ナローゲージ・小さなローカル電車 ~三岐鉄道・北勢線 ①
三重県北部の桑名市から東員町、いなべ市をローカル線「三岐鉄道北勢線」が結ぶ。
「三岐鉄道北勢線」は全国的にも珍しいナローゲージ(狭軌)と呼ばれる線路幅が762mmの路線。
762mmというと新幹線や近鉄線は1435mmであるから、半分近い幅である。
地元の交通手段として、大正時代から多くの人に愛されてきた路線であったが、戦後、運営していた近鉄が累積赤字のため、廃止の意向を打ち出したので、2003年から地元自治体の支援を条件として三岐鉄道が運営を継承して、今に至る。
いなべ市の終着駅「阿下喜」(あげき)駅舎。
レトロ色満載、濃緑、クリームのツートンカラーの車両が入線してきた。
実はこのナローゲージ、現役で走っているのは日本に3線しかないという。
しかも、3線のうちの2線が三重県で走っており、もう一つは、「四日市あすなろう鉄道」である。
超レトロばかりではない。今度は、ちょっと、お洒落な電車が入線してきた。
日本フットボールリーグ(JFL)所属「ヴィアティン三重」のラッピング電車「VEERTIEN TRAIN(ヴィアティントレイン)」だ。
ヴィアティン三重のオフィシャルクラブマスコット「ヴィアくん」や北勢線の鉄道むすめ「楚原れんげ」ちゃんの新カットもデザインされている。
隣には軽便鉄道博物館があり、近鉄色の更にレトロな車両が展示されている。
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