ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

醍醐の花見 ② ~霊宝館の桜逍遥

2021-04-03 | 花めぐり~4月

醍醐の花見 ② ~霊宝館の桜逍遥

 京都市伏見区の真言宗醍醐派の総本山、醍醐寺。

 醍醐山(笠取山)とその山麓一帯を中心とした敷地は、200万坪以上にもなる広大のものだ。

 京の桜の名所としても、名高いが、宝物館である霊宝館エリアの桜もまた、素晴らしい。

 

  太閤さんには悪いが、多人数で宴会をする花見より、カメラ片手に一人で桜逍遥するのが、私流の花見。

  よって、withコロナの新しい生活様式は私に合っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 霊宝館は醍醐寺が所有する国宝、重文などの仏像や絵画、工芸品、文書などを収蔵、公開をする施設。

 拝観料は高めだが、納得する内容である。

 霊宝館内の平成館の休憩所はほっこりできるスペース。

 散り果ててはいたが、有名な「深雪桜」を臨む。

 向かいの建物は仏像棟。

 

 

   霊宝院横の報恩院。

 

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平野の桜 ~9年目の春

2021-04-02 | 花めぐり~3月

平野の桜 ~9年目の春

 

 

私事ではございますが、平野で働き始めて、9度目の桜を迎えます。

 学校卒業後、創業110年の老舗の会社に長きに渡って務めておりましたが経営破綻により、失業。

 長いトンネルのあと、全くの異業種である現職を得て、今に至っております。

 今年も平野の桜を満喫できて皆さんに感謝しております。(平野郷環濠跡と杭全公園 2021.03.29撮影)

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 


醍醐の花見 ① ~秀吉・最後のイベント

2021-04-01 | 花めぐり~4月

醍醐の花見 ① ~秀吉・最後のイベント

 

 「醍醐の花見」は豊臣秀吉プロデュースの一世一代の催し物(イベント)であったと云われている。

 息子の秀頼、北政所、淀殿ら近親の者を初めとして、諸大名からその配下の女房女中衆約1300人を召し従えた盛大な催しで、当日のために秀吉本人が何度も醍醐寺の下見をして、応仁の乱以後、荒れ果てていた同寺の修復・整備も実施したという。

 天下人となり、立身出世の鑑ともなった秀吉にとって、その花見は人生最後の晴れ舞台だったのかもしれない。(半年後に没する。)

 庶民の花見が年間行事、習慣として定着したのは、この「醍醐の花見」が発端だと云われている。

 「イベントは所詮、一過性のもの」と冷ややかな視線を送る人もいるが、後世に繋がるイベントを企画したのだから、プロデューサーとしても彼は秀逸だったのだろう。

 その舞台となった醍醐寺の三宝院の玄関脇には必ず足が止まってしまうほどに見事な大紅しだれ桜「太閤枝垂れ桜」がある。

 

 

 

 

 

 三宝院庭園。

 

 三宝院の唐門。

 

 参道も桜満開。

 

 

 

 

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