ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

伊豆半島紀行 ① ~修善寺逍遥と韮山反射炉

2025-01-02 | 東海の旅

伊豆半島紀行 ① ~修善寺逍遥と韮山反射炉

 

 伊豆半島のほぼ真ん中に位置する静岡県伊豆市の「修善寺(しゅぜんじ)」には、その地名の由来とされる「修禅寺」をはじめ、歴史を感じる寺が点在する情緒あふれる温泉街がある。

 そのなかでも、空海が湧出させたと言われている「独鈷の湯(とっこのゆ)」は、修善寺温泉のシンボル的存在となる。

 「独鈷の湯」の脇を通る楓通りから上流の滝下橋まで、左右に竹林が並んだ道が続く「竹林の小径」は、温泉街の中心を流れる桂川に沿った遊歩道だ。

 また、桂川にかかる五つの橋を「恋の橋」と称し、恋のご利益があると云われている。

 

  

 

  

 

 

 「独鈷の湯」は残念ながら、使用不可である。

 

  

 

 巨大な杉が印象的な「日枝神社」。

  

 「修禅寺」は修善寺の名前の由来となったお寺で、修善寺温泉の中心にある。

 平安時代初期の大同2(807)年、弘法大師(空海)の開基と伝わる古刹である。

 

 

 

 伊豆の国市の「韮山反射炉」は江戸時代末期、欧米諸国の植民地化や開国要請に対抗して日本を守るため、時の韮山代官・江川太郎左衛門英龍が幕府に進言して築いた大砲鋳造炉である。

 反射炉は熱をアーチ型の天井に反射させて鉄の溶解温度(千数百度)を得る構造から名付けられた。

 「明治日本の産業革命遺産 」の構成資産として、世界文化遺産に登録されている。

 

  

 

 

 

 

 

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