先日作品の搬出に、丹波まで出かけた帰り、JR日根野駅を通過した。
日根野駅の手前で、今まで聞いたことのない車内放送があった。電車を日根野駅で切り離す案内だったのだが、それに続いて英語のアナウンスが流れた。そして中国語、韓国語と続いた。
JRをひとりのボランティアのおじさんが動かしたのだとすぐに分かった。私は、浜で草刈りをしているおじさんの姿を思い浮かべた。毎朝出かけるマーブルビーチの草引きで、 . . . 本文を読む
住居からの最寄駅はJR和泉砂川。
大坂から快速に乗ると、日根野を過ぎて和歌山方面にある駅だ。下手をすると、日根野から関空に行ってしまう失敗をする。
その原因の一つは、私のドジなのだが、もう一つはJRにあると常々思っていた。
和歌山に行くなら和歌山行の電車に乗る。関空に行くのなら関西空港行の電車だ。子供でも分かる理屈なのだが、問題はJRがこの二つの電車を連結して走らせていることにある。八両編成 . . . 本文を読む
私がマーブルビーチの草引きをはじめて4年目になる。
その間、毎朝そこで会う人たちの顔ぶれは随分変わってきた。
そんな中で一人だけ、ずっと目にする人がいる。特に親しく話をするわけでもなく、互いに目を合わせたらぼそっと挨拶する程度だった。それが去年の暮だったか、暗い中草引きをしていては手元が見えないやろと、小さなライトをくれた。
それでも、私達は互いに名前を訊くことも、告げることもなく、相手の人 . . . 本文を読む
今日、明日と、私は会場に行きます。
写真は先週のオープニングでの一コマ。Facebookからの引用です。(写真村瀬)
背景の作品は石田克の作品。
自家製の和紙(こうぞ100%の特性和紙)に墨で、5千人以上の人物が描かれています。その人物がさらに大きな人の顔になったり、風景になったりして、独特のユラユラの世界、克ワールドをつくり出しています。外見だけをみるとグロテスク感がありま . . . 本文を読む
発見
2015-12-04 | 日記
面白い発見をした。
さびた包丁が出てきて、これを磨きこんでやろうと心に浮かんだ。
最近、心に浮かんだことを実践することが増えたその一つがこれがったのだが、
そこに発見があったのだ。
家にあったちっさな研石でごしごしやるのだが、なかなか難しい。らが出来て包丁はいつまでたってもピカピカ光らない、包丁の刃に意識を集中して、絵を描くより真剣にやってみるが、思うようにいかない。
一日5分と決めて、 . . . 本文を読む
後々忘れないで分かりやすい日にということで12月1日を式の日取りに決めて、30年目に入った。大した波風もなく、いつの間にか過ぎ去った年月が結婚式にともしたローソクに刻まれている。
毎年、この日に灯をともして、御馳走をつくる。ローソクを囲んで家族の集合写真が恒例となった。
続ける事、それがしあわせの秘訣だと、若い人たちには伝えたい。
絵は続けたいというのが、私個人の思いだった。
その . . . 本文を読む