ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

『散歩屋ケンちゃん』を見て その1(ネタバレ含みます)

2023年07月24日 | 銚子電鉄

『散歩屋ケンちゃん』を最初に見たのは、6月17日(土)の試写会でした。

いしだ壱成さん、石田純一さん初共演映画『散歩屋ケンちゃん』制作応援プロジェクト、クラウドファンディングのリターンの一つです。会場は地下鉄新宿御苑前から数分のビルの一室、この時寺井監督に初めてお目にかかりました。

その後、池袋シネマ・ロサ、イオンシネマ銚子の2館で見ており、感想も少し変わってきていますが、ここでは試写会での最初の感想を記してみます。

いちばん気になっていたのは映画のタイトルでした。『散歩屋ケンちゃん』、かつての裏ビデオ『洗濯屋ケンちゃん』を連想させるタイトルです。銚子電鉄応援企画がアダルト?
まさかそんなはずはない、これはもっと前の人気ドラマ「ケンちゃんシリーズ」の「ケーキ屋ケンちゃん」などの流れにつながるものだと、信じこもうとしていました。

映画が始まり、すぐにこれは確信犯だということがわかりました。パンフレットにはタイトルの由来も書かれており、当初は『○○屋ケンちゃん』の40年後を描こうとしたとあります。結局タイトルだけを残して内容は変えたとのことですが、これからの映画の広がりを考えると、タイトルも残さない方が良かったのではと思いました。

キャストについては、いしだ壱成、石田純一親子の共演が話題を呼んでいます。最初の感想は親子の年齢がよくわかりませんでした。石田純一さんは若くて年齢を感じさせません。壱成さんは年相応でしょうか。ケンちゃんは何歳の設定なのか気になりました。

また、ビッグ錠先生の出演場面が多く、準主役の活躍で、驚きうれしかったです。

 その他の感想です。
・銚子の風景が美しく描かれており、良かった。
・ケンちゃんは死んだの?佃さんは指名手配犯だったの?など謎が多く残りました。
・一番のクライマックス、ケンちゃんが父を車椅子に乗せて散歩する場面が早くに出てしまって、物足りない。「感動作」にはしたくない?
・ラストのビッグ錠先生のまんがが圧巻だった。
・最後の銚子電鉄車内でのオチはいらないのではないか。

などです。

次回は現在の感想をまとめます。

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