5月15日の日曜日、富士見市民文化会館「キラリ・ふじみ」で行われた、あがた森魚さんのコンサート、矢野誠プロデュース「1 9 7 4」第二夜「噫無情」に行ってきました。
バロン吉元先生からのご連絡により、アルバム『噫無情』を演奏するということで、「昭和柔侠伝の歌(最後のダンスステップ)」を聴くために、富士見市まで出かけました。
大事なシングルレコードです。これも持って行きました。ジャケットのイラストは「朝子」です。
出演者は、あがた森魚さんの他、鈴木慶一、駒沢裕城、鈴木博文、鈴木茂、武川雅寛、上原裕、矢野誠、それに、緑魔子さん。ものすごいメンバーです。
プログラム(全4面)の1面と2面です。
当日のチケットです。
会場で紙ジャケのCD『噫無情』を販売していたので購入。
オリジナルリリース 1974年3月 2007年最新24ビット・リマスタリング 制作・発売元:キングレコード 販売元:ディスクユニオン
演奏が始まりました。まったくトークは挟まず、歌だけで進められていきます。1曲目の「蒲田行進曲」であがたさんの世界に引き込まれます。
2曲目は「永遠のマドンナK」よい曲です。歌が進み、左手の客席入口から緑魔子さん登場。客席通路を通って舞台に上がり、緑魔子さんの台詞から「最後のダンスステップ(昭和柔侠伝の唄)」の始まりです。最高でした。
第2部はボーナスステージということで『日本少年』から、そしてアンコールは「僕は天使ぢゃないよ」でした。
「柔侠伝シリーズ」の主人公は、柳勘九郎、勘太郎、勘一、勘平と4代にわたって物語を綴っていきます。バロン吉元先生は全話の最終回に次のように記しておられます。
「『柔侠伝』を書き続けて/足掛け十年・・・・・・・・・/私の理想とする/男の生きざまを/えんえんと性懲りもなく/綴ってきた
柔らかい侠(おとこ)を描くために/柔侠伝というタイトルを/考え 主人公の姓も柳と/した
多情多感で純朴で/腕力が強く/適当に遊び好きで/陽気で照れ屋で粗こつ者で/女と酒には弱いが/大胆小心の反骨者で/ちょっとつかみどころのない/玉石混淆の男だ
そのような矛盾に満ちた/多面性を有する/人間らしい主人公を/私は描きたかった」
これらの主人公を支えたのが魅力的なヒロインです。特に「朝子」と「茜」は最高でした。
こちらは茜ちゃんです。「樹氷にしてねと、あの娘は言った。」サントリー焼酎のコマーシャルに使われていました。
チェリッシュ「マイルド・ウォッカ」 ビクター 1978
「柔侠伝」シリーズは双葉社の「オンデマンドコミックス」で複刻版全巻を購入することができます。1冊945円とかなり高いですが・・・。
家に帰ってからあがた森魚さんのCDを探してみたところ、3枚持っていました。いずれも平成7年(1995年)ころ発売されたCDです。
キティエンタープライズ 1994.8.1
あがた森魚監督による映画のイメージサントラ盤です。
キティエンタープライズ 1995.7.26
このアルバムはテレビコマーシャルで流れていた「キットキット!! 遠く遠く!!」が聴きたくて購入しました。「怪盗ルビイ」のカバーも目的の一つでした。
発売元・MELDAC 1996.6.26
このCDは「さらばシベリア鉄道」のあがた森魚バージョンが聴きたくて購入しました。
当日は神田のホテルに泊まり、16日の月曜日は国会図書館に調べ物に行きました。対象は『漫画アクション』。主に西岸良平さんの作品掲載の確認です。なにしろ月イチ連載のため実際に見てみないと作品掲載誌が確定できません。
昭和51年(1976年)ころには「男柔侠伝」も連載されていました。こちらはほぼ毎号連載なので、確認も比較的容易なのですが、確認にとどまらず、ついつい読んでしまいます。そんなわけで、あまり調査は進みませんでした。それでも雑誌で読むのはコミックスとは違う喜びがありますから満足です。
バロン吉元先生のファンページに「柔侠伝」コーナーを作っています。「作品掲載誌」については調査が済んでいないため、未公開でした。今回の調査でわかった部分もありますので、まだ未完成ですが公開することとしました。
