ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

西島三重子提供曲:その33 子門真人さん

2010年07月03日 | 西島三重子
西島三重子さんの提供曲、第33回目は子門真人さんです。
子門真人さんへの提供曲は1曲、NHK「みんなのうた」の「にが虫おじさん」です。


シングルカセット キングレコード 昭和63年(1988年)2月5日

「にが虫おじさん」 作詞:平野 肇 編曲:平野 融

YouTubeの「にが虫おじさん」です。

にが虫おじさん

「にが虫おじさん」の初回放送は、昭和62年(1987年)12月~昭和63年(1988年)1月とのことです。
なお、昭和62年の6月~7月には「あいつのハンググライダー」が放送されています。
(『みんなのうた缶』を参考にさせていただきました。)

シングルカセットはこの時のものですが、当時、シングルレコードやCDシングルは見つけることができませんでした。

作詞の平野肇さんと組むのはこれが初めてではなく、テイチク時代に『SIESTA(真昼の夢)』(昭和57年)、『Old Dancer』(昭和58年)を発表しています。
東芝EMI時代には、素晴らしい作品が多く、西島三重子さんにとって、門谷憲二さんに続く重要な作詞家になりました。
「SEQUENCE OF MEMORIES ~想い出のページ」、「エピローグ」、「そうよSMILE AGAIN」、「冬なぎ」など名曲が並んでいます。

また、編曲の平野融さんと組むのは初めてでしょうか。ギタリストとして、編曲家として、現在の西島三重子さんにとって、最も重要な方です。

余談ですが、私が平野肇、融兄弟の演奏を初めて見たのは、岡林信康の「ベアナックルレビュー」で八日市場市(現匝瑳市)に来た時ですから、ちょうどこの頃になるのでしょうか。

「にが虫おじさん」を収録したCDです。


『NHKみんなのうた VOL.26』 キングレコード 昭和63年7月5日

作詞:平野 肇 編曲:平野 融 うた:子門真人 

CD等の「NHKみんなのうた」は全曲がオリジナル歌手ということは珍しく、他の歌手のカバーで収録されています。
『みんなのうた缶』によりますと、昭和63年12月1日発売の日本コロンビア『NHKみんなのうた ベスト30』に、水木一郎さんの「にが虫おじさん」が収録されているようです。

私が持っているのは平成5年発売のCDです。


『NHKみんなのうた ベスト50』 日本コロンビア 平成5年7月21日

作詞:平野 肇 編曲:高田 弘 うた:水木一郎

YouTubeの水木一郎さんの「にが虫おじさん」です。

にが虫おじさん

今年4月1日、六本木スイートベイジルで行われた西島三重子さんのデビュー35周年ライブで、「あいつのハンググライダー」「にが虫おじさん」を歌っていただきました。西島三重子さんの歌う「にが虫おじさん」を聴くことができて、うれしかったです。

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西島三重子提供曲:その32 中山ミサさん

2010年07月01日 | 西島三重子
西島三重子さんの提供曲、第32回目は中山ミサさんです。
中山ミサさんへの提供曲は「ごめんね」1曲です。アルバム『宴』に収録されています。

    テイチク 昭和61年2月21日 

「ごめんね」 作詞:庄司陽子 編曲:佐藤 寛

アルバム『宴』は、「BE-LOVE人気漫画家シリーズ」の一枚で、漫画家の庄司陽子先生がアルバムのために書き下ろした詩8編で構成されています。
作曲は西島三重子さんのほかには月代京兵さんが3曲、全曲の編曲を担当している佐藤寛さんが3曲、井上能正さんが1曲です。
歌は全曲中山ミサさん。

この作品もJASRACの検索で発見しましたが、収録アルバムがわかりませんでした。ある時、3曲を作曲している「月代京兵」から調べた結果、月代京兵はシンガーソングライターの遠藤京子(響子)さんであることがわかりました。
そして遠藤響子さんのファンページ「WEB de CoCo」の作品リストで、収録アルバムが判明しました。
あとはいつものようにオークションでアルバムを発見し、入手することができた次第です。

中山ミサさんをネットで検索すると、多くの情報を得ることができます。一番多いのがコンサートやライブ、レコード・CD制作へのコーラス参加です。現在もご活躍のようですね。

「中山ミサ」と「中山みさ」の名前で活動されているようですが、どのような基準で使い分けられているのかはわかりません。

B.B.クイーンズの坪倉唯子さんとの活動では「中山ミサ」と表記されています。

堀江美都子さんの40周年記念ボックスに収録された、『LIVE IN EGG-MAN』は昭和60年2月21日の発売ですが、ここでは「Chorus:中山みさ」と表記されています。

次の活動が、カラオケの模範歌唱と「こどものうた」などのカバーレコーディングです。名前の表記は「中山みさ」です。

    音源:ボイスプロモーション 販売:東京音楽工業

このカラオケの模範歌唱で、「池上線」を歌っています。チェウニ版の「池上線」ですね。

「こどものうた」のカバーでは、アニメ『ちびまる子ちゃん』の最初の主題歌「ゆめいっぱい」を歌っています。

もう一つの活動が教会音楽で、サンパウロAVCからアルバムを発売しています。
サンパウロAVCは、カトリック聖パウロ修道会の視聴覚グループで、CDの企画、制作等をしています。


『アーメン ハレルヤ』 中央出版社ポールメディア(現サンパウロAVC) 平成元年(1989年) 全9曲収録 唄/中山みさ 編曲・演奏/馬飼野康二


『WALK in the LiGHT』 サンパウロAVC 平成7年(1995年)全13曲収録 Vocal/Nakayama Misa(中山みさ) 

また、今回調査をしている中で、『宴』と同じようなオリジナルのレコーディングも発見しました。漫画家の飯坂友佳子さんのアルバムで1曲歌っています。


『飯坂友佳子オリジナルアルバム YUKAKO・LAND』 平成5年(1993年)9月17日 ポニー・キャニオン 
「DEAR MY MOONLIGHT KID~[今夜は月光少年] 作詞:飯坂友佳子 作・編曲:新井理生 歌:中山みさ
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