デジタル放送化って誰が望んだの？

　昨日でＮＨＫ－ＢＳのアナログハイビジョン放送が終った。このチャンネルでは時々すごく良い番組をやっていたので見られなくなって残念だ。もちろんデジタルチューナーを買うか、それを内蔵したテレビを買えばデジタルハイビジョンが見られるわけだが、まだテレビも全然故障しないし、かと言って次に買う時はデジタルチューナー内蔵型を買うわけだから、今、デジタルチューナーを買うのも気が進まない。悩ましいところだ。ところで、ふと気がついたのだが、デジタル放送化っていったい誰が望んだのだろう。今まで「デジタル放送化を待ち望んでいる。」なんていう人を一人として見たことも聞いたこともない。

双葉山に泥を塗った相撲界

　大相撲の時津風部屋で起きた力士死亡事件は真相が明らかになるにつれ、５０年来の大相撲ファンとして怒りがこみあげてくる。これじゃ暴力団と一緒だ。相撲界に限らず、例えば大学の運動部でも上級生が下級生に鉄拳制裁を加えるなんてことはよくあった。少なくとも我々の頃は。でも、監督が一緒になって殴るなんて聞いたことがない。今回のケースの異常さは親方が率先して暴力を振るっていることだ。時津風部屋といえば史上最高の横綱・双葉山が興した名門だ。その名門にこんな程度の低い親方しかいなかったのだろうか。しかもこの事件が起きてから既に３ヶ月も経っているのに、事件を知っていたはずの相撲協会はいったい何を考えているのか。朝青龍事件もそうだが、相撲協会には危機管理能力が全くない。お飾りの理事長には危なくて記者会見もさせられない。相撲協会の運営もそろそろ外部の力を借りる時期に来ているのではないか。