ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

犬吠埼灯台点灯140周年

2014年11月20日 | 灯台

11月15日の土曜日、犬吠埼灯台で点灯140周年記念セレモニーが開催されました。犬吠埼灯台は明治7年(1874年)11月15日に完成、点灯されたとのこと。この日がちょうど点灯140周年にあたります。

式典は午後からなので、11時40分発の銚子電鉄で犬吠へ向かいました。

電車が入ってきました。デハ1002です。デハ1002は来年1月上旬に引退します。この車両に乗れるのもあと少しです。

 


「1994~2015 ありがとう」の記念ヘッドマークです。「1002」の下には銚子電鉄カラー、鉄子カラー、そして現在の丸ノ内線分岐線カラーの顔が・・・。


車内で求めた弧廻手形は、デハ1002と銀座線カラーのデハ1001が並ぶデザインでした。


犬吠駅、今日も青空が広がっています。


細い坂道を降りて犬吠埼灯台に向かいました。水平線がはっきりと見えました。磯の香りが気持ちよいです。

 


灯台もこの日は無料で登れます。多くの方が登っているのが見えます。


トンネルを抜けると再び太平洋が目の前に広がります。波は比較的穏やかでした。

 

 


犬吠埼無線航行陸上局(ディファレンシャルGPS局)。「航行中の船舶に正確な位置を知らせるための無線局」で「衛星からのGPS信号を補正した高精度の位置情報及び気象情報を乗せた電波を発射しています。」とのこと。


犬吠埼灯台。野島埼灯台や観音埼灯台に行って感じたのですが、犬吠埼灯台は前に大きな広場があるので、全体像をとても美しく見ることができるんですね。


新しい「犬吠埼灯台案内図」ができていました。


この日は無料です。しかも新しいパンフレットができていました。この日に併せて作成されたようです。うれしいですね。


記念のティッシュペーパーもいただきました。


最初に右側の展示室へ行きました。


「灯台・灯船」ペーパークラフト展が開催中でした。「日本の紙灯台の父」南秀実氏によるヘンリー・ブラントンが設計した灯台です。

犬吠埼灯台です。


これだけ紙灯台が並ぶと圧巻ですね。


次に霧笛舎へ。この日は近所の高神小学校の犬吠埼灯台絵画展が開催されていました。

 

 

 


犬吠埼灯台の初代レンズです。明治7年(1874年)から昭和26年(1951年)まで使用されていました。最初の点灯はこのレンズだったのですね。


霧笛舎の前から灯台を見上げています。


次に灯台資料展示館へ。ここには沖ノ島灯台で使用されていた一等レンズが圧倒的な存在感を示しています。


展示資料館にも新たな展示がありました。川崎市在住の丸山胤幸氏がマルチコプターで撮影した空撮の映像が流されていました。


こちらは東京湾の東京灯標に使用されていた三等レンズです


沖ノ島灯台のレンズ。回転しています。いつまで見ていても飽きません。


2眼の面を見ると何となくウルトラマンの顔を連想してしまいます。


もうすぐセレモニーが始まるので、外に出ました。


展示資料館の前には犬吠埼灯台を描いた錦絵等が飾ってありました。

 


式典の会場です。


突然バグパイプの音が鳴り響いて、セレモニーの開幕です。


司会は観光協会観光アテンダントの鈴木さん。鈴木さんの後ろの石碑は「還暦犬吠埼燈臺祭記念碑」です。


以前撮った写真です。昭和10年(1935年)6月23日に、銚子観光協会によって建立されました。


隣には「犬吠埼灯台百年祭記念」の碑、「犬吠埼灯台120年祭記念碑」もあります。

 


式典終了後、再びバグパイプの演奏です。


続いて第二部はミニ音楽祭です。バグパイプ演奏等が行われました。

 

 


最後に、この日展示室に置かれていたフリーペーパーです。以前から欲しかったので、入手できてうれしいです。



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