闘魂、再見! ~京都プロレス美術館
京都市左京区の「京都プロレス美術館」に久方ぶりにお邪魔した。
京阪電車、出町柳駅から北へ徒歩約10分。
比叡山を望む閑静な住宅街の一角にあるプロレス愛好家、湯沢さん宅の一室が「京都プロレス美術館」としてオープンされている。
展示室の真ん中にある「憩いのリング」上にはメインとなる "猪木タワー” が燦然と聳えている。
あの頃の猪木は、ちょうど、今の大谷翔平のように太陽のような輝きとオーラに満ちていた。
レオン・スピンクスとの異種格闘技戦で使用したグローブ。
マニアにしか、わからないであろう・・・井上編集長の著書と遺品のメガネ。
その他、マニア垂涎のプロレスお宝が所狭しと・・(失礼ながら、本当に狭いのだが)並んでいる。
これが伝説の18文。
当時は私も、まだ純真な少年だったから、シンほど悪い奴はいないと彼をシン底、憎んでいた。
ところが、このサーベルを彼に持たすギミックは猪木のアイデアだったという。
みんな、あの頃は生きるのに必死だった。シンもシン日本も。
あの当時はシンの背中を高橋レフェリーが洗っていたりとか、ブッチャーとシンがワンプレートで食事してたりなんての写真開示はご法度だったろう。
本当はみんな仲良しだった。
ファン以外にはごみ溜めにしか見えないかもしれないが、これは場外乱闘やデスマッチの用品展示である。
猪木のお別れ会のリング上で坂口が猪木の遺影写真を胸に抱くなんて、あの頃は夢にも思わなかった。
再見!猪木! 再見!あの頃!
湯沢館長は相変わらずのテンションでプロレスを熱く語った。
京都プロレス美術館の訪問には、予約必須です。
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