ススキと菊花のころ ~平城京址の時空間
時空を超えた東大寺参詣のあとは、天平の名残がまだ少し。
平城京址の左京三条二坊宮跡庭園では菊花展が開催されていた。
曲水苑池の庭である左京三条二坊宮跡庭園は二条大路南にあった「長屋王の邸宅」と向き合っていた。
平城京遷都以降、権勢を誇っていた長屋王であったが政敵の謀略により自害に追い込まれる。
その邸宅跡からは4万点の木簡が発見されている。
彼の怨念は1300年を超えた今でも残っていると云われ、邸宅跡に開業した奈良そごうは程なく閉店に追い込まれた。
その建物を引き継いで開店したイトーヨーカドーも閉店に追い込まれたのも、その祟りと噂されている。
現在は金魚ミュージアムやスーパーなどが入った複合総合商業施設「ミナーラ」が営業している。
平城京はススキに包まれていたが何故か秋の哀愁を漂わせていた。
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