「聖マルタン聖堂」は黄土色のロマネスク ~大塚国際美術館・陶板名画の旅 ③
「聖マルタン聖堂」(サンマルタン聖堂)はパリから300kmほど南にある小さな村、ノアン=ヴィック村に建つ聖堂。
淡い黄土色の地にくすんだ色調で人物や事物を描くこの聖堂の壁画は、典型的なロマネスク様式(ローマ風)と云われている。
10~12Cに建てられたローマ風のデザイン様式で厚い壁に小さな窓、そして円型のアーチ屋根が特徴的という。
鳴門にいるのに、ヨーロッパを旅しているような錯覚に陥りそうだ。
それにしても、くっつきあった、あの目付きは一体、何なんだろう。