):島宇志夫
***
今回調べていて、悟朗さんのジョン・バーノンさんと家弓さんのロイド・ボッシュナーさんがお二人ともカナダのご出身と知りました。
そして偶然にもお二人とも2005年に他界なさっていました。
ジョン・バーノンさん(1932年2月24日~2005年2月1日) カナダ出身
ロイド・ボシュナーさん(1924年7月29日~2005年10月29日) カナダ、トロント出身
***
出演者が、リー・マービンさん以外はどちらかと言うとテレビの俳優さんが多いので(バーノンさんもボシュナーさんも「スパイ大作戦」等でお見かけしていました。)最初テレビムービーなのかと思ったのですが、そうではないそうです。
<オマケ>
リンが飼っていたらしい白ネコです。
この「殺しの分け前/ポイント・ブランク」は評価が高いらしいのですが、私は例によって最初拝見した時にあまり良く分かりませんでした。(苦笑)
折角なのでまた拝見しました。
「ポイント・ブランク」のポスター
主人公のウォーカー(リー・マービン)は、とにかく自分の分け前の9万3000ドルを取り戻す事に執着しています。
悟朗さんの役はリー・マービンの元相棒で彼を裏切ったリース。
家弓さんはマフィアの中ボスで、悟朗さんの上司(?)にあたります。
カメラがとても凝っていて(スローモーションや鏡など)面白いと言えば面白いのですが、それが多すぎて私にはやりすぎな気もしました。
回想シーンも多く、今回もやはり難しかったです。(笑)
全体的にとても不思議なテンポの作品でした。
(この映画は92分の作品だそうですが、私が拝見した吹き替えは70分程なので理解するのが更に難しかったのかもしれません???)
ラストシーンですが、私は単にウォーカーが金を取りに出て行ったら殺し屋に撃たれると思って、隠れて様子を伺っていたのだろうと思っていたのですが、どうなんでしょう??(笑)
(カーターとの取引の時もそうしていましたね?)
ウォーカー(小林清志)と元妻のリン(吉田理保子)
上記写真のシーンの後で寝室へ入り、(リースがいると思って)撃ちまくるウォーカー
クリス(平井道子)、リース(納谷悟朗)
カーター(家弓家正)、ウォーカー(小林清志)
***
悟朗さんと家弓さんの直接対話シーンがありますのでご紹介します。
(写真なしですがご了承下さい。)
家弓: だいぶ忙しいようだが、どうした?
納谷: カーターさん、ぜひあんたの力を貸して欲しいんだ。それだけの義理は・・・
家弓: 義理だ?そんなものはないさ。
納谷: 助けてもらえば必ず恩は返しますよ。
家弓: 困った男だ。またトラブルか。これだから君を仲間にしたくなかったんだ。君の行くところ、トラブルがついてまわる。
納谷: 助けて下さいって頼んでるんだ。断るんじゃないでしょうね。
家弓: 名前は?
納谷: ウォーカー
家弓: そりゃ苗字だろ
納谷: 誰もウォーカーとしか知らないんだ。おれだけじゃく、女房もそうだ。
家弓: 女房の事も原因になっているのか。
納谷: まあね。
家弓: だろうな。去年、15万ドルの金を払えずに問題を起こしたが、そいつに関係があるんだろう?あれは奴の金か?
納谷: 奴の分は9万3000ドルですよ。
家弓: ただの9万3000ドルか。話してみろ。
納谷: ひと仕事したんです。アルカトラズの仕事ですよ。今はシンジケートがやってるけど。
家弓: ウォーカーは向こうの人間か?
納谷: いや。仲間だった。
家弓: 金と女房を頂いて、逃げたのか?その女?
納谷: 死んだ。
家弓: 君の居場所を、知られてるのか?
納谷: 捜してるところです。
家弓: ようし。それならいい手がある。あ~、どこにいるか教えてやるから、殺しに行くんだ。
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「殺しの分け前 ポイント・ブランク」
Point Blank 1967年 米
1972年4月1日(土) NET
ウォーカー(リー・マービン):小林清志
リース(ジョン・バーノン):納谷悟朗
ヨスト(キーナン・ウィン):北山年夫
クリス(アンジー・ディキンソン):平井道子
リン(シャロン・アッカー):上田みゆき
カーター(ロイド・ボシュナー):家弓家正
ブルースター(キャロル・オコナー):島宇志夫
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今回調べていて、悟朗さんのジョン・バーノンさんと家弓さんのロイド・ボッシュナーさんがお二人ともカナダのご出身と知りました。
そして偶然にもお二人とも2005年に他界なさっていました。
ジョン・バーノンさん(1932年2月24日~2005年2月1日) カナダ出身
ロイド・ボシュナーさん(1924年7月29日~2005年10月29日) カナダ、トロント出身
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出演者が、リー・マービンさん以外はどちらかと言うとテレビの俳優さんが多いので(バーノンさんもボシュナーさんも「スパイ大作戦」等でお見かけしていました。)最初テレビムービーなのかと思ったのですが、そうではないそうです。
<オマケ>
リンが飼っていたらしい白ネコです。