ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

西岸良平『地球最後の日&魔術師』

2015年03月14日 | 西岸良平
西岸良平先生のアクションコミックス、名作合本2『地球最後の日&魔術師』を入手しました。

近所の書店には入荷せず、神栖市の書店でも見かけませんでした。結局Amazonで購入することになりました。


2014.11.10 第1刷発行 定価:本体926円+税

「アクションコミックス『ロマン劇場 地球最後の日』(1990年11月12日初版発行)と、『新生活読本 魔術師』(1991年4月22日初版発行)を再編集し、新たな装丁でリニューアルしたもの」との説明が巻末にあります。

今回元にしたというA5判のコミックスです。


『ロマン劇場 地球最後の日』1990年11月12日 第1刷発行


『新生活読本 魔術師』1991年4月22日 第1刷発行

ページ数は528ページ、これで税抜き926円なのでお得にはなっていますが、これだけ厚くなると、かなり読みにくいです。

今回は未収録の作品はありませんでした。これでアクションコミックスは全7巻すべてが復刻されたことになりますね。

「西岸良平まんが館」更新しました。

西岸良平まんが館


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西岸良平『ミステリアン&タイム・スクーター』

2014年10月23日 | 西岸良平
西岸良平先生のアクションコミックス『ミステリアン&タイム・スクーター』が発売になりました。9月10日の発売予定だったので、近所の書店の入荷を待っていたのですが、結局入荷しませんでした。

前回刊行の『ヒッパルコスの海』もこの書店で購入したのに、入荷しないとは・・・。先日神栖市の書店で見つけたので、そちらで購入しました。


2014.9.10 第1刷発行 定価:本体926円+税

『SFシリーズ ミステリアン』と『SFロマン タイム・スクーター』を再編集し、新たな装丁でリニューアルしたもの、との説明が巻末にあります。「蜃気郎・完結編」は『蜃気郎』第2巻に収録のため、この合本には含まれておりません。

今回元にしたというA5判のコミックスです。


『SFシリーズ ミステリアン』1991年4月22日 第1刷発行


『SFロマン タイム・スクーター』1991年3月22日 第1刷発行

ページ数は424ページとかなり厚くなっています。『ヒッパルコスの海』が264ページで694円+税だったので、ちょっぴりお得にはなっているようです。

残念なことが一つありました。旧版のコミックスに収録されていた「キリコ」が収録されなかったことです。なぜなのでしょうか。合本で厚くなりすぎるためカットされたのでしょうか。

しかし、文庫版『タイム・スクーター』は176ページという薄さでしたが、収録されませんでした。未収録は編集の都合ではなく、西岸良平先生の意向なのでしょうか。

「キリコ」は『漫画アクション増刊 スーパー・フィクション・スペシャル』(昭和56年3月7日発行)に掲載された15ページの作品で、カラーページがとても印象的な作品でした。なぜカットされたのか、理由が知りたいですね。

次回は『地球最後の日』と『魔術師』の合本で11月10日発売予定とのことです。

『地球最後の日』は作品のみで249ページ、『魔術師』は265ページなので、合本にすると514ページになります。作品間のカットのページなどがあるともっと増えることになります。未収録の作品を作らないようにお願いしたいですね。

「西岸良平まんが館」更新しました。

西岸良平まんが館

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西岸良平 アクションコミックス

2014年08月28日 | 西岸良平
双葉社から、アクションコミックスの再刊が続いています。最初の発売は昨年の6月でした。「鎌倉ものがたり30周年フェア」に併せて、青春奇談の2巻が発売されました。

