「北山友禅菊」の咲くころ ～京都・久多

「北山友禅菊」の咲くころ　～京都・久多

　　　　　　　　　　　　　　　

　京都市左京区久多でキク科の「北山友禅菊」の水色の花が咲き乱れている。
　まだ、あまり、知られていない京都の友禅菊の名所である久多は京都市内とはいえ、かなりの奥地。
　花背から広河原経由で行く方法があるが、相当な悪路と聞いたので、滋賀県側の湖西道路・真野ICで降り、鯖街道を北上して、久多地域に入った。

　北山友禅菊とは、久多地域が独自に付けた愛称で、本来はチョウセンヨメナ（朝鮮嫁菜）。
　過疎化が進む山あいの集落の観光資源にしようと、地元の住民たちが１９９７年から集落内の休耕田を使って栽培するようになったという。

　薄紫というより水色の花畑が、かやぶき屋根の民家を背景に風に揺れたいた。

　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　

　まだまだ、穴場の花名所。カメラマンもまばら。

　　　　　　　　　　　　　　　

　水田横にはオモダカが咲いていた。

　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　

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