ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

西島三重子提供曲:その37 水森かおりさん

2010年07月13日 | 西島三重子
西島三重子さんの提供曲、第37回目は水森かおりさんです。
水森かおりさんへの提供曲は「神在月」で、平成22年7月現在では一番新しい提供曲です。アルバム『歌謡紀行Ⅶ ~輪島朝市~』に収録されています。

    徳間ジャパン 平成20年9月24日

「神在月」 作詞:みろく 編曲:若草 恵

平成21年1月発売のDVD、『水森かおりメモリアル・コンサート ~歌謡紀行~2008.9.25』にも「神在月」は収録されており、水森かおりさんが「神在月」を歌う姿を見ることができます。

    徳間ジャパン 平成21年1月14日

水森かおりさんへの提供曲は「神在月」が初めてですが、これまでに2曲、西島三重子さんの曲をカバーしています。最初のカバーは「池上線」でした。


アルバム『歌謡紀行~東尋坊~』 徳間ジャパン 平成14年7月24日
水森かおりさん最初の「歌謡紀行」で、”歌”で日本全国を旅する水森かおりさんの新たな魅力満載のCDです。その中の一曲として「池上線」がカバーされました。

「池上線」 作詞:佐藤順英 編曲:国生純一

次のカバー曲は「飛鳥坂」です。
この曲は西島三重子さんの『夢のあとさき』に収録された曲で、「池上線」「千登勢橋」に続く「地名ソング三部作完結版」です。


アルバム『10周年記念~オリジナル・ベストセレクション』 徳間ジャパン 平成17年11月30日

「飛鳥坂」 作詞:弥勒 編曲:若草 恵

水森かおりさんのデビュー10周年記念アルバムです。これまでのヒット曲に加えて書き下ろし楽曲を収録しています。「ご当地ソングの女王」水森かおりさんは東京都北区の出身のため、地元の地名ソングとして「飛鳥坂」が選ばれたようです。

以上の3枚のCDはすべて現在でも購入できます。ぜひ購入してお楽しみください。

なお、西島三重子さんの『夢のあとさき』は現在廃盤ですが、『十三夜』には「飛鳥坂」も収録していますので、こちらでお楽しみください。

『夢のあとさき』は何らかの方法で再発して欲しいですね。私の好きな西島三重子さんのアルバム3枚を(好きな歌がギュッと詰まったという基準で)選ぶと、『シルエット』、『シャドウ』、『夢のあとさき』になります。

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西島三重子提供曲:その36 福沢恵介さん

2010年07月11日 | 西島三重子
西島三重子さんの提供曲、第36回目は福沢恵介さんです。
福沢恵介さんへの提供曲は「凄春いろは草紙」「書きかけのバラード」の2曲で、アルバム『ことづて-伝言-』に収録されています。


『ことづて-伝言-』は、インディーズレーベル「イマジン・ボイス・レコード」から、平成9年に発売されました。上のCDジャケットからもわかるように、アルバムの歌手名は福沢恵介 with 西島三重子となっており、西島三重子さんが3曲、デュエットで参加しています。

CDの発売月日は、調べてみたのですが、はっきりしませんでした。ファンクラブホームページの談話室の情報を見ると、
・9/10(水)18:30~,発表会,札幌パークホテルとありますから、9月頃の発売だったと考えられます。

「凄春いろは草紙」 作詞:門谷憲二 編曲:小出博志
「書きかけのバラード」 作詞:門谷憲二 編曲:小出博志

アルバム全10曲の作詞を門谷憲二さん、編曲を元フォーク・デュオ『BUZZ(バズ)』のヴォーカル小出博志さんが担当しています。

また、参加ミュージシャンの中には平野肇、平野融、小出博志さんがおり、平成11年(1999年)から始まる南青山MANDALAでのライブにつながっています。

YouTubeの「凄春いろは草紙」と「書きかけのバラード」です。

凄春いろは草紙

書きかけのバラード

福沢恵介さんは北海道を中心にご活躍で、オフィシャル・ホームページもありますが、残念ながら『ことづて-伝言-』については入手困難のようです。

昨年(平成21年)発売された西島三重子さんのアルバム『十三夜』で、「凄春いろは草紙」をセルフカバーしています。


平成21年3月18日 ポニーキャニオン 全編曲:深川翔太

このアルバムは現在も購入できますし、音楽配信サイトで試聴、曲単位の購入もできます。
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西島三重子提供曲:その35 折笠愛さん