当初は続いて刊行されるのか、よくわからなかったのですが、どうやら全巻刊行されるようです。これまでに発行された、新アクションコミックスです。


2013.6.12 第1刷発行 定価:本体667円+税


2013.6.12 第1刷発行 定価:本体667円+税


2013.10.12 第1刷発行 定価:本体667円+税


2014.2.10 第1刷発行 定価:本体700円+税


2014.2.10 第1刷発行 定価:本体694円+税

アクションコミックスとして最初に発売された『ヒッパルコスの海』も再刊されました。


2014.7.10 第1刷発行 定価:本体694円+税

この機会に『ヒッパルコスの海』のコミックス化の状況をまとめてみました。


アクション・コミックス 昭和52年(1977年)5月25日 初版発行 480円


アクション・コミックス(A5判) 1990年10月195日 第1刷発行 730円(本体709円)


3Coinsアクション・オリジナル 2001年10月17日 第一刷発行 本体286円+税 


双葉文庫名作シリーズ 2010年8月22日 第1刷発行 本体600円+税

このように、これまで4種類のコミックスが発行されています。今回の新B6判コミックスで5種類となります。最初のコミックス発行が1977年なので37年前になります。長い時間を感じますね。

なお、3Coinsアクション・オリジナルは全話が収録されているわけではありません。 

また、1997年から2000年にかけて発行された、双葉文庫『西岸良平名作集』全5巻には、アクションコミックスのシリーズから作品が集められています。第1巻には『ヒッパルコスの海』から10作品が収録されました。


名作集1 1997年2月27日 第1刷発行 定価600円(本体583円)

今回の新アクションコミックス『ヒッパルコスの海』には「本書は、アクションコミックス『ロマン劇場 ヒッパルコスの海』(1990年10月19日初版発行)を再編集し、新たな装丁でリニューアルしたものです。」との注意書きがあります。元にしたのはA5判のアクション・コミックスのようです。

どの部分を「再編集」したのか、探してみました。収録作品、収録順などは変わっていません。作品間のイラストは新しくなっていますが、「再編集」の場所はわかりませんでした。

また、『赤い雲』、『可愛い悪魔』、『ポーラーレディ』は、「一部修正を加え」となっています。

『蜃気郎』はアクション・コミックス(A5判)では、完結編が含まれていませんでした。完結編=黒猫やまとの冒険=3話は『タイム・スクーター』に収録されていました。今回は文庫版と同じように、2冊で完全版となっています。

このため『タイム・スクーター』をどのような形で刊行するのか、楽しみです。文庫版の『タイムスクーター』は「蜃気郎」3話がなくなったため、非常に薄い残念な造りになっていました。『ヒッパルコスの海』は264ページですが、『タイム・スクーター』は176ページしかありません。


双葉文庫名作シリーズ 2010年12月25日 第1刷発行 本体524円+税

今回のコミックス化では、ぜひ、コミックス未収録の作品を入れて欲しいですね。漫画アクション系の雑誌に掲載された作品にも、コミックス未収録の作品があります。

『ヒッパルコスの海』に収録されている「ビー玉のゆくえ」は『漫画アクション 増刊』昭和52年1月7日号に掲載されました。雑誌掲載時は「絵のある絵本」とのタイトルも付いていました。そして2月1日増刊号には、「絵のある絵本」として「鳥の世界」が掲載されています。2色16ページで、西岸良平、木村泰子両氏の共作です。

この作品も『タイムスクーター』にぜひ収録して欲しいですね。また、「百鬼探偵局」もコミックス未収録だと思いますので、ぜひぜひ収録をお願いします。

新アクションコミックスは、これからも刊行されると見込まれます。旧版との違いは全部刊行された時点で確認したいと思います。


※Amazonの予約で次の新アクションコミックスの内容がわかりました。どうやら『ミステリアン&タイム・スクーター』の合本になるようです。発売日は9月10日の予定です。

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文庫版『鎌倉ものがたり』新発売

2014年07月31日 | 西岸良平
文庫版の『鎌倉ものがたり』第20巻が発売になりました。


双葉文庫名作シリーズ 2014.7.20 第1刷発行

第298話「鎌倉一日警察署長」から第312話「張り込み」までを収録しています。

新書判の『鎌倉ものがたり』については、2巻までは購入したのですが、第3巻の購入をためらっていました。西岸良平先生のコミックスについては全巻収集しようと考えています。それでもこの表紙を見て、躊躇していました。


