自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

パンガの森

2009-10-06 | ナレーション
「パンガの森」(裏面「ああ草枕幾度ぞ」)
フォー・コインズ(フォーコインズ)
(テイチク 1968年 SN-629)
役名:ナレーション

こういうレコードがある、と以前に御紹介頂いた事があったのですが詳細不明でした。
「パンガの森」を拝聴しましたので御紹介します。

フォーコインズはダークダックス等と同様の男性コーラスです。
コマーシャルも沢山歌っていた様です。
リードボーカルは三沢郷(みさわごう)氏。(故人)
三沢さんは、グループ解散後は作曲家として活躍されていたそうです。
「サインはV」や「エースをねらえ!」等の作曲も手がけていたそうですが、私は今始めて知りました。(苦笑)

この「パンガの森」はシングルです。
まず最初に悟朗さんのナレーションがあり、歌になります。
途中に短いナレが入り、最後にもナレがありました。

OP(?)ナレを御紹介します。
(著作権侵害の意図はありません!!!)
『昭和20年8月。戦いは終わった。
太平洋戦争激戦の後、ここパンガの森には、今日もビルマの各地から、敗戦の苦悩をひきずりながら、日本兵(にっぽんへい)が送り込まれて来た。
降る雨にほおを濡らして。
だが、それは、涙であったかもしれない。』

悟朗さんの、若々しく、凛々しいナレーションです。

「パンガ」は地名かと思ったのですが、パンガの森と言う所は見つかりませんでした。
タイのパンガーはリゾート地で、あまりにも印象が違いますし、羊歯の事を言っているのかもしれませんが、最終的には分かりませんでした。(パンガはシルバーフェーンの事です。)

「ゴムの林はパンガの森よ。」と言うのが出だしの歌詞です。

B面にもナレーションが入っているのか不明です。

*資料:ウィキペディア他
*荒野の流れ者様

<追記> 2009年11月8日

この歌はミャンマー(ビルマ)のパンガの森林地帯での激戦。そして敗戦後に収容所での厳しい労働中に宗陽太郎氏(少尉)が作詞し、収容所の兵士達が歌っていた物だそうです。
作曲は土橋健二氏(第一中隊、軍曹)らしいとの事です。

*資料出典不明


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 長く孤独な狙撃 | トップ | 女王の身代金 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (KAZU)
2009-10-07 22:28:09
こんにちは。
三沢郷氏は歌手だったんですね。
「サインはV」「アテンションプリーズ」
アニメ版「月光仮面」、「ミクロイドS」
などの作曲・編曲をてがけておられます。

しかし、40年も前のレコードの情報となると
なかなか見つからないものですね。
返信する
Unknown (自称納谷悟朗後援会長)
2009-10-08 22:21:13
KAZUさん、ありがとう御座います。
私は三沢さんを良く存じ上げなくて(土下座)
自分が見ていた番組の音楽も随分あるので
驚きました。
フォーコインズと言うグループも記憶に
なかったんですが、いろいろCMも歌って
いて驚きました。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ナレーション」カテゴリの最新記事