徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

麦畑

2009-05-20 15:04:05 | その他
 今朝の熊日紙に、黄金色に輝く麦畑の写真が掲載されていた。麦畑が眺めたくなったので、所用で合志に行った帰りに近くの麦畑に行ってみた。まさに「麦秋」の風景が広がっていた。思わず、海達公子の詩「落穂ひろい」が口をついて出た。やがて収穫が終ると、この詩のような光景が見られるのだろうか。

 ■落穂ひろひ
  麦の穂をひらふ おばあさん
  袋をからうてゐる
  どこの おばあさんだらうか
  雲仙嶽も くれかゝつてゐる
  どこの おばあさんだらうか

 これは彼女が尋常小学校6年(12歳)の時に作った詩で、昭和3年9月号の「赤い鳥」に推奨作品として掲載された。