新書判『鎌倉ものがたり』 2014.3.10 第1刷発行

第3巻は「あやしの迷宮・鎌倉編」との副題が付いています。こちらは第29話「比企の契り」から第42話「鎌倉住宅事情」までが収録されています。

購入をためらっていたのは、表紙イラストの「色」です。原色が強い感じで、好きではありません。内容的には名作「路地裏の散歩者」、「桜の木の家」、「凍りついた場面」などが収録された、とても好きな巻なのですが・・・。

『鎌倉ものがたり』のコミックスは、特に第1巻のカバーなどは透明感あふれる色使いでとても好きでした。(スキャンしてしまうとこの透明感は出ません。)

新書判はもう次の巻が発売になっています。こちらはもう少し待って購入したいと思います。

『鎌倉ものがたり』は(今のところ)4種類のコミックスで読むことができます。

まず、B6判コミックス、先日第31巻が発売になりました。


アクションコミックス 1985.5.19

次に文庫が発売になりました。今回第20巻が発売になりました。


双葉文庫 名作シリーズ 1999.10.20

コンビニコミックス、「Coins アクションオリジナル」です。現在はスペシャルセレクションとして、サブタイトルに沿った話が集められていますが、以前は話数順に収録されていました。


3Coins アクションオリジナル 2003.10.17

話数順に収録されていたのは2008年3月発行の「真冬の怪談」までで、以降はプレミアム、セレクションと続いています。

そして、平成13年から新書判も発売になったわけです。


アクションコミックス・新書判 2013.6.12

新書判のメリットは収録作品が多く、比較的安価なことでしょうか。印刷はB6判のコミックスより小さくなっており、左右の余白も少ししかなく、窮屈です。

新書判より、B5判の雑誌形式の方が見たいですね。

「西岸良平まんが館」に文庫版の『鎌倉ものがたり』第20巻等の情報を加えました。月イチ『三丁目の夕日』の7月刊「夏の旅」のデータもアップしました。三丁目の夕日シリーズではありませんが、『ビッグコミックオリジナル増刊号』に掲載された名作「サーカスの夢」、「振り子時計の下」が収録されています。

西岸良平まんが館

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西岸良平『鎌倉ものがたり』第31巻新発売

2014年07月11日 | 西岸良平
西岸良平先生の『鎌倉ものがたり』コミックス第31巻が発売になりました。ちょうど1年ぶりの新刊になります。


2014年6月27日 第1刷発行

収録作品は、第317話「一色家の電話」から第326話「興猫寺奉納猫相撲」まで、全10話です。雑誌掲載時と比較してみました。

「一色家の電話」は『月刊まんがタウン』の平成24年9月号、10月号に掲載されました。「興猫寺奉納猫相撲」は25年8月号の掲載です。コミックス第31巻は雑誌掲載順の収録でした。

また、全10話のうち、4話が前編と後編の2号連続掲載となっています。各号1話完結の状態ではなかったわけで、ページ数も12ページ前後と少ないことも多かったです。お体の状態が良くなかったのでしょうか。

コンビニ版「鎌倉ものがたり」の「心の迷い路~妖し愛し鎌倉」も発売になりました。


2014年7月5日 第1刷発行

また『まんがタウン』8月号によると、双葉文庫名作シリーズの『鎌倉ものがたり』の第20巻も7月15日に発売になるようです。

毎年この時期にコミックスや文庫が発売されています。しかし、昨年までと大きく変わったことがあります。今年は「鎌倉ものがたりフェア」は開催されないようです。

昨年の「30周年フェア」が最後になってしまいました。平成15年(2003年)から続いていただけに残念ですね。

『まんがタウン』に連載されていた「鎌倉ものがたり新聞」も、3月号の第48号までで、その後の掲載はありません。

「西岸良平まんが館」更新しました。

西岸良平まんが館




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