徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

高校3年は鬼門か?

2016-06-07 16:48:18 | スポーツ一般

 ここ数年、必ず見に行っていた高校総体の陸上競技は、熊本地震の影響で会場が八代となったため、今年は見に行くことが出来なかった。結果をネットや新聞で確認するしかなかったが、何よりも残念だったのは、女子短距離で県下ではダントツの実力者、宮崎亜美香(必由館高3)が故障のため走れなかったことだ。これによって、2012年の野林祐実(九州学院)以来のインターハイ優勝もけっして夢ではないと思っていたのだが、出場資格さえ失ってしまった。あとは秋の国体。彼女が得意とする200mはないが、100mで実力を見せつけるレースを期待したい。
 彼女は今年が高校最後のシーズンだが、どうもこの高校3年というのは鬼門のようだ。昨年も、北川愛菜(熊学付高)、深川恵充(八代東高)らの実力者が故障のため、不本意な高校最後のシーズンを送った。高校2年の時にインターハイで100と200の2冠に輝いた野林祐実でさえ、高校3年の時は、インターハイこそ2位だったが、集大成と臨んだ国体では失速、決勝にも進めなかった。中学から高校にかけて女子にとって成長期の微妙な年代ではあるが、体調管理や育成方法などに課題がありそうだ。
※右の写真は昨年の国体少年女子A100m4位の時の宮崎亜美香。

▼昨年の国体熊本県最終予選・少年女子A100m決勝