2010年07月09日 | 西島三重子
西島三重子さんの提供曲、第35回目は折笠愛さんです。
折笠愛さんへの提供曲は「ラストコール」「Ta・bi・ji」の2曲です。

最初の提供曲は「ラストコール」で、アルバム『ムーンライトカフェ』に収録されています。

    日本コロンビア 平成8年4月20日

『ムーンライトカフェ』は、KBS京都放送で毎週オンエアーされていた、『折笠愛のムーンライトカフェ』をそのままCD化した体裁になっています。ドラマCD以外のアルバムとしては、『淑女超特急』に続く2枚目でしょうか。

「ラストコール」 作詞:弥勒 編曲:小西真理

YouTubeの「ラストコール」です。

ラストコール

折笠愛さんについては、素晴らしいファンページがあり、西島三重子さんの提供曲を調べるのに、いろいろ参考にさせていただきました。

折笠愛貯蔵庫

この曲の作詞は弥勒さんです。「かもめよりも遠くへ」に次いで2曲目となります。弥勒さんは、現在の西島三重子さんの曲の作詞をほとんど手がけており、一番重要な作詞家になっています。

「かもめよりも遠くへ」の発売が平成3年11月、そして「ラストコール」が平成8年4月で、5年の月日が流れているのですが、この間、西島三重子さんの新作の発売はありませんでした。イラストや童話・絵本、エッセイ集の執筆など歌以外の活動が多くなっていた時期でした。

そして平成8年7月にエッセイ集『ヤクシ団欒物語』が発売され、11月には茨城県波崎町で行われた「伊東ゆかりコンサート」にゲスト出演。翌平成9年6月には雀部さんにより「西島三重子FanClub『風』ホームページ」が開設。木村充輝さんや福沢恵介さんのアルバムにデュエットで参加、と「みーちゃんが動き出した!」と実感した日々でした。

ファンとして、新しい「風」を感じた時代。そのような中で見つけた提供曲。感慨もひとしおで、忘れられない曲です。

次の提供曲が「Ta・bi・ji」です。アルバム『Truth』に収録されています。

    パイオニア 平成11年8月25日

「Ta・bi・ji」 作詞:室生あゆみ 編曲:難波正司

この曲は、『折笠愛貯蔵庫』管理人の酒造「梁の上」会長さんに教えていただきました。

「本日発売の折笠愛さんのニューアルバム「Truth」の中の「Ta・bi・ji」と言う曲を、西島三重子さんが提供(作曲)されていました。なお、この「Truth」のラジオCMでは、この曲が使われています。」(平成11年8月25日)
折笠愛さんの公式サイトによると、『Truth』は6枚目のCD(アルバム)になります。

YouTubeの「Ta・bi・ji」です。

Ta・bi・ji

沢田聖子さんへの提供曲のように、さわやかで、大好きな提供曲のひとつです。
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西島三重子提供曲:まとめその4

2010年07月07日 | 西島三重子
西島三重子さん関係のレコードのまとめ4です。第4期は、東芝EMI時代です。始期は昭和60年からなのですが、どこまでを東芝EMI時代とするかが難しいです。

東芝時代の後期は、オリジナルアルバムを発売できない時期が長く続きました。
そのような中で、西島三重子さんは、東芝系のプロダクションであるTOEMIミュージックオフィスに所属することになり、河野さんがマネージャーにつきました。
そして、河野さんがTOEMIを定年退職し、西島三重子さん、しゅうさえこさんと共に、アオイスタジオに移籍したのが平成4年5月1日でした。このことから、一応平成4年までを第4期としました。

したがって、次の第5期はアオイスタジオ時代(平成5年から現在まで)となります。
 
昭和60年(1985年)
10月21日 シングル「時計を見ないで/時代川」
11月30日 アルバム『SHADOW』

昭和61年(1986年)
 1月22日 酒井雅子「キャッツ・ダンス」
 1月22日 酒井雅子「スウィート・ドリーム」
 2月21日 中山ミサ「ごめんね」 
 6月 4日 アルバム『寝物語』
 6月  日 アルバム『MIEKO NISHIJIMA 76/45』(非売品)
 6月25日 シングル「流されて」
 9月 3日 シングル「冬なぎ」
10月22日 アルバム『冬なぎ』

