ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

鶴見緑地展望塔~いのちの塔

2017年08月09日 | タワー
『国際花と緑の博覧会 20周年記念』のフレーム切手を入手しました。


「花の万博20周年記念事業」は平成22年(2010年)4月からスタートしたイベントで、フラワーカーペットやマスコット「花ずきんちゃん」の復活、フォーラムやスタンプ・ラリーなどが行われています。

このオリジナル・フレーム切手も、事業の一環として企画されたもので、2010年4月1日から大阪市等の郵便局で発売されました。

「いのちの塔」のフレーム切手もあります。


「国際花と緑の博覧会」は、20年前の平成2年(1990年)4月1日から9月30日まで、大阪の鶴見緑地で開催されました。

初日カバー3種類です。




開催時の公式ガイドブックです。


「いのちの塔」は花博終了後も取り壊されることなく、鶴見緑地に残りました。

以前入手した『ふしぎらんど』という雑誌です。「生命の大樹・いのちの塔 情報誌」とうたわれています。私が入手した中で最も古いのは、平成2年5月1日発行の第14号です。


一番新しいのは、平成3年6月1日発行の第26号です。途中抜けている号もあります。


博覧会開始前の平成元年に創刊され、閉会後も発行されました。

第15号は「夜の花博」を取り上げており、この号までは通常の花博の情報誌でした。


7月発行の16号になると、「100万人の心のシンボルタワー」として残るために、一人でも多くの会員を募る誌面が多くなっています。



会員数が目標の100万人に届かず、「いのちの塔」存続が危ぶまれる事態になっていました。

館長はカバゴンこと阿部進さん。いのちの塔を残すために、5月17日に館長に就任しました。「いのちの塔・会員になろう音楽隊」~高石ともやさんの64時間マラソン・コンサート~なども開催されています。

「100万人の子供たちの名を刻む塔を花博に建てよう」、これが「いのちの塔」の基本構想でした。

10月1日発行の第18号です。


8月22日の毎日新聞夕刊に「いのちの塔、撤去へ」「大阪市方針」との記事が載り、「いのちの塔」を残すためのラストスパートの活動が紹介されています。

その結果「存置する8つの施設」の一つに「いのちの塔」も入りました。「いのちの塔」を残すために大変な苦労があったのですね。

「いのちの塔」は花博記念公園鶴見緑地の展望塔として運営されてきました。


しかし、20周年記念の平成22年(2010年)3月31日に展望塔としての営業を終了しました。

今まで、20周年記念事業が始まる前日に営業が終了したことは、全く意識していませんでした。最後の日、3月31日に「いのちの塔」を訪塔して来ました。











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