徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

子どもの躾(しつけ)

2008-12-30 15:23:42 | その他
 昨日、ツタヤでこんなことがあった。レンタルDVDが並んだ棚を眺めていると、5、6歳くらいの男の子と若いお母さんが連れ立ってやってきた。男の子はお目当てのDVDのところに早く行きたかったのか、僕と棚の間を駆け抜けようとした。棚が並んだ通路は狭いので、その男の子は咄嗟に僕と棚との間をスルーしようとしたのだろう。その瞬間、お母さんの声が飛んだ。「ダメ!うしろを通りなさい。」男の子はもう通り抜けたところだったが、立ち止まり、バツの悪そうな顔で母親の顔を見た。そこでお母さんは僕に「すみません」と謝った後、その子にもう一度、「見ている人がいたら必ずうしろを通りなさい」とゆっくりと言いきかせていた。しっかりと躾をするお母さんだなぁと感心した。最近、公共の場所で子どもたちにやらせ放題で何にも言わない親たちをよく見かけるが、中にはこんな親もいるんだなぁと、ちょっと安心した。「機会教育」という言葉があるが、子どもを教育する機会は日常生活の中にいくらでもあるものだ。