
三十三間堂の1000体を越える千手観音群像 これでほぼ500の観音様。写真右手に続いて見上げる大きな中尊の坐像(下の画像)↓がものすごい存在感で鎮座し。さらにその右手に500の観音様が並んでいます。だから上の写真は全体の半分に満たない。この中尊坐像と背中合わせになって、もう一体の観音様が本堂の後ろを通る回廊の中央で御開帳。千手観音立像は1001体と言われています。全長120mの一直線の御堂です。このお堂の裏の軒下を利用して江戸時代から行われていた三十三間堂の通し矢の競い合いが有名です。
何度か訪れたところだったが。新聞記事↓をみて急に会いたくなった。
堂内撮影禁止なので、写真はネット上の画像から拝借しました。
圧倒される仏様の群像
黒ずんだ金箔の観音像をみて、真っ先に龍をイメージしました。私の背中に張り付いている龍はこんな鱗の色をしているのです。
三十三間堂、これは私の撮影。
ゆっくり時間をとり、その後真言宗智積院(ちしゃくいん)で心の洗濯をしました。
画像でお楽しみ下さい。
大広間の向こうにお庭。これ以上のんびりくつろげる場所はないと思うほど、ゆっくりのんびり、自分との対話が出来ました。
自分の空と向き合う
苔と岩のハーモニー
最近、己をグッと近くに感じられるようになって、
眼にするお庭は至福そのものでした。 よき一日でし^た^
桜を見にいく場所にしていました。
花はもちろん、葉桜、紅葉、落ち葉、骨桜と、時の変化を楽しまれていたのでしょう^ね^
骨桜は私の造語ですが、その先に硬い芽を見つけるとこがらしの中でも何かあったかいものを感じますね。
何かと花に特化されるですが、このようにまるごと愛でる方に出逢うと、桜の方も喜んでいるような、そんな想像をしてしまいます^よ^。
花は論外ですが、私は若い枝の樹皮が好きです。
この時の流れに今を意識されているZIP様を興味深く思いま^す^
智積院の宝物館のことです
壁面全て国宝です。
思う存分堪能できますよ、
是非お試しください。
長谷川等伯一派の障壁画ということで、見てきました。
中でも等伯の息子久蔵の遺作桜図と等伯の楓図が並べて展示されているのは圧巻でした。
息子が壁画制作中足場から落ちて急死し、その死を悼んで描いた等伯の楓図。
並んだ親子の作品に言葉を失いました。
私の龍制作にも大いに参考になることがあって、よかったで^す^
そうか!、ZIPさんの見に行った桜というのは、この桜のことだったのですね。
今の今、気付きました!
等伯は私の一番好きな絵師で、
松林図屏風は私が鉛筆で目指す画境の目標なんです^よ^
日本庭園は伊勢神宮にてじっくり見たことがあるますが、こうして写真でも感じられる…”趣”というのか、”懐かしさ・和そのもの”というのか
…心の故郷感?を感じる気が私はします。(私見100%)
”~自分との対話が出来ました。”
この真下の写真、自然と心が無になりそうな(?)感が好みだったりします(木の端からの写真:いいなぁ…と。)
…のしてんてん様のコメントにあった
”長谷川等伯一派の障壁画:桜図~楓図””松林図屏風”
…調べて写真を見ました…前者2つも言わずもがな ”松林図屏風:霧の中に浮かぶ…平面とは思えない風景画”
…芸術とはここまでのものにまで辿り着ける…究極の何たるかを見た…そんな気がしました。
心穏やかになる日本庭園の写真と絵画の話と…。
記事に感謝を…!
神々しいし、心の故郷感確かにありますよね。
心が落ち着くというのは、そう言うことなんだと私も思いま^す^
等伯の絵ご覧になったのですね。素晴らしいでしょう。何も描いていない空が、まさに完璧なまでに真実になっているという感じですよね。
次の記事で書くつもりですが、等伯はあの絵で空即是色を現実のものにしたと思っているのです。
空をいかに生かしていくのか、とても大切なテーマだと思います。
折師さんにも役に立ちます^よ^-¥
大広間・・ここでおにぎりを食べたらさぞ美味しいことでしょう。
警備員:「 そこの人、ここは飲食禁止ですよ 」
「 あそこのガイドさん、アイス食べてるよ? 」
警備員:「 あれ、アイスじゃなくてマイクでしゃべってるのっ 」
壁画に隠された背景を知ると、良い意味でゾーっとしちゃいそうです。
私観覧中、そんなことが頭に浮かんで困りました。お経を唱えながら今晩のご飯の心配をしているようなもので^す^
ところが、頭脳も衰え、スムーズに計算も出来んのですよ。
え~ッと、1001ノ観音様 × 1,000本の手・・・と。
えっ、0がいくつだっけ?
そこで何度もやり直し。
で、賽の河原を思い出しました。
石を積み終える頃鬼がやって来て蹴飛ばしてしまうってやつ。
ああ、せめて
アイスのマイクというフェイクでもあったら、閻苦の計算地獄から救われましたのに。
念力で、sure_kusa様のコメ、あの時の私に念送してみましょ^う^
ありがとうございました。