深い闇

確かな存在は 闇の中にある 光がくる前から そこにあるもの 私の本質 静かに目を閉じて 内なる闇に 意識を集中させよう 闇より暗い 真実が見えてくる . . . 本文を読む

置いてけ地蔵

辛いことがあったら、置いてけ地蔵の出番。 そっくりここに置いてお帰りなさい。 でも苦悩はあなたの案内役、 あなたの間違った考えを教えてくれる警報装置。 とても大切なものだから 捨てないでほしい。 苦悩の生まれない正しい考え方が そこから導かれてゆくんだから。 . . . 本文を読む

青空に落ちてゆく

何年ぶりだろう 地面にねっころがって目を開けると 私の前に空しかなかった 昨日にも明日にも つながりを持たなかったら 深い空に落ちて 私は 神さまの体を味わう . . . 本文を読む

幸せの64羽の連鶴

心の中にしあわせがやってきて 64羽の連鶴を折りたいと思いました 延べ8時間ほどかかってやり遂げました 試行錯誤、 途中、折り方を間違えつながりが逆になったりして 一羽の鶴を4回も折りなおしたり、 ほとんど出来上がってから、 半数近くの鶴は逆折りしなくてはならないことに気付きやり直したりと、 アクシデント続きでしたが、 ほとんど平静に 64羽を折り終えました 幸せが一杯だよ . . . 本文を読む

あめ雨ふれふれ

あめ雨ふれふれ アジサイの 色が溶けてるカタツムリ あめ雨ふれふれ あなたの肩に そっと差し出す蛇の目傘 . . . 本文を読む

今そしてここ

幸せは 今、ここにしかない だから 幸せは 求めるものではなく 感謝するものなのだ . . . 本文を読む

雨ふる日には

雨の日は 傘さして うきうきする 心をみることがある まだどこかで 子供のころの自分と つながっているところが あるんだな . . . 本文を読む

自分と自分でないもの

風呂上りにプチンと爪を切った。 ゴミ箱に捨てた爪は自分なのだろうか・・・ 湯上りの汗を拭ったタオル、その汗は自分なのだろうか・・・ 深呼吸した胸の中、その空気は自分なのだろうか・・・ この体の細胞、そして原子、これは自分なのだろうか・・・ みずみずしいみどりの森、これは自分ではないものだろうか・・・ 地球と太陽、それは自分ではないものなのだろうか・・・ . . . 本文を読む

汗

部屋にいると汗が浮き上がってきた この汗は朝飲んだコップ一杯の水だろう その水は水道の蛇口をひねった。 その前は水道局の貯水池 その前は川 そしてその前は雨 その前は雲、その前は海 その前はくらげの細胞 その前は、その前は、 水ははるかなむかしから旅をして この一時 私の体を通り抜けた そして私は 命を与えられた . . . 本文を読む

苦悩はシグナル

苦悩がやってきたら 道を踏み外したシグナル だからそんな時 どこで道を間違えているのかを探せ 逃げたらさらに大きくなる苦悩だが 誤りを正したらシグナルは消える 誤りはいつも頭の中にある . . . 本文を読む