立山 室堂の夏 ③ 室堂山展望台 ~北アルプスと立山カルデラ一望
立山主峰・雄山の直下に見える「室堂山荘」から室堂山展望台を目指す。(左;雄山 右;浄土山)
まず、目に入るのが「みどりヶ池」。
ほどなく、「立山室堂山荘」到着。山荘の脇に前身である「立山室堂」が建つ。
18cに建てられたという室堂は修験者が宿泊したり祈祷を行ったりする堂で山小屋というより、立山遥拝のための信仰施設であった。
ここから、麓の博物館で見た「立山カルデラ」の実物を見るため、標高2675mの室堂山展望台へ。
途中、振り返ると室堂平と歩いてきた道のりが眼下に一望できる。
室堂ターミナルが小さくみえる。それにしても、この空は・・・
立山連峰の奥に映画にもなったクライマー憧れ「剱岳」の鋭峰がちらりと見えた。
途中、浄土山山頂分岐に出る。
「浄土山」・・・立山室堂には天国も地獄もある。
私はまだ、行くわけにはいかない。
「浄土山」に向かって、今日、逝く人を送る。合掌。
ようやく、室堂山展望台到着。
室堂平とは全く違った景観だ。 巨大な窪地とその周りをとりまく荒々しい断崖絶壁。
これが、もう一つの立山とも呼ばれる”立山カルデラ”。
北アルプスも一望である。
左から、槍ヶ岳3180m、赤牛岳2864m、笠ヶ岳2897m、黒部五郎岳2826m。
右にスライドして、笠ヶ岳、黒部五郎岳、薬師岳。
槍ヶ岳をクローズアップ。右横は奥穂高岳3190m。
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