昭和62年(1987年)
 6月 5日 アルバムCD『ニュー・ベストナウ』
 7月 5日 シングル「池上線」(再発)
 9月 5日 アルバム『PERSONA』
 9月21日 かおりくみこ「あいつのハンググライダー」(カバー)

昭和63年(1988年)
 2月 5日 子門真人「にが虫おじさん」
 2月 5日 アルバム『想いのとどく日』
 2月25日 シングル「カフェ・ニセ」
 3月  日 アルバム『MIEKO NISHIJIMA LIVE』(非売品)
 8月25日 シングルCD「池上線/のんだくれ」
11月  日 アルバム『地球よ廻れ DIRECT CUT 45』(非売品)

平成元年(1989年)
 2月21日 マルシア「池上線」(カバー)

平成2年(1990年)
  月  日 太田 真季「ガラスの聖夜」

平成3年(1991年)
11月13日 シングル「かもめよりも遠くへ/少年の日の海~洲の崎へ」

平成4年(1992年)
12月 2日 梓みちよ「TOKYOシンドローム」

なお、カバー曲については、注目曲のみを記載しています。
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西島三重子提供曲:その34 太田真季さん

2010年07月05日 | 西島三重子
西島三重子さんの提供曲、第34回目は太田真季さんです。
太田真季さんへの提供曲は、「ガラスの聖夜」1曲です。

    アルバム『コンチェルト』 平成2年 音楽センター

「ガラスの聖夜」 作詞:平野 肇 編曲:中村暢之

この曲も平野肇さんの作詞ですね。

YouTubeの「ガラスの聖夜」です。

ガラスの聖夜

この曲も探し出すのに苦労しました。入手した時の喜びを、ホームページの「ばくのひとりごと」は、次のように書いています。

「提供曲「ガラスの聖夜~サイレントナイト」の詳細がわかりました!先日の茂原ふぇるまぁたライブの際、マネージャーの飯塚さんにお願いした答えをマンダラライブの時にいただき、太田真季さんのアルバムであることが判明しました。」

「永く存在が不明であった「ガラスの聖夜」。ついに入手できました。西島さんからアルバムの存在を教えていただき、あとはヤフーオークションで購入、インターネットの威力は本当にすごいものです。
なお、このアルバムには弥勒さん作詞の「夜明けのバラライカ」が収録されているほか、「愛のコンチェルト」「カミニート」など多くの曲が西島さんの『ペルソナ』と重なっています。
当初「~サイレントナイト」はサブタイトルと思っていたのですが、CDを聴いてみると「ガラスの聖夜」に続けて「サイレントナイト(きよしこの夜)」を歌っています。(2006.12.17)」

太田真季さんは、これまでの生き方や歌との関わりを記した、エッセイ集『真季の小径』を著しています。

『真季の小径』大月書店 平成8年(1996年)7月18日

プロフィールは「ソプラノ歌手。音楽センター声楽本科終了」
「'73年ベルリンでの世界平和友好祭に文化代表団として参加するなど、うたごえ運動を基盤に活動を続けている」
「オリジナルはもちろん、ロシア民謡や、ヨーロッパ歌曲、フォルクローレ、日本の叙情歌などを見つめ直し、うたってきた。ヒット曲「百万本のバラ」が人気を呼ぶ」

「百万本のバラ」は、加藤登紀子さんの歌で覚えたので、なんとなくシャンソン系の歌と思っていました。このエッセイ集を読んで、ロシアの歌であること、日本で最初に歌ったのはロシア系二世のニーナさんであること、日本語訳は松山善三さんであること、太田真季さんはニーナさんの歌を聴いてこの歌を歌い始め、今も歌い続けていることを知りました。うたごえ運動の中では松山善三さんの「百万本のバラ」が歌われることが多いようですね。

YouTubeには、様々な「百万本のバラ」がアップされています。加藤登紀子さん、久米小百合(久保田早紀)さん、本家のアラ・プガチョワのうた、現在は稚内市でロシア料理『ペチカ』の店長をされているニーナさんの店内ライブなど、聞き飽きることはありません。

太田真季さんのファースト・ソロ・アルバムは「百万本のバラ」や「うぐいす」を収録した『WITH LOVE』(昭和62年)です。
そして、セカンドアルバムが『THINK OF ME』。
正確な資料はないのですが、CD番号等から判断すると、次のサードアルバムが『コンチェルト』だと思います。

オリジナルは「ガラスの聖夜」1曲で、「白い想い出」を除く11曲が外国曲となっています。

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