あれもしなければ、これもしなければ、
思考は次々に起こってきて焦りになる。
雑草引きをしていてそれが良く見える。
今この瞬間、私は一本の草をつまんで引き抜いている。
その同じ時間に、私の愛する男はヒマラヤの燃える朝を眺めているだろう。
同じ瞬間を生きているのだ。
雑念がなかったら、私の草引きは、彼のヒマラヤと等しく融合する。
それ以外に . . . 本文を読む
雨が降って程よく地面が緩んだ。
イラクサのような一本立ちする草は引きやすい。
逆に、ススキの大株は土が湿って粘りつく感じで重くなる。
やって見ないと分からない体験だ。
目立つススキを選んでそこから始める。体力の要るものを真っ先に片付けるためだ。
草引きの効果が見えるようになってきて、欲も出てくる。
いつの間にか2時間を過ごした。
やりす . . . 本文を読む
白い石ころを敷き詰めたマーブルビーチ
そこにはびこっている雑草の帯を取り除き、前のようなきれいな浜辺にしたい。
突然頭に浮かんだ思いが朝の散歩を楽しく継続する力になっている。
30分ほどの作業、
引き終わった場所を眺めていると、次のターゲットが見えてくる。
すると、今すぐにもその草をとりたくなる。
その心を残して帰るのだから、
明日が待 . . . 本文を読む
3時半起床、目覚めたら起きる。
頭がよけいなことを考えなくなってきたようだ。
体と共にあり、今この瞬間の中に生きる。
そんな思いが草引きという単純なことからでも生まれる。
ことの軽重ではない、
心を決めるということがすべてなのだろう。
それなら、心を決めるのは軽い方がいい。
二週間継続した。
明日もやらない理由はない。
やる . . . 本文を読む
両腕が傷だらけになっている。
ほとんどがススキの葉の切り傷だが、手のひらの傷が化膿しているようで赤く腫れてチクチクする。
今日は手袋を持って出た。
道具はありがたいもので、葉のあたりを気にすることなく作業が進んで、思わず時間を過ごした。時計を持っていないので正確なところは分からないが、一時間近く草抜きをしたようだ。草のない部分が広がった。それが意識できるほど面 . . . 本文を読む
起床4時50分
目が覚めるとすぐ起きるようにしているが、時間はまちまちだ。
草引きというこtだけを心に決めて、後は自然体。
思うように動く。それが真実につながると信じている。
起こってくる思考を評価しないで見つめていると、自然に目標に向って動いていることが分かる。ゴミのような思考の中に真実が混ざっている。そして草の根のようにつながっている。
目標に . . . 本文を読む
一日1本のはずが、自分の立っている半径1メートルの除草に発展した。
やり方に慣れたせいもあるが、毎日続ける体力を考えると、それくらいの労力がちょうどよい。
4時半起床、5時浜につく。30分除草作業、6時アトリエ、カトマンズーの茶を飲んでキャンバスに向う。7時帰宅して朝食。そしてこのブログ。
心を決めるとリズムが出来る。
毎日の様々な喜怒哀楽の感情は、表面的な薄っ . . . 本文を読む
辛い知らせがあった。
失意がやる気をなくさせる。
心の表層は悲しみの色に変る。
ものごとを続ける秘訣は、心の深層でそれを決めることだ。
朝4時起きで、浜に向う。
心の表層は不安と悲しみが黒雲のように私を取り巻いてささやく。
そんなことをして何の得になる。
足も、背中も慣れない仕事で身が入って痛い。
喜びはどこにもない。
私は . . . 本文を読む
土曜日の朝、浜で時間的な余裕がある。
そして今日はうれしいことがあった。
草引きに欲が出て、歩道と浜辺を4回往復した。
つまり4日分の作業。
そして歩道から海までの間に、草のない空間が出現したのだ。
雑草の拡がる帯を横に切断した。
今日はうまい酒が飲める。
. . . 本文を読む
考えた。
毎日往復4キロの道を通い、草引きをする。
それを誰かに命令されてやっているとしたら、その苦痛は容易に想像できる。
喜んでやる心と雲泥の差があるのだ。
人は誰でも幸せになれる。
その根拠となるのがこの心の落差にある。
幸せになるコツをつかんでほしい。
今日は6株引いた。 . . . 本文を読む