今井町を着物で歩こう! Vol. 3 ~奇跡の町並とお茶席
重要伝統的建造物群保存地区の今井町の町並は全国的にも稀な広大な規模を誇る。
この町並を残された皆さんのご努力や熱意の一端を垣間見ることができた。
奇跡の町並を着物で逍遥することができたことは我々にとっても、貴重な体験となった。
今井町の成立は戦国時代。
一向宗の門徒が今井に御坊(称念寺)を開き、自衛のため、濠をめぐらしたのが始まり。
駒繋ぎに残る江戸時代の痕跡。
環濠跡に佇む城郭のような「今西家住宅」。
紙半 豊田記念館には、骨董品や古美術品が展示されていた。
鬼瓦にも特徴と風格がある。
ラストは若林会長のご自宅に招いていただく。
今井町は天下三代茶人、今井宗久ゆかりの地であるということで、お茶席を用意していただいた。
今井町町並保存会で創案された「宗久饅頭」は甘味を抑え、ちょっぴり塩味。
砂糖が貴重だった、織豊時代に遠く想いを馳せた。
お世話になりました若林会長はじめ今井町町並保存会の皆様、誠にありがとうございました。