友ヶ島探索 ① ~第3砲台跡・時空超えた煉瓦造り遺構
紀淡海峡に浮かぶ4島、地ノ島、虎島、神島、沖ノ島を総称して友ヶ島と言う。
加太港から定期船(約20分ほど)で渡る一番大きな沖ノ島では明治政府によって作られた砲台跡を巡ることができる。
ただ、定期航路の友ヶ島汽船は便数、定員共少ないうえに天候による欠航も多く、アクセスがいいとは言い難い。
島に到着した途端、5月というのに、猛烈な蝉時雨に迎えられた。
わずか約20分の航海なのに、いきなり、南の島に来たような錯覚に陥る。
この蝉は「ハルゼミ」らしい。
まず、最初に友ヶ島における最主力砲台である第3砲台跡に辿り着く。
明治政府が紀淡海峡防備のため、由良地区(淡路島)および友ヶ島・加太・深山地区(和歌山市)に築造した由良要塞の一つの砲台跡で煉瓦造りが独特の風景を演出している。
監守衛舎跡と発電所跡で、廃墟化している。すぐ横のトンネルをくぐると・・・
煉瓦造りの4っの弾薬支庫が佇んでいる。
この辺りの風景写真が友ヶ島のシンボルのように観光案内で使われている。
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