徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

学力テストの結果に思う

2007-10-24 23:05:04 | 時事
 新聞によれば『43年ぶりに実施された全国学力テストでは、基礎知識の定着が見られる一方、読解力、活用力の不足という子どもの「弱点」が改めて浮き彫りになった。』とあった。 それって「子どもの弱点」じゃなくて「大人の弱点」じゃないの?と思った。要するに学校の先生にしろ、親にしろ、知識を教えることしかやってないから、当然子どもがそうなっているだけの話だ。文科省は指導要領を見直すと言っているが、はたして今の学校の環境で先生たちにそれができるだろうか。甚だ疑問だ。
 もう10年以上もパソコンの指導に携わっているが、パソコン教育でも同じようなことが言える。IT革命などと言ってパソコンの操作を憶えることにしゃかりきになっていた10年前とすっかり様相が変わった。今や「パソコンスキルを前提として“いい仕事”をする。」ことが課題となった。しかし、パソコン操作を教える指導者はいても、仕事のやり方を教えることができる指導者は極めて少ないのが現状だ。