
先日放送されたNHKのドキュメンタリー番組「アスリートの魂」では陸上短距離の江里口匡史(鹿本高出身)を取り上げていた。170cm/60kgと短距離走者としては恵まれない体格の江里口選手が、ロンドン五輪を目指し、コーチの朝原宣治さんとの二人三脚で、自分の感覚を信じながら究極の走りを追究する姿はまるで求道者のそれだった。今週末はいよいよロンドン五輪の代表が決まる日本選手権がやってくる。4月の織田記念陸上で山縣亮太(慶應大学)におくれをとった江里口が巻き返し、日本選手権100m4連覇を達成して代表の座を獲得できるかどうかが僕の最大の注目である。
男子100mのエントリー選手は下記の20選手。
※写真は4月の熊本県選手権で優勝した時。