徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

アウトブレイク

2009-05-16 22:27:47 | 時事
 新型インフルエンザがいよいよ“アウトブレイク”の様相を呈してきた。疫学的には“パンデミック”のレベルに入ったと言うらしい。水際で食い止めるのは現実的には不可能だろうと思っていたので特に驚きはない。しかし、このところの政府や行政機関のものものしい対応ぶりには若干違和感を感じる。例年のインフルエンザ流行の時には、首相までがコメントするなど聞いたこともないが、弱毒性だと言いながらも、未知のウィルスなのでどう対応していいかよくわからないのが実際のところだろう。一連の騒動を見ているとどうしてもダスティン・ホフマンが主演した95年の映画「アウトブレイク」を思い出してしまう。日本でも昨年「感染列島」なんていう映画があったが、こちらの方はまだ観ていない。それはさておき、この状況がさらに拡大していくと、いろんなイベントなどが中止に追い込まれはしないかと心配だ。また、みんなが外出を控えると、せっかくの景気拡大策も効果半減になりかねない。ただただ、早く終息してくれることを願うばかりだ。