徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

吉尾孝徳君を偲ぶ

2007-10-15 13:14:01 | その他
 同級生の吉尾孝徳君が突然亡くなった。病気をしているわけでもなく、まさに突然死らしい。お互い何があってもおかしくない年齢ではあるがやはりショックだ。彼とは深いつき合いがあったわけではないが、いくつかの忘れられない想い出がある。最初の出逢いは高校1年、彼がサッカー部、私が水球部に入った頃だ。お互いに東京の大学に進学する時、同じ寮に泊まって別々の大学を受験しに行ったこともある。彼は早稲田のサッカー部を目指した。見事合格したが、何せ当時の早稲田は1級上に釜本邦茂がいて、天皇杯でも優勝するくらいの強豪チーム。彼の活躍する場はなかった。大学卒業後、それぞれ就職して彼のことも忘れていたが、母校の高校のサッカー部監督をやっているという話を聞いた。それからしばらくして母校チームを率いて正月の高校サッカー選手権に出場するという話を聞いて、大宮のサッカー場まで応援に行ったこともある。お互いに会社を退職した後、私がパソコン教室を始めた頃、彼が習いに来たこともあった。さらに私の甥の賢太が同じ高校に入ってサッカーをやると聞いた時、何か因縁めいたものを感じたものだ。彼に思い残すことがなかったかどうかはわからない。しかし、私の知る限り、ともに大学を目指していた頃語っていた夢はほぼ達成したのではないだろうか。心からご冥福を祈る。お疲れさん!合掌。