バロン吉元漫画館「柔侠伝」
バロン吉元先生からのご連絡により、アルバム『噫無情』を演奏するということで、「昭和柔侠伝の歌(最後のダンスステップ)」を聴くために、富士見市まで出かけました。
大事なシングルレコードです。これも持って行きました。ジャケットのイラストは「朝子」です。
出演者は、あがた森魚さんの他、鈴木慶一、駒沢裕城、鈴木博文、鈴木茂、武川雅寛、上原裕、矢野誠、それに、緑魔子さん。ものすごいメンバーです。
プログラム(全4面)の1面と2面です。
当日のチケットです。
会場で紙ジャケのCD『噫無情』を販売していたので購入。
オリジナルリリース 1974年3月 2007年最新24ビット・リマスタリング 制作・発売元:キングレコード 販売元:ディスクユニオン
演奏が始まりました。まったくトークは挟まず、歌だけで進められていきます。1曲目の「蒲田行進曲」であがたさんの世界に引き込まれます。
2曲目は「永遠のマドンナK」よい曲です。歌が進み、左手の客席入口から緑魔子さん登場。客席通路を通って舞台に上がり、緑魔子さんの台詞から「最後のダンスステップ(昭和柔侠伝の唄)」の始まりです。最高でした。
第2部はボーナスステージということで『日本少年』から、そしてアンコールは「僕は天使ぢゃないよ」でした。
「柔侠伝シリーズ」の主人公は、柳勘九郎、勘太郎、勘一、勘平と4代にわたって物語を綴っていきます。バロン吉元先生は全話の最終回に次のように記しておられます。
「『柔侠伝』を書き続けて/足掛け十年・・・・・・・・・/私の理想とする/男の生きざまを/えんえんと性懲りもなく/綴ってきた
柔らかい侠(おとこ)を描くために/柔侠伝というタイトルを/考え 主人公の姓も柳と/した
多情多感で純朴で/腕力が強く/適当に遊び好きで/陽気で照れ屋で粗こつ者で/女と酒には弱いが/大胆小心の反骨者で/ちょっとつかみどころのない/玉石混淆の男だ
そのような矛盾に満ちた/多面性を有する/人間らしい主人公を/私は描きたかった」
これらの主人公を支えたのが魅力的なヒロインです。特に「朝子」と「茜」は最高でした。
こちらは茜ちゃんです。「樹氷にしてねと、あの娘は言った。」サントリー焼酎のコマーシャルに使われていました。
チェリッシュ「マイルド・ウォッカ」 ビクター 1978
「柔侠伝」シリーズは双葉社の「オンデマンドコミックス」で複刻版全巻を購入することができます。1冊945円とかなり高いですが・・・。
家に帰ってからあがた森魚さんのCDを探してみたところ、3枚持っていました。いずれも平成7年(1995年)ころ発売されたCDです。
キティエンタープライズ 1994.8.1
あがた森魚監督による映画のイメージサントラ盤です。
キティエンタープライズ 1995.7.26
このアルバムはテレビコマーシャルで流れていた「キットキット!! 遠く遠く!!」が聴きたくて購入しました。「怪盗ルビイ」のカバーも目的の一つでした。
発売元・MELDAC 1996.6.26
このCDは「さらばシベリア鉄道」のあがた森魚バージョンが聴きたくて購入しました。
当日は神田のホテルに泊まり、16日の月曜日は国会図書館に調べ物に行きました。対象は『漫画アクション』。主に西岸良平さんの作品掲載の確認です。なにしろ月イチ連載のため実際に見てみないと作品掲載誌が確定できません。
昭和51年(1976年)ころには「男柔侠伝」も連載されていました。こちらはほぼ毎号連載なので、確認も比較的容易なのですが、確認にとどまらず、ついつい読んでしまいます。そんなわけで、あまり調査は進みませんでした。それでも雑誌で読むのはコミックスとは違う喜びがありますから満足です。
バロン吉元先生のファンページに「柔侠伝」コーナーを作っています。「作品掲載誌」については調査が済んでいないため、未公開でした。今回の調査でわかった部分もありますので、まだ未完成ですが公開することとしました。
バロン吉元漫画館「柔侠伝」