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今日とても残念なニュースを聞いた。西武のアイスホッケーが今シーズン限りで廃部するというのだ。思えば僕が大学生だった1966年、サッカーに1年遅れて日本リーグがスタートした時から西武鉄道が参戦した。王子製紙、西武鉄道、古河電工、岩倉組、福徳相互銀行の5チームで始まった日本リーグは、西武がカナダから日系の若林兄弟を加入させ、70年頃に一つのピークを迎えた。リーグ戦の主会場ともなっていた品川プリンスホテル・アイスアリーナにはよく試合を見に行ったものだ。その後、西武は福徳相互銀行の廃部を受けて国土計画と分割したが、母体企業の事情でチームも紆余曲折があり、再び合併したりしたが、母体企業の不振はとうとうチームの廃部という結末を迎えてしまった。残念でならない。アイスホッケーの成功がなければ、おそらく西武ライオンズも誕生していなかっただろう。あの、若林兄弟対引木・黒川で盛り上がった西武・王子戦は今や遠い夢の中の話のようだ。