前鬼 「不動七重滝」 ~下北山村 ①
前鬼 不動七重の滝 (ぜんき ふどうななえのたき)は奈良県最南部で、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」である大峯山系「大峯奥駆道」の霊域に位置する。
七段に分かれていることが特徴で総落差は約160m。
水量豊かな前鬼川の水を滝つぼに落とす光景は雄大であり「日本の滝100選」にも選定されている。
まずは展望所から全貌を眺めようとするが木々が邪魔して、全貌とまではいかない。
上写真は前鬼ブルーに輝く五段目の滝つぼ。
断崖絶壁の間を縫うように爆音を立てて流れ落ちる七重の滝。
かつて、この地で役行者が修業したと伝わる。
滝を横目に更に奥へ進むと幾重ものトンネルがある。
背筋がぞくっとする。このあたりに漂っている霊気のせいか。
一番大きな三段目の大滝をすぐ側で楽しむ滝見台に行くため、遊歩道入り口まで戻り、谷底まで徒歩で降り、沢をつたって滝見台直下まで行き、あとは急登をひたすら昇る。
滝見台から