光の路の光明皇后 ~東大寺参詣 2024 ②
春日大社参道から浮雲園地、春日野園地を通り抜け、東大寺南大門を目指す。
前日の悪天が嘘のように、秋晴れの空の下、総勢約120名の天平行列は、兵衛隊や雅楽隊、衛士隊も加わって、さながら光の路を歩む。
その中でも、光明皇后はとりわけ煌びやかな光を放っていた。
<光明皇后>
奈良時代、権勢を振るった藤原不比等。その娘である光明子(後の光明皇后)と不比等の孫である首皇子(後の聖武天皇)が夫婦となる。仏教を篤く信仰していた二人は、総国分寺として東大寺を、総国分尼寺として法華寺を建立する。
そして僧・行基の協力を得て、東大寺に盧舎那仏を建立することになる。(nara ebooksより)
光明皇后は、女人も仏を信ずべしとして745年頃法華寺(ほっけじ)を開き、国分尼寺とした。その法華寺に今も残る「から風呂」には、身体中が腫れて臭気に満ちた病人の膿を光明皇后が吸うと、その病人の身体がみるみる美しくなり、光明を放って忽然と消えてしまったという話が残されている。その病人は阿閦如来(あしゅくにょらい)であったといわれている。(奈良県民だよりより)
第5代NARA CITYコンシェルジュの吉本美咲さんが光明皇后を演じられた。
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